【即効性あり】寒さ対策はカーテンで解決!窓の冷気を防ぐ選び方・付け方・効果を徹底解説

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はじめに

冬になると「暖房をつけているのに部屋が寒い」「窓際がひんやりする」と感じることはありませんか?実は、部屋の寒さの最大の原因は「窓」にあります。そして、その窓からの冷気を手軽に防げるのが「カーテン」です。

この記事では、カーテンを使った寒さ対策の効果から、選び方、取り付け方、さらには電気代への影響まで徹底解説します。今日からすぐに実践できる方法もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

暖房をつけても寒い窓際対策に。手軽に始めたい人はまずこれ

なぜ部屋は寒くなる?カーテンで寒さ対策できる理由

冬に部屋が冷える最大の原因は「窓」

冬の住宅で熱が最も逃げやすい場所、それが「窓」です。住宅全体の熱損失のうち、窓からは約50〜60%もの熱が逃げていると言われています。壁や床、天井からの熱損失が10〜20%程度であることを考えると、窓がいかに断熱性能の弱点となっているかがわかります。

窓がこれほど熱を逃がしやすい理由は、ガラスの断熱性能の低さにあります。壁には断熱材が入っていますが、窓ガラスは薄く、外気温の影響を直接受けやすい構造です。特に築年数が経過した住宅の単板ガラス窓では、この問題が顕著に現れます。

冬の寒い朝、窓ガラスに触れるとひんやりと冷たいのは、外の冷気がガラスを通じて室内に伝わっている証拠です。この窓からの冷気が部屋全体の温度を下げ、暖房効率を悪化させる主な原因となっているのです。

暖房をつけても寒いのはなぜ?

「エアコンやヒーターをつけているのに、なぜか部屋が暖まらない」という経験をお持ちの方は多いでしょう。これは暖房器具の性能が低いからではなく、窓からの熱損失と冷気の侵入が原因です。

暖房で温めた空気は、窓ガラスを通じてどんどん外へ逃げていきます。同時に、窓から侵入した冷気は重いため床付近に溜まり、足元から冷えを感じさせます。この冷気と暖気の循環により、部屋の上部は暖かいのに下部は寒いという温度差が生まれ、体感温度がなかなか上がりません。

さらに、窓周辺では「コールドドラフト現象」と呼ばれる冷気の流れが発生します。これは、窓で冷やされた空気が重くなって下降し、室内に冷気の流れを作り出す現象です。この冷たい空気の流れが部屋全体を循環することで、暖房をつけていても寒さを感じてしまうのです。

カーテンが冷気を遮断できる仕組み

カーテンが寒さ対策に効果的な理由は、窓とカーテンの間に「空気の層」を作り出すことにあります。空気は熱を伝えにくい性質を持っており、この空気層が断熱材の役割を果たすのです。

カーテンを閉めることで、窓ガラスから伝わる冷気と室内の暖かい空気の間に障壁ができます。特に厚手のカーテンや断熱性の高い素材を使ったカーテンは、生地自体にも空気を含む繊維構造を持っているため、より高い断熱効果を発揮します。

また、カーテンは窓からの冷気の侵入を物理的に遮断するだけでなく、室内の暖かい空気が窓に触れて冷やされるのを防ぐ役割も果たします。これにより、コールドドラフト現象を抑制し、部屋全体の温度を均一に保つことができるのです。

壁・床対策よりカーテンが手軽な理由

住宅の断熱性能を高める方法は、窓の他にも壁や床への対策がありますが、カーテンによる寒さ対策が最も手軽で即効性が高いと言えます。

壁や床の断熱リフォームは、大規模な工事が必要で費用も数十万円から数百万円かかることが一般的です。工事期間中は生活にも影響が出ますし、賃貸住宅では実施できません。一方、カーテンの交換や追加は数千円から数万円程度で可能で、取り付けも簡単です。

