はじめに
羽田空港の駐車場選びで失敗したくない方へ。「到着したら満車だった」「予約できなかった」という経験はありませんか?
本記事では、P1〜P5の各駐車場を実際の利用者目線でランキング化し、繁忙期の混雑回避テクニックや満車時の裏ワザを徹底解説します。GWや年末年始の実体験をもとに、確実に駐車できる方法をご紹介します。
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羽田空港駐車場ランキング(おすすめ順)
羽田空港には第1・第2・第3ターミナルにそれぞれ駐車場があり、計5つの駐車場が運営されています。ここでは利便性・料金・混雑状況を総合的に評価したランキングを紹介します。
P1〜P5駐車場の混雑状況・利便性
1位:P4駐車場(第3ターミナル)
第3ターミナル直結で、国際線利用者に最も便利な駐車場です。2020年開業と最も新しく、設備が充実しています。収容台数は約2,000台で、24時間入出庫可能。ターミナルまで徒歩3〜5分というアクセスの良さが魅力です。
混雑状況は繁忙期でも比較的余裕があり、平日なら当日でも駐車できる可能性が高いです。ただし、年末年始とGW・お盆の大型連休期間は早朝に満車になることもあります。
2位:P3駐車場(第2ターミナル)
第2ターミナル直結で、ANAなど国内線利用者に最適です。収容台数は約1,500台。ターミナルまで連絡通路で直結しており、雨天時も濡れずに移動できます。
混雑しやすい駐車場の一つですが、比較的回転率が高く、午前中なら空きが出やすい傾向にあります。第2ターミナル利用者の第一選択肢となるため、連休初日は早めの到着がおすすめです。
3位:P1駐車場(第1ターミナル)
第1ターミナル直結で、JALなど国内線利用者向けです。収容台数は約1,800台と比較的大規模。ターミナルまで屋根付き通路で接続されています。
P3と同様に混雑しやすく、特に連休初日の午前中は満車リスクが高まります。ただし、午後以降は出庫も多く、タイミングによっては駐車可能です。
4位:P2駐車場(第1ターミナル)
P1の補助的な駐車場で、収容台数は約1,200台。ターミナルまで徒歩7〜10分かかるため、荷物が多い場合はやや不便です。
P1が満車の際の受け皿となることが多く、連休中でも比較的空きがある可能性が高いです。時間に余裕があり、コストを抑えたい方向けです。
5位:P5駐車場(第3ターミナル)
P4の補助駐車場で、収容台数は約1,000台。ターミナルまで無料シャトルバスで約5〜10分の距離です。
最も混雑しにくい駐車場ですが、シャトルバス待ち時間や移動時間を考慮すると、フライト時間の2時間半前には到着したいところです。深夜・早朝便利用時は運行間隔に注意が必要です。
料金・サービス比較
基本料金体系(全駐車場共通)
- 入庫から30分まで:無料
- 30分〜1時間:150円
- 1〜24時間:1,530円
- 24時間以上:1日あたり1,530円
全駐車場で料金は統一されており、支払いは現金・クレジットカード・電子マネーに対応しています。長期割引は特にありませんが、事前予約(後述)を利用すれば確実に駐車できます。
サービスの違い
P1・P3・P4は屋内駐車場のため、車体の汚れや直射日光による車内温度上昇を防げます。一方、P2・P5は一部屋外エリアがあり、夏場や長期駐車時は注意が必要です。
全駐車場に身障者用スペースが確保されており、エレベーター・エスカレーターも完備。P1・P3・P4には授乳室や休憩スペースもあります。
送迎サービス・屋根付きの有無
屋根付き駐車場
- P1(第1ターミナル):全面屋内
- P3(第2ターミナル):全面屋内
- P4(第3ターミナル):全面屋内
- P2(第1ターミナル):一部屋外あり
- P5(第3ターミナル):一部屋外あり
屋内駐車場は雨や雪の日でも車が濡れず、荷物の積み下ろしが快適です。また、夏場の暑さや冬場の凍結リスクも軽減できます。
無料シャトルバス
