はじめに
日本の政治界で独自の存在感を放つ猪口邦子。彼女の経歴は、学問と政治の見事な融合を体現しています。
国際政治学者から国会議員、そして大臣へと至る、彼女の非凡な人生をたどってみましょう。
プロフィール
猪口邦子さんの子には障害があります。それを知ってか知らずか国会で立憲民主党の蓮舫は「障害児をもつ親の気持ちを知らないだろう」と執拗にからんだが、猪口さんは最後まで自分の子どものことは言わなかった pic.twitter.com/z8iHsfe2Dg
— @airi_fact_555 (@airi_fact_555) November 27, 2024
氏名: 猪口 邦子(いのぐち くにこ) 生年月日: 1952年5月3日 出身地: 千葉県市川市 年齢: 72歳 職業: 政治家、国際政治学者 所属政党: 自由民主党 学歴:
- 上智大学外国語学部卒業
- イェール大学大学院 政治学研究科博士課程修了(Ph.D.)
主な経歴:
- 上智大学外国語学部・法学部教授
- 衆議院議員(1期)
- 参議院議員(3期)
- 内閣府特命担当大臣(少子化・男女共同参画担当)
- 軍縮会議日本政府代表部特命全権大使
専門分野:
- 国際関係論
- 安全保障論
主な受賞歴:
- 1972年 NHK「青年の主張」全国最優秀賞
- 1989年 読売新聞吉野作造賞
- 2003年 エイボン女性年度賞
学究の道から政治の世界へ
猪口邦子は1952年、千葉県市川市に生まれました。上智大学外国語学部を卒業後、イェール大学大学院で政治学の博士号を取得。
その学問的な背景は、彼女の政治キャリアの強固な基盤となりました。
1980年以降、上智大学で教鞭を執り、国際関係論、安全保障論の分野で研究を重ねてきました。
ハーバード大学やオーストラリア国立大学での客員研究員経験も、彼女の国際的な視野を広げました。
政治家としての転身
2005年、小泉純一郎首相の要請を受けて衆議院議員選挙に出馬。比例東京ブロックから初当選を果たします。
同年10月には、第3次小泉改造内閣で内閣府特命担当大臣(少子化・男女共同参画担当)に抜擢されました。
2010年には参議院議員に当選し、その後3期連続で千葉県選挙区から当選。
自民党内でも着実にキャリアを積み上げ、2014年には自民党人事局長、2018年には自民党内閣第一部会長に就任しました。
政策と主張
猪口の政治的立場は、安全保障と国家のあり方に関して明確な意見を持っています。
- 憲法改正に前向き
- 9条改正を支持
- 防衛費の大幅増額を主張
- 選択的夫婦別姓制度には反対
特に、国際政治学者としてのバックグラウンドを活かし、日米同盟や安全保障政策に関して独自の見解を展開してきました。
最近の政治活動
2024年9月の自民党総裁選挙では、上川陽子を推薦するなど、依然として政界で重要な役割を果たしています。
個人的背景
夫は著名な政治学者の猪口孝。自身を「小泉チルドレン」と自認するなど、政治への深い理解と情熱を示しています。
猪口邦子の経歴 まとめ
猪口邦子の経歴は、学問と政治の境界を自在に越える稀有な知性を示しています。
国際政治学者としての鋭い洞察力と、政治家としての実践力を兼ね備えた、まさに現代日本を代表する知識人の一人と言えるでしょう。
彼女の今後のさらなる活躍が期待されます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。(^^♪