さらに、カーテンは季節に応じて交換できる柔軟性も魅力です。冬は断熱性の高い厚手のカーテンを使用し、夏は遮熱性のあるカーテンに変更するといった使い分けができます。賃貸住宅でも原状回復の心配がなく、引っ越しの際には持っていくこともできます。

効果の面でも、熱損失の大部分を占める窓への対策であるため、投資対効果が非常に高いのがカーテンによる寒さ対策の大きなメリットです。

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寒さ対策に効果的なカーテンの選び方【失敗しないポイント】

断熱・保温に強いカーテン素材とは

寒さ対策に最も効果的なカーテン素材は、「ポリエステル」を中心とした合成繊維です。ポリエステルは繊維の間に空気を多く含むことができ、その空気層が断熱効果を生み出します。特に、三層構造や起毛加工が施されたポリエステル製カーテンは、高い保温性能を発揮します。

「ドレープカーテン」と呼ばれる厚手のカーテンには、アクリルやポリエステルの混紡素材が使われることが多く、これらは断熱性と遮光性を兼ね備えています。繊維が密に織られているため、冷気の通過を物理的に防ぐことができます。

また、近年では「断熱カーテン」「保温カーテン」として専用設計された製品も増えています。これらは特殊なコーティングや多層構造により、通常のカーテンよりも高い断熱効果を実現しています。裏地にアルミコーティングが施された製品は、熱を反射する効果もあり、より効果的です。

一方、綿や麻などの天然素材は風合いが良く人気ですが、繊維の密度が低く空気を通しやすいため、断熱性能はポリエステルに劣ります。寒さ対策を優先する場合は、合成繊維製のカーテンを選ぶのがおすすめです。

厚手カーテンと薄手カーテンの違い

カーテンの厚さは、寒さ対策の効果に直接影響する重要なポイントです。厚手カーテンと薄手カーテンでは、断熱性能に大きな差があります。

厚手カーテンは、生地の密度が高く、複数の層で構成されているため、空気層を多く含むことができます。この空気層が断熱材の役割を果たし、窓からの冷気を効果的に遮断します。重量があるため、窓にぴったりと密着しやすく、隙間からの冷気の侵入も防ぎやすいのが特徴です。

対して薄手カーテン(レースカーテンなど)は、光を通すために繊維が粗く編まれており、空気も通しやすい構造です。昼間のプライバシー保護や柔らかな光の演出には適していますが、寒さ対策としての断熱効果は限定的です。

最も効果的なのは、薄手のレースカーテンと厚手のドレープカーテンを二重に使う方法です。二重にすることで、カーテン間にさらに空気層が生まれ、断熱効果が飛躍的に高まります。昼間はレースカーテンのみで採光を確保し、夜間や寒い時間帯には厚手カーテンを閉めるという使い分けも可能です。

寒さ対策を重視するなら、生地の厚さを手で触って確認し、ずっしりとした重みのある厚手のカーテンを選びましょう。

遮光カーテンは寒さ対策に有効?

遮光カーテンは、その名の通り光を遮る機能が主な目的ですが、実は寒さ対策にも非常に有効です。遮光カーテンが断熱効果を持つ理由は、その特殊な構造にあります。

遮光カーテンは、光を通さないために生地が厚く密に織られているか、裏地にコーティングが施されています。この構造が、光だけでなく冷気の通過も防ぐため、結果として高い断熱性能を発揮するのです。特に1級遮光カーテンは生地の密度が非常に高く、断熱効果も期待できます。

さらに、遮光カーテンの多くは裏地に特殊なコーティングが施されており、このコーティング層が空気の移動を遮断します。アクリル樹脂コーティングやウレタンコーティングが一般的で、これらは断熱性能を高める効果があります。

ただし、遮光カーテンには注意点もあります。遮光性が高いほど、昼間でも部屋が暗くなってしまうため、日中の自然光を楽しみたい方には向きません。また、色が濃いものが多いため、部屋の雰囲気に合わせて選ぶ必要があります。

