確定申告書等作成コーナー(国税庁)の使い方|スマホ・PC・e-Taxまで完全解説

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はじめに

「確定申告をしたいけど、どうやって始めればいいの?」「国税庁の確定申告書等作成コーナーって何ができるの?」と不安に感じている方は多いのではないでしょうか。

実は確定申告書等作成コーナーは、国税庁が提供する無料のオンラインツールで、初心者でも画面の案内に従って入力するだけで、確定申告書を作成できます。

この記事では、確定申告書等作成コーナーの基本的な使い方から、スマホ・PCでの違い、e-Taxでの提出方法、よくあるエラーの対処法まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。

国税庁の作成コーナーで不安を感じた方へ

確定申告書等作成コーナーとは?できること・できないこと

まずは、確定申告書等作成コーナーがどのようなツールなのか、基本を理解しましょう。

確定申告書等作成コーナーの概要と特徴

確定申告書等作成コーナーとは、国税庁が提供する確定申告書の作成・提出システムです。インターネットを通じて、パソコンやスマートフォンから無料で利用できます。

主な特徴

無料で利用できる: 国税庁が提供する公式ツールのため、利用料金は一切かかりません。会計ソフトのような月額料金や年会費は不要です。

画面の案内に従うだけで作成できる: 専門知識がなくても、画面に表示される質問に答えたり、金額を入力したりするだけで、自動的に確定申告書が作成されます。税額の計算も自動で行われるため、計算ミスの心配がありません。

e-Taxで提出できる: マイナンバーカードがあれば、作成した申告書をインターネット経由で税務署に提出(e-Tax)できます。税務署に行く必要がなく、24時間いつでも提出可能です。

書面で提出することもできる: e-Taxを利用しない場合でも、作成した申告書を印刷して、郵送や持参で税務署に提出できます。

作成途中で保存できる: データを保存しておけば、後日続きから作成を再開できます。一度に全部作成しなくても、自分のペースで進められます。

スマートフォンでも利用できる: 令和2年分からスマートフォン専用画面が用意され、スマホだけで確定申告を完結できるようになりました。年々機能が拡充され、より使いやすくなっています。

過去のデータを引き継げる: 前年に確定申告書等作成コーナーで作成したデータがあれば、翌年の申告に引き継ぐことができ、入力の手間が省けます。

確定申告書等作成コーナーは、国税庁の公式サイトからアクセスできます。「確定申告書等作成コーナー」で検索すれば、すぐに見つかります。

対応している申告内容(白色・青色・各種控除)

確定申告書等作成コーナーでは、多くの申告内容に対応しています。

対応している申告の種類

  • 所得税の確定申告(給与所得、事業所得、不動産所得、配当所得、譲渡所得、一時所得、雑所得など)
  • 白色申告・青色申告(青色申告決算書や収支内訳書の作成にも対応)
  • 還付申告(医療費控除や住宅ローン控除などで税金の還付を受ける場合)
  • 修正申告・更正の請求
  • 消費税の確定申告
  • 贈与税の申告

対応している主な控除

医療費控除、社会保険料控除、生命保険料控除、地震保険料控除、寄附金控除、配偶者控除、配偶者特別控除、扶養控除、障害者控除、寡婦控除、ひとり親控除、勤労学生控除、基礎控除、雑損控除、小規模企業共済等掛金控除、住宅ローン控除など、ほぼすべての控除に対応しています。

