自衛隊の体重制限とは？入隊条件や、基準、合格ラインを徹底解説！

はじめに

自衛隊には体力・健康を重視した採用基準があり、その中でも体重制限は特に重要なポイントのひとつです。

具体的には、身長に応じた適正体重が求められており、肥満や痩せすぎは不合格となる場合もあります。

この記事では「自衛隊 体重 制限」というキーワードに沿って、入隊時に求められる体重の基準や判定方法、注意点について詳しく解説していきます。

自衛隊の体重制限の基準とは？

引用元：unsplash

基準は「BMI（体格指数）」で判断される

自衛隊では体重制限の判断に、BMI（Body Mass Index）という体格指数が用いられます。 BMIの計算式：

BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)

合格ライン

• BMI18.0未満：痩せすぎで不合格となる可能性あり
• BMI18.0〜26.0：適正範囲（合格ライン）
• BMI26.0超：肥満と判断され、不合格の可能性あり

この基準は、陸上・海上・航空自衛隊すべてに共通していますが、職種によっては柔軟に判断されることもあります。

入隊試験での体重チェックの流れ

1. 書類選考時

体重は身長とともに自己申告します。この時点で基準を大きく外れていると、書類選考で不合格となることもあります。

2. 一次試験（適性検査・筆記）

体重測定は行われませんが、健康診断に進む前段階です。

3. 二次試験（健康診断）

ここで正式な身長・体重測定が行われ、BMIが確認されます。基準外の場合は再測定・再評価が求められる場合もあります。

4. 最終合否判断

体重制限を含む身体条件は最終合否の重要な判断材料となります。

体重制限で不合格にならないための対策

1. 応募前に自分のBMIを確認する

体重と身長からBMIを計算し、自衛隊の基準に入っているか確認しておきましょう。

2. 短期間で減量・増量しない

無理なダイエットや急激な体重増加は健康診断で悪影響が出る可能性があり、逆効果です。

3. バランスの良い食事と運動で体型を整える

日常的に体を動かし、食事管理を徹底することが最も有効な方法です。

職種別の柔軟な対応も

特定職種では柔軟な評価が行われる場合も

航空学生や音楽隊員、技術職など一部の職種では、体重制限が多少緩和される場合があります。ただし、基本的な体力と健康状態が担保されていることが前提です。

女性の体重制限について

女性も同様にBMIで判断される

男性と同じくBMI18.0〜26.0が目安とされています。特に女性の場合、体脂肪率や健康状態も含めて総合的に評価されます。

月経やホルモンバランスも配慮対象

女性特有の身体変化にも一定の理解があり、医師による個別判断が加わることもあります。

自衛隊入隊を目指す方へのアドバイス

目標体重を設定し、継続的に取り組む

試験日から逆算して3か月前から計画的に体型調整を行うのが理想です。

模擬計測や健康診断で現状を把握する

市販の体組成計や健康診断を利用し、体重・体脂肪・筋肉量などを定期的に確認しましょう。

自衛隊の体重制限：まとめ

自衛隊の体重制限は、BMI18.0〜26.0の範囲を基準としており、健康な体づくりが前提となります。

過度な痩せ・肥満は不合格となる可能性があるため、受験を検討する方は早めに準備を始めることが大切です。

規則は男女共通ですが、職種や個別の健康状態に応じて柔軟な対応もあります。

最後までお読み頂きましてありがとうございました。(^^♪