寒さ対策と遮光の両方を求める方、寝室など暗くしたい部屋には遮光カーテンが最適です。リビングなど明るさも欲しい部屋では、2級遮光程度のカーテンを選ぶとバランスが良いでしょう。

寒さ対策で選んではいけないカーテンの特徴

カーテン選びで失敗しないために、寒さ対策に不向きなカーテンの特徴を知っておきましょう。

まず避けるべきは、生地が薄く透け感のあるカーテンです。シアーカーテンやボイルカーテンなどの薄手素材は、見た目は美しいものの、空気を通しやすく断熱効果はほとんど期待できません。これらは夏の遮熱や昼間の目隠しには適していますが、冬の寒さ対策には不十分です。

次に、短すぎるカーテンも要注意です。窓枠の内側に収まる程度の長さでは、窓下部からの冷気の侵入を防ぐことができません。カーテンと窓枠の間に隙間があると、そこから冷気が室内に流れ込み、断熱効果が大幅に低下します。

また、カーテンの幅が窓に対して狭すぎる場合も問題です。窓を完全に覆えないカーテンでは、両端に隙間ができ、そこから冷気が侵入します。カーテンを開けたときの見栄えを重視して幅を抑えすぎると、閉めたときの断熱効果が損なわれてしまいます。

さらに、天然素材のみで作られたカーテンも、寒さ対策の観点からは効果が限定的です。綿100%、麻100%などの天然素材は風合いに優れていますが、繊維の隙間が大きく、空気を通しやすい特性があります。ナチュラルな雰囲気を求める場合は、裏地付きのものを選ぶと良いでしょう。

最後に、カーテンレールとの相性も重要です。カーテンの上部に隙間ができるタイプや、レールとカーテンの間に大きな空間が生まれる取り付け方法では、そこから暖気が逃げてしまいます。

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冷気を防ぐカーテンの正しいサイズ・取り付け方

カーテンは床まで必要?最適な長さの目安

カーテンの長さは、寒さ対策の効果を大きく左右する重要なポイントです。結論から言うと、寒さ対策を重視するなら、カーテンは床すれすれまで届く長さが理想的です。

具体的には、カーテンの裾が床から1〜2cm程度浮く長さがベストです。この長さであれば、窓下部からの冷気の侵入をしっかりと防ぎつつ、床にカーテンが擦れて汚れたり傷んだりすることを避けられます。床にぴったりとついている状態では、掃除の際に邪魔になったり、裾が汚れやすくなったりするため、わずかに浮かせるのがおすすめです。

窓枠の下端から10〜15cm程度しかない短いカーテンは、見た目はすっきりしますが、断熱効果は大幅に低下します。窓下部は特に冷気が溜まりやすい場所であり、ここをカバーできないと冷気が室内に広がってしまいます。

掃き出し窓(床まである大きな窓)の場合は、床から1cm程度の余裕を持たせた長さにしましょう。腰高窓(床から離れた位置にある窓)の場合は、窓枠の下端から15〜20cm程度長めにすると、窓周辺全体をカバーでき、冷気の侵入を効果的に防げます。

カーテンの長さを測る際は、カーテンレールの下端から床までの距離を測り、1〜2cmを差し引いた長さを目安にすると良いでしょう。既製品のカーテンでサイズが合わない場合は、オーダーカーテンや丈詰めサービスの利用も検討してください。

窓より大きめサイズが効果的な理由

カーテンの幅も、長さと同様に断熱効果に直結する要素です。寒さ対策を考えるなら、窓の幅よりも大きめのカーテンを選ぶことが重要です。

理想的なカーテンの幅は、カーテンレールの長さの1.5倍から2倍程度です。この「ゆとり」があることで、カーテンを閉めたときに生地にヒダができ、窓全体をしっかりと覆うことができます。ヒダがあることで、カーテンと窓の間に空気の層も増え、断熱効果がさらに高まります。