できないこと・注意すべきポイント

確定申告書等作成コーナーでできないこと

  • 会計帳簿の作成(日々の仕訳、帳簿作成など)
  • 請求書や領収書の作成
  • 複雑な計算の自動判定
  • 法人の申告
  • 電子帳簿保存法への対応

注意すべきポイント

  • 入力内容の正確性は利用者の責任
  • 複雑な申告には向かない場合がある
  • インターネット環境が必要
  • データの保管は自己責任

会計ソフトとの違い【国税庁公式ツールの位置づけ】

確定申告書等作成コーナーは「申告書を作成するためのツール」です。日々の会計処理から申告までを一貫してサポートする会計ソフトとは、目的が異なります。

主な違い

項目確定申告書等作成コーナー会計ソフト
提供元国税庁(無料)民間企業(有料が多い)
主な機能申告書の作成のみ会計処理から申告まで一貫対応
日々の会計処理非対応対応
銀行・クレジットカード連携非対応対応
電子帳簿保存法対応非対応対応(ソフトによる)

給与所得者で医療費控除などを申告したい人は確定申告書等作成コーナー、個人事業主で日々の会計処理を効率化したい人は会計ソフトが向いています。

国税庁の作成コーナーで不安を感じた方へ

初めてでも迷わない|確定申告書等作成コーナーの使い方【全体の流れ】

確定申告書等作成コーナーを使って、申告書を作成する基本的な流れを見ていきましょう。

利用前に準備するもの(マイナンバー・控除書類など)

必ず必要なもの

  • マイナンバーカードまたは通知カード
  • 本人確認書類(e-Taxを利用しない場合)
  • 還付先の銀行口座情報(還付がある場合)

収入を証明する書類

  • 源泉徴収票(給与所得者の場合)
  • 支払調書(原稿料、講演料などを受け取った場合)
  • 帳簿や収支内訳書(事業所得、不動産所得がある場合)

各種控除を証明する書類

  • 医療費の領収書または医療費通知
  • 社会保険料の控除証明書または領収書
  • 生命保険料控除証明書
  • 地震保険料控除証明書
  • 寄附金の受領証明書
  • 住宅ローン控除関係書類(初年度のみ)

その他

  • 配偶者や扶養親族の情報
  • 前年の申告書の控え(2年目以降の場合)

作成開始から申告書完成までの基本ステップ

基本的な流れ

  1. 確定申告書等作成コーナーにアクセスする
  2. 「作成開始」をクリックする
  3. 提出方法を選択する(e-Taxまたは印刷して提出)
  4. 申告する年分を選択する
  5. 申告書の種類を選択する(所得税)
  6. 生年月日を入力する
  7. 所得の種類を選択する
  8. 収入金額・所得金額を入力する
  9. 所得控除を入力する
  10. 税額控除を入力する
  11. 税額を確認する
  12. 住所・氏名などの情報を入力する
  13. マイナンバーの本人確認書類を添付する(書面提出の場合)
  14. 申告書を確認する
  15. 申告書を送信または印刷する
  16. データを保存する

画面の案内に従って進めば、初心者でも迷わず申告書を作成できます。

入力途中で保存・再開する方法

パソコンで保存・再開する方法

入力画面の下部にある「入力データを保存する」ボタンをクリックすると、.dataファイルとしてダウンロードされます。再開する際は、「保存データを読み込んで作成を再開する」を選択し、保存したファイルを読み込みます。

スマートフォンで保存・再開する方法

「入力中のデータを保存する」ボタンをタップすると、データが端末に保存されます。マイナンバーカードを持っている場合は、マイナポータルアプリにデータを保存することもできます。

注意点

  • データは自分で管理する(国税庁のサーバーには保存されない)
  • ファイル名を変更しない
  • 年分を間違えない
  • 有効期限に注意(通常は翌年3月15日頃まで)

間違えやすい入力項目と確認ポイント

間違えやすい入力項目

源泉徴収票の転記ミス: 支払金額、給与所得控除後の金額、所得控除の額の合計額、源泉徴収税額、社会保険料等の金額などを正確に転記しましょう。

医療費控除の計算ミス: 保険金で補てんされた金額を引き忘れない、医療費控除の対象外の支出を含めない、家族全員の医療費を合算できることを忘れないよう注意しましょう。

配偶者の所得金額の計算ミス: 配偶者の「所得金額」を入力します(収入金額ではありません)。給与所得の場合、給与収入から給与所得控除(最低55万円)を差し引いた金額が所得金額です。