P5駐車場からは第3ターミナルまで無料シャトルバスが運行されています。運行時間は5:00〜23:30で、ピーク時は5〜10分間隔、深夜・早朝は15〜20分間隔です。
P2駐車場は徒歩移動が基本ですが、距離があるため、スーツケースなど大きな荷物がある場合は動く歩道やエレベーターを活用しましょう。
送迎車両の乗降スペース
空港まで送迎してもらう場合は、各ターミナルの出発階に一時停車スペースがあります。10分以内の停車は無料ですが、駐車場への入庫はできないため注意してください。
混雑時の体験談・裏ワザ
繁忙期の羽田空港駐車場は争奪戦になります。ここでは実際の利用者の体験談と、満車を回避するための具体的なテクニックを紹介します。
GW・お盆・年末年始の実体験
2024年GW初日の体験談(第2ターミナル・P3駐車場)
朝7時に到着したところ、すでにP3は満車表示。係員の誘導でP2駐車場へ向かったものの、そちらも満車寸前で最上階の隅にギリギリ駐車できました。フライトは10時だったため、余裕を持って到着したつもりでしたが、GW初日の混雑を甘く見ていました。
教訓として、大型連休初日は午前6時台までに到着するか、前日から駐車しておくのが確実です。
2024年お盆期間の体験談(第3ターミナル・P4駐車場)
8月12日の夕方18時、国際線利用のため第3ターミナルへ。P4は予想通り満車でしたが、P5駐車場には空きがあり、シャトルバスでターミナルへ移動しました。バス待ち時間は約10分で、トータルでも20分程度の余裕でチェックインできました。
お盆期間でも夕方以降は意外と空きが出ることがあり、P5という選択肢を知っていたことで焦らず対応できました。
2024年年末年始の体験談(第1ターミナル・P1駐車場)
12月29日の早朝5時半に到着。P1駐車場はまだ空きがあり、スムーズに駐車できました。しかし、チェックイン後に駐車場を確認したところ、7時には満車表示が出ていました。
年末年始は特に混雑が激しく、深夜・早朝便でない限り前日からの駐車を検討すべきです。予約なしで当日駐車する場合は、午前5〜6時台が狙い目です。
公式駐車場の予約方法+タイミング
駐車場予約サービスの概要
羽田空港公式サイトから事前予約が可能です。予約可能期間は利用日の3ヶ月前から前日まで。料金は通常と同じですが、確実に駐車スペースが確保されます。
予約手順は以下の通りです。
- 羽田空港公式サイトの駐車場予約ページにアクセス
- 利用ターミナル・日時・期間を選択
- 車両情報(ナンバー・車種)を入力
- クレジットカードで事前決済
- 予約完了メールを受信
入庫時に予約番号または予約完了メールを提示すれば、専用レーンから優先的に入庫できます。
予約のベストタイミング
- 繁忙期(GW・お盆・年末年始):3ヶ月前の予約開始日に即予約するのがベストです。人気のP1・P3・P4は数日で埋まることもあります。
- 通常期の週末:2週間〜1ヶ月前でも予約可能なケースが多いですが、早めの予約がおすすめです。
- 平日:前日でも空きがあることが多いですが、念のため1週間前には確認しましょう。
キャンセルポリシー
予約のキャンセルは利用日の前日まで可能で、キャンセル料は無料です。予定が変わる可能性がある場合でも、とりあえず予約しておき、不要になったらキャンセルするという戦略も有効です。
民間駐車場の活用事例
空港周辺の民間駐車場
羽田空港周辺には多数の民間駐車場があり、公式駐車場より料金が安いことが多いです。主な特徴は以下の通りです。
- 料金は1日800〜1,200円程度(公式より300〜700円安い)
- 無料送迎サービス付き(空港まで10〜15分)
- 洗車サービスや車内清掃のオプションあり
- 事前予約で確実に駐車可能
おすすめ民間駐車場の例
大田区京浜島や羽田旭町エリアに集中しており、「羽田空港 民間駐車場」で検索すると多数ヒットします。事前にネット予約できる施設を選ぶと、当日の手続きがスムーズです。
民間駐車場利用の注意点
- 送迎時間に余裕を持つ(フライト時刻の2時間半〜3時間前に駐車場到着)