窓の幅ぴったりのカーテンでは、カーテンを閉めても両端に隙間ができてしまい、そこから冷気が入り込みます。また、カーテンを開閉する際に生地が引っ張られ、中央部に隙間が生じやすくなります。この隙間から暖かい空気が逃げ、冷気が侵入するため、断熱効果が大きく損なわれてしまいます。

カーテンの左右の重なり部分も重要です。カーテンを閉めたとき、中央で10〜15cm程度重なるサイズが理想的です。この重なりがあることで、中央部からの冷気の侵入を防ぎ、隙間風も防止できます。

また、窓枠の外側までカーテンが覆うサイズにすることで、窓枠周辺からの冷気の回り込みも防げます。窓枠の両端から10cm程度外側まで届く幅があると、より効果的な寒さ対策になります。

既存のカーテンレールを使う場合でも、レールの端から端までをフルに活用できる幅のカーテンを選びましょう。必要に応じて、カーテンレールの延長も検討する価値があります。

カーテンレールの位置で断熱効果は変わる

実は、カーテンレールの取り付け位置も断熱効果に影響します。カーテンレールの高さと窓との距離を適切に設定することで、より高い断熱性能を発揮できます。

カーテンレールは、窓枠の上端から5〜10cm程度高い位置に取り付けるのが理想的です。この高さにすることで、カーテンが窓全体を上部からしっかりとカバーでき、窓上部の隙間からの冷気の侵入を防げます。窓枠ぴったりの位置にレールがあると、窓とカーテンの間に隙間ができ、そこから冷気が入り込んでしまいます。

また、カーテンレールを窓から少し離れた位置(5〜10cm程度前方)に設置すると、窓とカーテンの間により広い空気層ができ、断熱効果が高まります。この空気層が断熱材の役割を果たし、冷気の伝わりを遮断します。

二重レール(ダブルレール)を使用する場合、レースカーテンを窓側、厚手のドレープカーテンを室内側に配置することで、二重の空気層が生まれます。この構造により、断熱効果はさらに向上します。レース側のレールと窓の距離は5cm程度、ドレープ側のレールはさらに5cm程度室内側に配置するのが効果的です。

賃貸住宅でカーテンレールの位置を変更できない場合は、つっぱり棒タイプのカーテンレールを追加する方法もあります。既存のレールの手前に設置することで、二重カーテンのような効果を得られます。

カーテンレールと窓の位置関係を最適化することで、カーテン自体の性能を最大限に引き出すことができるのです。

隙間風を防ぐために意識すべきポイント

カーテンで寒さ対策をする際、最も重要なのは「隙間を作らないこと」です。どんなに高性能なカーテンでも、隙間があれば効果は半減してしまいます。

まず、カーテンの上部の隙間に注意しましょう。カーテンレールとカーテンの間に隙間があると、そこから暖かい空気が逃げ、冷気が入り込みます。この問題を解決するには、「カーテンボックス」の設置が効果的です。カーテンボックスはカーテンレールの上部を覆う箱状の構造で、上部の隙間を完全に塞ぐことができます。後付けできる簡易的なカーテンボックスも市販されています。

次に、カーテンの両端の隙間です。カーテンレールの端とカーテンの端がぴったり合っていないと、そこから冷気が侵入します。「リターンレール」と呼ばれるL字型のカーテンレールを使用すると、カーテンの両端を壁側に曲げることができ、隙間を防げます。リターンレールが使えない場合は、マグネット式のカーテン留め具やクリップで、カーテンの端を壁に固定する方法もあります。

カーテンの中央部分の重なりも確認しましょう。左右のカーテンがしっかり重なっていないと、中央から冷気が入り込みます。カーテンを閉める際は、意識的に中央部分を重ね合わせるようにしてください。マジックテープ式のカーテン留め具を中央に取り付けると、重なりを常に保つことができます。

窓枠とカーテンの間にできる隙間も見逃せません。カーテンが窓から離れすぎていると、窓とカーテンの間で冷気が対流してしまいます。カーテンレールの位置を調整するか、カーテンの裾に重りを入れることで、窓により密着させることができます。