事業所得・不動産所得の入力ミス: 「収入金額」と「所得金額」を間違えないよう注意しましょう。確定申告書等作成コーナーに入力するのは、通常「所得金額」です。

マイナンバーの入力ミス: マイナンバーは12桁の数字です。1桁でも間違えると、申告が受理されなかったり、後で訂正を求められたりすることがあります。

銀行口座の入力ミス: 金融機関名、支店名、口座番号、口座名義を正確に入力しましょう。本人名義の口座を指定する必要があります。

確認ポイント

  • 入力後は必ず見直す
  • 自動計算の結果を確認する
  • 源泉徴収票と照合する
  • 控除証明書と照合する
  • 前年の申告書と比較する
  • 不明な点は税務署に相談する

国税庁の作成コーナーで不安を感じた方へ

スマホとパソコンは何が違う?おすすめの利用方法と注意点

確定申告書等作成コーナーは、スマートフォンでもパソコンでも利用できますが、それぞれに特徴があります。

スマホでできること・できないこと

スマホでできること

  • 給与所得の申告
  • 年金所得の申告
  • 副業の雑所得の申告
  • 主な控除の申告(医療費控除、寄附金控除、社会保険料控除、生命保険料控除、地震保険料控除、配偶者控除、扶養控除、住宅ローン控除(2年目以降)など)
  • e-Taxでの提出
  • データの保存・読み込み
  • 前年データの引き継ぎ

スマホでできないこと(令和6年分時点)

  • 事業所得・不動産所得の申告(一部制限あり)
  • 株式の譲渡所得・配当所得の申告(一部制限あり)
  • 初年度の住宅ローン控除の申告
  • 修正申告・更正の請求
  • 消費税・贈与税の申告

スマホ版の特徴

  • 画面が見やすく、操作しやすいデザイン
  • 入力項目が簡略化されている
  • カメラで書類を読み取れる(対応している書類に限る)
  • いつでもどこでも作業できる

パソコン利用が向いているケース

パソコン利用が向いているケース

  • 事業所得・不動産所得がある場合
  • 株式の譲渡所得・配当所得が複雑な場合
  • 初年度の住宅ローン控除を受ける場合
  • 修正申告・更正の請求をする場合
  • 消費税・贈与税の申告をする場合
  • 大きな画面で作業したい場合
  • 入力項目が多い場合
  • 過去のデータを詳しく確認したい場合

パソコン版の特徴

  • すべての申告に対応
  • 詳細な入力・計算ができる
  • 複数の書類を同時に参照できる
  • データの管理がしやすい

スマホ申告でつまずきやすい注意点

マイナンバーカードの読み取りがうまくいかない: スマホがマイナンバーカード読み取りに対応しているか確認し、カードを正しい位置に置いて、じっくり読み取りましょう。

画面が小さくて見づらい: スマホを横向きにする、画面の拡大機能を使う、休憩を取るなどの工夫をしましょう。

入力ミスに気づきにくい: 入力後は必ず見直す時間を取り、特に金額は桁数を慎重に確認しましょう。

通信が途切れてデータが消える: こまめにデータを保存し、安定したWi-Fi環境で作業しましょう。

機能制限に気づかずに始めてしまう: 事前に、自分の申告内容がスマホで対応しているか確認しましょう。

初心者におすすめのデバイスはどっち?

