はじめに
「カップル旅行なのに別々の部屋ってアリ?」
実は最近、“距離を大切にするカップル旅行”として、別々の部屋を選ぶ人が増えています。
同棲前の確認・リラックス重視・睡眠スタイルの違いなど、その理由はさまざま。
本記事では、カップルが別室に泊まる理由や心理、メリット・デメリット、
そしておすすめ宿泊施設まで詳しく紹介します。
なぜカップル旅行で別々の部屋を選ぶの?主な理由5選
卒業旅行②大分、湯布院withなかにし、いおりん
— エッミ (@napolihul0315) February 25, 2019
・湯めぐり初心者に厳しい、カップルで温泉入りたい人にはとてもオススメ、貸切風呂持ってる宿率がとても高い
・すごく山道、自重しない歩行者と車
・(ご飯)ご利用は計画的に
・肉まんマジパネェ美味い
・温泉RTA pic.twitter.com/hb1GlH2uDx
① プライベートな時間を大切にしたい
旅行は楽しいものですが、常に一緒だと自分の時間を確保できず、疲れが溜まってしまうことがあります。
別々の部屋を選ぶことで、お風呂上がりにゆっくりスキンケアをしたり、趣味に没頭したり、翌日の予定を一人でじっくり考えたりと、完全に自分だけの時間を持てるようになります。このプライベートな時間が、旅全体の満足度を高めることに繋がります。
② 寝るときの生活リズムが合わない
カップルによって、就寝時間や寝室での習慣は大きく異なります。
- 一方が夜型で、もう一方が朝型
- 一方がいびきをかく、または物音に敏感
- エアコンの温度設定の好みが違う こうした生活リズムや睡眠スタイルの違いは、旅行中の大きなストレス源になりがちです。別室にすることで、お互いが最高のコンディションで快眠でき、翌日の観光を心から楽しめるようになります。
③ 同棲前の“相性確認”として試している
将来的に同棲や結婚を考えているカップルにとって、別室旅行は**「半同棲」の予行練習**のような役割を果たします。
常に一緒にいる旅行期間中に、別々の部屋で過ごすことで、「一緒にいる時間と離れている時間のバランス」を客観的に確認できます。お互いの独立した生活スタイルを尊重し合えるかを試す良い機会となります。
④ 長期旅行で気疲れを防ぎたい
3泊4日以上の長期旅行では、どんなに仲の良いカップルでも気疲れが生じやすいものです。旅先での非日常感や移動の疲れに加え、常に相手に配慮し続けることで、知らず知らずのうちにストレスを溜めてしまいます。
別室にすることで、その日の疲れをリセットし、翌日にはまた新鮮な気持ちで相手と向き合えるようになります。
⑤ ケンカ防止・気まずさ回避のため
旅行中に小さなケンカや意見の食い違いが起こることは少なくありません。もし一緒の部屋にいると、ケンカをしても顔を合わせ続けなければならず、気まずさが長引いてしまいます。
別室があれば、クールダウンするための物理的な距離を取ることができ、気持ちを落ち着けてから冷静に話し合う時間を確保できます。
別々の部屋にするメリット・デメリット
【メリット】お互いを思いやる距離感が保てる
物理的に距離を置くことで、次に会う時間をより楽しみ、お互いの存在のありがたみを再認識できます。「また会いたい」という感情が生まれやすくなり、マンネリ化を防ぐ効果も期待できます。
【メリット】快眠・集中・自分時間の確保
前述したように、睡眠環境が最適化されることは大きなメリットです。また、読書や仕事(ワーケーション)、ヨガなど、相手に邪魔されずに集中したい時間を確保できるため、旅の目的を多様化できます。
【デメリット】寂しさを感じやすい
特に付き合いたてのカップルや、普段からべったりなカップルは、夜一人で寝ることに寂しさを感じることがあります。「旅行に来ているのに意味がないのでは?」と感じてしまう可能性もあります。
【デメリット】宿泊費が高くなる場合も
ツインルームやダブルルームを一つ予約するよりも、シングルルームや別の部屋を二つ予約する方が、当然ながら宿泊費は高くなります。コスト面での折り合いをつける必要が出てきます。
別室を選ぶカップルの心理背景とは?