最後に、カーテンの開閉時にも注意が必要です。カーテンを開けるときは完全に端に寄せ、閉めるときはしっかりと重ね合わせる習慣をつけましょう。中途半端に開閉していると、思わぬ隙間から冷気が入り込んでしまいます。

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既存カーテンでもできる寒さ対策の工夫と併用アイテム

カーテンライナーで断熱効果を高める方法

今使っているカーテンをそのまま活用しながら断熱効果を高めたい方におすすめなのが「カーテンライナー」です。カーテンライナーは、既存のカーテンの裏側に取り付ける薄手の断熱シートで、手軽に断熱性能をアップできます。

カーテンライナーの多くは、アルミコーティングや特殊な断熱素材を使用しており、窓からの冷気を遮断する効果があります。既存のカーテンとライナーの間に空気層ができることで、断熱効果がさらに高まります。価格は一般的に2,000円から5,000円程度と手頃で、カーテン全体を買い替えるより経済的です。

取り付け方法も簡単です。多くのカーテンライナーは、カーテンレールのフックに直接取り付けられる仕様になっています。既存のカーテンを外し、まずライナーを取り付け、その上から元のカーテンを重ねて取り付けるだけです。工具も不要で、誰でも10分程度で設置できます。

カーテンライナーの選び方のポイントは、サイズと色です。サイズは既存のカーテンと同じか、やや大きめのものを選びましょう。色は、既存のカーテンから透けて見えることがあるため、カーテンの色に近いものか、白やベージュなどの無難な色を選ぶと失敗がありません。

カーテンライナーは取り外しも簡単なので、季節に応じて使い分けることもできます。冬だけ取り付けて、春になったら外すという使い方も可能です。賃貸住宅でも問題なく使用できるため、手軽な寒さ対策として非常に有効な方法です。

断熱シート・隙間テープとの併用効果

カーテンと組み合わせることで、さらに高い断熱効果を得られるアイテムがあります。その代表格が「断熱シート」と「隙間テープ」です。

断熱シートは、窓ガラスに直接貼り付ける透明なシートです。プチプチ(気泡緩衝材)状の構造を持つものが一般的で、シート内の空気層が断熱材の役割を果たします。窓ガラスからの冷気の伝導を直接防ぐため、カーテンとの併用で断熱効果が飛躍的に向上します。

断熱シートの取り付けは、窓ガラスのサイズに合わせてカットし、水や専用の接着剤で貼り付けるだけです。賃貸住宅でも、水だけで貼れるタイプなら剥がす際に跡が残らず安心です。価格は窓1枚分で500円から2,000円程度と非常に手頃です。透明度の高いタイプを選べば、採光を損なうこともありません。

隙間テープは、窓枠やカーテンレール周辺の隙間を埋めるためのアイテムです。スポンジやゴム製のテープで、裏面が粘着シートになっているため、簡単に貼り付けられます。窓のサッシ部分、カーテンレールと天井の隙間、壁とカーテンの隙間など、冷気が入り込みやすい場所に貼ることで、隙間風を効果的に防げます。

隙間テープの厚さは、隙間のサイズに合わせて選びましょう。一般的には5〜10mm程度の厚さが使いやすく、価格は1本300円から1,000円程度です。クッション性のあるタイプは、窓の開閉時の衝撃も吸収してくれます。

これらのアイテムをカーテンと組み合わせることで、窓からの冷気を多層的に防ぐことができます。コストも数千円程度で済むため、まずはこれらのアイテムから試してみるのも良いでしょう。

賃貸でもできる簡単な窓の冷気対策

賃貸住宅では、原状回復の義務があるため、大掛かりな工事や壁に穴を開ける対策はできません。しかし、賃貸でも実践できる効果的な寒さ対策は数多くあります。

最も手軽なのが、先述したカーテンライナーや断熱シートの活用です。これらは貼って剥がせるタイプを選べば、退去時に跡を残すことなく撤去できます。特に水だけで貼れる断熱シートは、賃貸住宅にぴったりです。

