はじめに
現役大相撲力士の尊富士(たけるふじ)関は、青森県北津軽郡金木町(現:五所川原市)出身の実力派力士です。
大相撲への道のりは平坦ではなく、保育園時代から怪我に悩まされながらも、着実に実力をつけてきました。尊富士関の来歴を追っていきましょう。
保育園時代から相撲を始める
#九州場所2024初日
— Lulit (@OneLoveLulit) November 10, 2024
朝紅龍ー尊富士
叩き込みで尊富士！初日白星☆
尊富士が軽くタッチしたの見た？ pic.twitter.com/cOJw78EjgK
尊富士関は、保育園時代から相撲を始めました。祖父が草相撲の強豪だった縁で、保育園の頃から相撲の稽古に励んでいたそうです。
保育園児の時代から、稽古後のコンビニで買ってもらえる唐揚げが楽しみで、そのためにも熱心に相撲の稽古に取り組んでいたそうです。
小学校時代の活躍
小学校4年生時にはわんぱく相撲全国大会で個人ベスト8と団体優勝を、5年生時には個人3位の成績を収めています。
小学校5年生からは地元のつがる旭富士ジュニアクラブに通っていました。
中学校時代の活躍と怪我
中学校は地元の金木中学校ではなく、つがる市立木造中学校に進学しました。
中学3年時には全国都道府県中学生大会で個人3位、全中個人ベスト8、白鵬杯団体優勝・個人3位の実績を残しています。
しかし、中学3年時の全国大会では左膝前十字靱帯を断裂する大けがを負いました。
寒い地域での通学路の凍った廻しを1000回のスクワットで解凍するなど、尊富士選手は大変な環境の中で相撲に励んでいました。
高校時代の活躍
尊富士関は、鳥取城北高等学校に進学しました。高校時代からその実力を発揮し、以下のような実績を残しています。
- 1年時: 金沢大会で個人8強
- 2年時: 左膝前十字靱帯を断裂
- 3年時: 全国高校総体個人3位、選抜高校相撲宇佐大会個人3位
3年時には全国高校相撲の大会で好成績を収めましたが、大会中に再び左膝を負傷し、3位決定戦は不戦敗となりました。
大学時代の活躍
高校卒業後は日本大学法学部政治経済学科に進学し、日本大学相撲部に入部しました。大学時代の主な成績は以下の通りです。
- 2年時: 全日本大学選抜金沢大会準優勝、全国学生体重別大会135キロ未満級準優勝、全国学生選手権団体優勝
- 3年時: 全国学生選手権団体優勝
- 4年時: 全国学生相撲個人体重別選手権大会無差別級16強
大学時代も高校時同様、怪我に悩まされながらも着実に実力をつけ、全国大会で好成績を収めていました。
大相撲入門前 まとめ
2022年8月16日、尊富士選手は大相撲の伊勢ヶ濱部屋に入門することを発表しました。
入門には青森県出身の伊勢ヶ濱親方の影響が大きく、中学生時代からの交流があったことが背景にあります。
入門時点で23歳と高齢でしたが、年齢制限緩和措置が適用されて大相撲の道を歩むことになりました。
高校、大学時代の怪我に悩まされながらも、着実に実力をつけてきた尊富士選手の今後の活躍が大いに期待されています。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。(^^♪
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