付き合いたてカップルの「緊張と配慮」心理
付き合いたてのカップルが別室を選ぶのは、**「配慮」と「緊張」**の心理が大きく関係しています。
初めてのお泊まりで「寝顔を見られたくない」「体のラインを見られたくない」といった心理的障壁があるため、お互いにリラックスして過ごせる環境を優先します。
同棲カップルの「リフレッシュ目的」
普段から毎日顔を合わせている同棲カップルや夫婦の場合、別室は**「リフレッシュ」**のための選択です。
旅行先でまで日常と同じ空間にいると新鮮味が薄れるため、意識的に別々の空間を作り、再会時に「新鮮な気持ち」でデートを楽しみたいと考えています。
長年付き合うカップルの「関係の再確認」
長く付き合っているカップルは、**「関係の再確認」や「自立した関係性の維持」**を求めて別室を選びます。
信頼関係があるからこそ、一時的に離れることに不安を感じず、一人で過ごすことで「やっぱりこの人が好きだ」と関係性をポジティブに再確認できます。
別々の部屋でも仲良く過ごすコツ
チェックイン・チェックアウトは一緒に
お互いの部屋が別でも、ホテルの手続きや荷物の搬入・搬出は一緒に行いましょう。**「この旅行を一緒に楽しんでいる」**という一体感を共有することが重要です。
食事・観光は同じ時間を共有
部屋は別でも、観光や食事の時間はもちろん一緒に過ごします。別室はあくまで**「夜の睡眠とプライベート時間」を充実させるため**と割り切り、日中のアクティビティは二人で計画を立てて楽しみましょう。
夜はメッセージやLINEで軽く連絡を取る
部屋に戻った後も、完全に連絡を絶つ必要はありません。「無事に着いたよ」「おやすみ」といった短いメッセージやLINEで軽くコミュニケーションを取り、心の距離が離れていないことを確認し合いましょう。
翌朝の“再会時間”を決めておく
「明日の朝8時に、〇〇ホテルのロビーで集合ね」というように、翌朝の待ち合わせ時間を具体的に決めておくと、お互いに安心して自分の時間を過ごせます。再会時に「おはよう!」と挨拶する瞬間が、新鮮な気持ちで一日を始める良いきっかけになります。
おすすめの部屋タイプ&宿泊プラン
ツインルーム+コネクティングルーム
最もおすすめなのは、コネクティングルームです。これは、隣り合ったツインルーム(またはダブルルーム)同士が内扉で繋がっているタイプの部屋です。 普段は別々の部屋で過ごし、話したい時や朝だけ内扉を開けて行き来できるため、プライベートと共同空間のバランスを最も取りやすいです。
隣同士の個室が選べるホテル
コネクティングルームがない場合でも、事前にホテルに連絡し、**「できるだけ隣同士の部屋」**をリクエストしましょう。フロアが同じであれば、移動の負担も少なく、何かあったときにも安心です。
一棟貸し宿で部屋を分けるスタイル
一棟貸しヴィラや古民家宿を選ぶのも一つの手です。部屋数が多い一棟貸しであれば、広々としたリビングやキッチンといった共用スペースは一緒に使いつつ、寝室だけを各自で確保することができます。別荘感覚で楽しみたいカップルに最適です。
別室OKのおすすめホテル3選(楽天トラベルより)
ここでは、別室を選びたいカップルにおすすめの宿泊施設をご紹介します。コネクティングルームや一棟貸しなど、プライベート感を重視したプランが充実している施設を選びました。
① アパホテル(全国主要都市)
ビジネスホテルチェーンでありながら、コネクティングルームの設置に積極的です。ツインルーム同士やシングルルーム同士を内扉で繋いだ部屋が多く、都市部でのカップル旅行において、リーズナブルに別室利用を実現できます。
👉 おすすめのホテル→アパホテル&リゾート〈大阪梅田駅タワー〉(全室禁煙)
② 宮古島来間リゾート シーウッドホテル(沖縄)
全室がヴィラ(一棟貸し形式)またはスイート仕様となっており、完全に独立したプライベート空間で過ごすことができます。特にヴィラタイプは寝室を分けやすく、最高の南国リゾートでありながら、別室ニーズにも応えられます。
👉おすすめのホテル→ シーウッドホテル<宮古島>
③ 湯布院 山灯館(大分)
由布岳を望む静かな温泉旅館。離れ形式や部屋数が多い造りのため、隣同士の部屋を利用しやすい傾向にあります。趣のある共用スペースや貸切風呂など、二人きりの時間を共有できる居心地の良い空間も充実しています。
👉 おすすめのホテル→湯布院 山灯館
まとめ|別々の部屋でも“心の距離”は縮められる
別室旅行は「仲が悪い」わけではなく、「関係を大切にする選択」です。無理に一緒に過ごすより、“自分らしく楽しむ時間”を持つことで、関係がより深まります。
一緒にいない時間が、ふたりの絆を強くするのです。
お互いを尊重し、リフレッシュできる別室旅行で、これまで以上に素敵なカップル関係を築いてください。
おすすめのホテルを見る>>
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