つっぱり棒を使った二重カーテンも賃貸向きの対策です。既存のカーテンレールの手前につっぱり棒を設置し、そこに追加のカーテンを吊るすことで、二重カーテンの効果が得られます。つっぱり棒は壁に穴を開ける必要がなく、取り外しも簡単なため、原状回復の心配がありません。

窓の下に置くタイプの「窓際ヒーター」や「窓際ボード」も有効です。これらは窓から降りてくる冷気を遮断し、床に広がるのを防ぎます。置くだけなので設置も撤去も簡単で、賃貸住宅でも問題なく使用できます。

コルクボードや発泡スチロールボードを窓際に立てかける方法もあります。ホームセンターで数百円から購入でき、窓のサイズに合わせてカットして使います。見た目を気にする場合は、布やリメイクシートでデコレーションすることもできます。

また、カーテンの裾に重りを入れるのも効果的です。市販のカーテンウエイトを使うか、小石を布袋に入れてカーテンの裾に縫い付けることで、カーテンが窓に密着しやすくなり、隙間風を防げます。

賃貸住宅でも工夫次第で十分な寒さ対策が可能です。原状回復できる方法を選んで、快適な冬を過ごしましょう。

お金をかけずに今すぐできる寒さ対策アイデア

予算をかけずに、今日から実践できる寒さ対策もあります。手持ちのアイテムを活用するだけで、断熱効果を高めることができます。

まず試したいのが、カーテンを二重にする方法です。既存のカーテンの裏側に、使っていない毛布やブランケット、厚手のバスタオルを安全ピンやクリップで取り付けるだけです。見た目は少し劣りますが、断熱効果は確実に向上します。来客時だけ外すという使い方もできます。

新聞紙やダンボールも優れた断熱材です。窓ガラスに新聞紙を貼る、窓枠とカーテンの間にダンボールを立てかける、といった方法で冷気を遮断できます。新聞紙は窓ガラスに霧吹きで水をかけて貼り付けるだけなので、跡も残りません。ダンボールは複数枚重ねることで、より高い断熱効果が得られます。

プチプチ(気泡緩衝材)も無料で手に入ることが多い断熱材です。荷物の梱包材として入っていたプチプチを捨てずに取っておき、窓ガラスに貼り付けましょう。気泡の中の空気が断熱層となり、冷気の侵入を防ぎます。透明なので採光もある程度確保できます。

カーテンの開閉タイミングを工夫するだけでも効果があります。日中は太陽光で窓が温まるため、晴れた日の日中はカーテンを開けて太陽熱を取り込み、日が沈んだらすぐにカーテンを閉めることで、室内の熱を逃がさないようにできます。特に南向きの窓では、この方法だけでも室温が1〜2度変わることがあります。

家具のレイアウトを変えることも効果的です。ソファやベッドを窓から離し、窓際に本棚やタンスなどの背の高い家具を配置することで、窓からの冷気が部屋全体に広がるのを防げます。家具自体が断熱の壁の役割を果たします。

これらの方法は費用ゼロ、または数百円程度で実践でき、効果も実感しやすいため、まずは試してみることをおすすめします。

暖房をつけても寒い窓際対策に。手軽に始めたい人はまずこれ

カーテンで寒さ対策するとどれくらい効果がある?電気代への影響

カーテンで室温はどれくらい変わる?