- 送迎車の運行時間を確認(深夜・早朝便は対応していない場合あり)
- 屋外駐車が多いため、車体カバーなどの対策を検討
- セキュリティ対策(防犯カメラ・警備員の有無)を確認
満車時の代替案
予約なしで到着し、公式駐車場が満車だった場合の対処法を紹介します。焦らず冷静に対応すれば、ほとんどのケースで解決できます。
周辺駐車場・コインパーキング
空港外周の時間貸し駐車場
羽田空港から徒歩圏内(10〜20分)にいくつかコインパーキングがあります。料金は1日最大1,000〜1,500円程度で、公式とほぼ同等か若干安い程度です。
ただし、徒歩移動が必要なため、大きな荷物がある場合は不便です。タクシーを使う手もありますが、それだと余計なコストがかかります。
大田区内の駐車場からタクシー利用
最終手段として、大田区内のコインパーキングに駐車し、タクシーで空港へ向かう方法があります。タクシー代は片道1,500〜2,500円程度で、往復では追加コストがかかりますが、フライトに遅れるリスクを避けられます。
帰国時は事前にタクシー会社へ配車予約をしておくとスムーズです。また、駐車場の場所を正確に記録しておくことを忘れずに。
民間駐車場の当日予約
公式駐車場が満車でも、民間駐車場は当日でも空きがある場合があります。スマホで「羽田空港 民間駐車場 当日予約」と検索し、電話で確認してみましょう。
多少時間はかかりますが、フライトまで2時間以上あれば十分間に合います。送迎サービスの時間を確認し、余裕を持って到着できるか判断してください。
公共交通・空港アクセスの活用
自宅まで戻って公共交通で再出発
時間に余裕がある場合、いったん自宅へ戻り、車を置いて公共交通機関で空港へ向かうという選択肢もあります。駐車場代がかからず、むしろ電車代の方が安く済むこともあります。
羽田空港へのアクセスは以下の方法があります。
- 京急線(品川駅から約15分、横浜駅から約30分)
- 東京モノレール(浜松町駅から約20分)
- リムジンバス(都内・神奈川各地から運行)
最寄り駅の駐車場に車を置く
自宅から空港までの中間地点で、駅前駐車場に車を停めて電車で空港へ向かう方法もあります。駅前駐車場の料金は1日500〜1,000円程度が多く、公式駐車場より安上がりです。
例えば、京急線沿線の駅(京急蒲田、雑色など)や東京モノレール沿線の駅(天王洲アイル、流通センターなど)の駐車場を利用すれば、空港まで15〜20分でアクセスできます。
カーシェア・レンタカーの活用
長期出張や旅行で1週間以上車を停める場合、レンタカーやカーシェアを利用する方が安くなることがあります。
例えば、7日間の駐車料金は10,710円ですが、レンタカーなら週間パック(保険込み)で8,000〜12,000円程度。車種やプランによっては同等か安く済む可能性があります。
自宅近くでレンタカーを借りて空港へ行き、返却後に公共交通で自宅へ戻るというプランも検討してみてください。
羽田空港駐車場ランキング:まとめ
羽田空港の駐車場選びは、利用ターミナルと旅行時期に応じた戦略が重要です。繁忙期は3ヶ月前からの予約が必須で、予約なしの場合は早朝到着または民間駐車場の活用がカギとなります。
満車リスクを避けたい方は、以下のポイントを押さえましょう。
- 大型連休は必ず事前予約を利用する
- 予約なしの場合は午前6時台までに到着
- P5駐車場や民間駐車場も選択肢に入れる
- 万が一の際は公共交通への切り替えも検討
より詳しい駐車場情報や料金シミュレーションについては、【羽田空港駐車場完全ガイド】記事もご参照ください。また、空港周辺のホテル情報やレンタカー比較については、【羽田空港周辺ホテルガイド】【羽田空港レンタカー徹底比較】もあわせてチェックしてみてください。
事前準備をしっかり行い、快適な空の旅をお楽しみください。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。(^^♪
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