カーテンによる寒さ対策の実際の効果について、具体的な数値で見ていきましょう。適切なカーテンを使用することで、室温にどの程度の変化が現れるのでしょうか。

一般的な厚手のドレープカーテンを使用した場合、カーテンを閉めることで室温が1〜3度程度上昇すると言われています。特に窓の面積が大きい部屋や、断熱性の低い古い住宅では、この効果がより顕著に現れます。断熱カーテンや遮光カーテンなど、断熱性能に特化した製品を使用すると、3〜5度程度の室温上昇も期待できます。

実験データによると、外気温が0度で室内が20度の環境において、カーテンなしの状態では窓際の室温は約15度まで下がりますが、厚手のカーテンを使用すると約18度まで保たれることが確認されています。この3度の差は、体感温度に大きな影響を与えます。

また、カーテンの効果は室温の「保持」にも表れます。暖房を切った後、カーテンなしの部屋では30分で室温が3〜4度下がるのに対し、カーテンを閉めた部屋では1〜2度程度の低下に抑えられます。この保温効果により、暖房をつけたり消したりする頻度を減らすことができます。

さらに、床付近の温度差にも効果があります。カーテンなしでは、天井付近と床付近の温度差が5〜8度になることがありますが、カーテンで冷気の流れを遮断することで、この温度差を3〜5度程度に抑えることができます。足元の冷えが軽減されるため、体感温度の改善効果は数値以上に感じられます。

ただし、効果は窓のサイズや方角、部屋の広さ、カーテンの種類などによって変動します。南向きの窓では日中の太陽熱も取り込めるため、カーテンの開閉タイミングを工夫することで、さらに効果を高められます。

暖房効率が上がる仕組み

カーテンによる寒さ対策は、単に室温を上げるだけでなく、暖房効率を劇的に改善する効果があります。この仕組みを理解すると、カーテンの重要性がより明確になります。

暖房器具で温めた空気は、窓ガラスを通じて外部に逃げていきます。窓は壁の約4〜6倍の速さで熱を外に逃がすため、窓からの熱損失を防ぐことが暖房効率を上げる最大のポイントです。カーテンで窓を覆うことで、この熱損失を30〜40%削減できると言われています。

エアコンやファンヒーターなどの暖房器具は、設定温度に達するまで最大出力で運転し、達したら出力を抑えるという動作を繰り返します。カーテンがない状態では、窓からどんどん熱が逃げるため、設定温度になかなか達せず、暖房器具が常に高出力で運転し続けることになります。

一方、カーテンで断熱すると、室温が設定温度に達しやすくなり、暖房器具の運転時間が短縮されます。また、設定温度に達した後も室温が下がりにくいため、暖房器具の再起動頻度も減少します。この「こまめに高出力運転する」状態から「低出力で維持する」状態への変化が、暖房効率の大幅な改善につながります。

さらに、カーテンは室内の暖気を対流させる効果もあります。窓からの冷気が遮断されることで、床付近に冷気が溜まりにくくなり、部屋全体の温度が均一化されます。この結果、体感温度が上がり、エアコンの設定温度を1〜2度下げても快適に過ごせるようになります。

設定温度を1度下げるだけで、暖房の消費電力は約10%削減されると言われています。カーテンによる断熱で設定温度を下げられれば、大きな省エネ効果が得られるのです。

電気代・ガス代の節約につながる理由

カーテンによる寒さ対策は、光熱費の削減に直結します。具体的にどの程度の節約効果があるのか、数字で見ていきましょう。

環境省の試算によると、適切なカーテンの使用により、暖房費を年間で約1,400円から2,000円程度節約できるとされています。これは一般的な住宅の平均値であり、窓の多い家や断熱性の低い住宅では、さらに大きな節約効果が期待できます。

エアコン暖房の場合、先述の通りカーテンにより設定温度を1〜2度下げられます。設定温度を1度下げると約10%の電力削減になるため、月の暖房費が1万円の家庭であれば、月に1,000〜2,000円、冬季全体(11月〜3月)で5,000〜10,000円程度の節約になります。

ガスファンヒーターや石油ファンヒーターを使用している家庭でも、同様の効果があります。カーテンで室温が保たれることで、暖房器具の稼働時間が短縮され、ガス代や灯油代の削減につながります。特に、暖房器具を頻繁にオンオフする使い方をしている家庭では、節約効果が顕著です。

床暖房を使用している場合も、カーテンによる断熱は有効です。床暖房は温まるまでに時間がかかるため、一度温まったら長時間運転するのが一般的ですが、カーテンで室温を保つことで、床暖房の設定温度を下げたり、運転時間を短縮したりできます。

さらに、カーテンへの初期投資を考えても、コストパフォーマンスは高いと言えます。断熱カーテンは1窓あたり5,000〜15,000円程度で購入でき、年間の節約額が2,000〜10,000円であれば、1〜3年で元が取れる計算になります。カーテンの寿命は一般的に5〜10年程度なので、長期的には確実に節約効果があります。

複数の窓に断熱カーテンを設置し、断熱シートや隙間テープも併用すれば、さらに大きな節約効果が期待できます。省エネ性能の高いカーテンへの投資は、光熱費削減という形で確実にリターンが得られる賢い選択と言えるでしょう。

寒さ対策カーテンが向いている家庭・向かない家庭

カーテンによる寒さ対策は多くの家庭で効果的ですが、特に効果が高い家庭と、他の対策を優先すべき家庭があります。自分の住環境に合った対策を選ぶことが重要です。

カーテン対策が特に向いている家庭

まず、窓の面積が大きい家庭では、カーテンによる効果が非常に高くなります。リビングに大きな掃き出し窓がある、壁一面が窓になっているといった住宅では、窓からの熱損失が大きいため、カーテンでの断熱効果を最も実感できます。

築年数が古く、単板ガラスの窓が使われている家庭も、カーテン対策が効果的です。最近の住宅では複層ガラス(ペアガラス)が標準的ですが、古い住宅の単板ガラスは断熱性が低いため、カーテンを追加するだけで大きな改善が見込めます。

賃貸住宅に住んでいる方にも、カーテン対策は最適です。窓の交換やリフォームができない環境でも、カーテンなら自由に選んで設置でき、退去時には持っていくこともできます。初期投資も少なく、効果も高いため、賃貸でできる最良の寒さ対策の一つです。

暖房費が高いと感じている家庭にも、カーテンは有効です。現在の暖房費を削減したい場合、まずカーテンでの断熱を試してみることをおすすめします。数千円から始められ、効果もすぐに実感できるため、コストパフォーマンスの高い対策です。

カーテン対策だけでは不十分な家庭

一方、窓が小さく少ない家庭では、カーテンの効果は限定的です。部屋に小さな窓が1〜2つ程度しかない場合、窓以外からの熱損失(壁や天井、床など)の方が大きい可能性があります。この場合は、壁や天井の断熱改善も検討すべきです。

すでに複層ガラスや真空ガラスなど、高性能な窓が設置されている新しい住宅では、カーテンを追加しても劇的な変化は期待できないかもしれません。既に窓の断熱性能が高いため、他の部分(換気口、玄関ドアなど)からの熱損失対策を優先した方が効果的な場合があります。

また、日中も部屋を暗くしたくない、開放感を重視したいという方には、厚手のカーテンは向かないかもしれません。この場合は、透明な断熱シートやブラインド、ハニカムスクリーンなど、採光を確保しながら断熱できる他の選択肢を検討すると良いでしょう。

最も効果的なのは、カーテンを基本としつつ、自分の住環境に合わせて他の対策も組み合わせることです。まずはカーテンから始めて、必要に応じて追加の対策を検討していくのが賢明なアプローチと言えるでしょう。


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寒さ対策 カーテン:まとめ

カーテンは、手軽で効果的な寒さ対策の定番です。窓からの冷気を遮断し、室温を1〜5度程度上げることができ、暖房効率の向上と光熱費の削減にもつながります。

効果的なカーテン選びのポイントは、厚手で断熱性の高い素材を選び、床まで届く長さと窓より大きめの幅を確保することです。既存のカーテンでも、ライナーや断熱シート、隙間テープとの併用で効果を高められます。

今日からできる対策も多いので、まずは身近な方法から試してみて、快適で経済的な冬を過ごしましょう。

最後までお読み頂きましてありがとうございました。(^^♪

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