スマホがおすすめの人

  • 給与所得のみで、医療費控除やふるさと納税の申告をしたい会社員
  • パソコンを持っていない、またはパソコンの操作が苦手な人
  • 外出先や移動時間を使って申告書を作成したい人
  • マイナンバーカードを持っており、スマホでe-Tax送信をしたい人
  • シンプルな申告内容で、複雑な計算が不要な人

パソコンがおすすめの人

  • 個人事業主やフリーランスで、事業所得や不動産所得がある人
  • 初年度の住宅ローン控除を受ける人
  • 株式の譲渡所得や配当所得など、複雑な計算が必要な人
  • 複数の所得や控除があり、入力項目が多い人
  • 大きな画面で、じっくり確認しながら作業したい人

スマホとパソコンを併用することもできます。自分の申告内容や生活スタイルに合わせて、最適なデバイスを選びましょう。


国税庁の作成コーナーで不安を感じた方へ

e-Taxでの提出方法と、書面提出との違いをわかりやすく解説

確定申告書を提出する方法には、e-Tax(電子申告)と書面提出があります。それぞれの方法と違いを理解しましょう。

e-Taxとは?確定申告書等作成コーナーとの関係

e-Taxとは、国税に関する各種の手続きをインターネットを通じて行うことができるシステムです。

e-Taxでできること

  • 所得税、消費税、贈与税などの申告書の提出
  • 納税(ダイレクト納付、インターネットバンキング、クレジットカード納付など)
  • 申告書の受付状況の確認
  • 納税証明書の交付請求

確定申告書等作成コーナーとe-Taxの関係

確定申告書等作成コーナーは申告書を作成するツールで、e-Taxは作成した申告書を電子的に提出するシステムです。つまり、「確定申告書等作成コーナーで作成→e-Taxで提出」という流れになります。

e-Taxのメリット

  • 24時間いつでも提出できる
  • 税務署に行く必要がない
  • 還付金が早く振り込まれる(通常3週間程度)
  • 添付書類の提出を省略できる(5年間は保管が必要)
  • 青色申告特別控除が最大65万円(書面提出の場合は最大55万円)

e-Taxのデメリット

  • 初期設定が必要(マイナンバーカードの取得、ICカードリーダーの購入など)
  • パソコンやスマホの操作が必要
  • システム障害のリスク

e-Taxで提出する具体的な手順

マイナンバーカード方式での提出手順

事前準備

  1. マイナンバーカードを取得する(市区町村の窓口で申請、交付まで1カ月程度)
  2. 電子証明書の有効期限を確認する(5年の有効期限)
  3. ICカードリーダーまたはマイナンバーカード読み取り対応スマホを用意する
  4. 利用者識別番号を取得する(初回のみ)

提出手順

  1. 確定申告書等作成コーナーで申告書を作成する
  2. 提出方法で「e-Taxで提出 マイナンバーカード方式」を選択する
  3. 利用者識別番号でログインする(2回目以降)
  4. 申告書の内容を確認する
  5. マイナンバーカードで電子署名をする(署名用電子証明書のパスワード6〜16桁を入力)
  6. 申告書を送信する
  7. 受信通知を確認・保存する

ID・パスワード方式での提出手順

事前準備

  1. 税務署でID・パスワードを発行してもらう(本人確認書類を持って税務署に行く)

提出手順

  1. 確定申告書等作成コーナーで申告書を作成する
  2. 提出方法で「e-Taxで提出 ID・パスワード方式」を選択する
  3. 利用者識別番号と暗証番号でログインする
  4. 申告書の内容を確認する
  5. 申告書を送信する
  6. 受信通知を確認・保存する

e-Tax提出時の注意点

  • 電子証明書のパスワードを忘れない(3回連続で間違えるとロック)
  • 期限ギリギリは避ける(3月15日の直前は混雑)
  • 受信通知は保存する(提出の証拠)
  • 添付書類は5年間保管する

書面提出(印刷・郵送・持参)の方法

e-Taxを利用しない場合は、申告書を印刷して、郵送または持参で税務署に提出します。

書面提出の手順

  1. 確定申告書等作成コーナーで申告書を作成する
  2. 提出方法で「印刷して提出」を選択する
  3. 申告書を印刷する
  4. 添付書類を準備する(マイナンバーの本人確認書類、源泉徴収票、各種控除証明書、住宅ローン控除関係書類など)
  5. 郵送または持参で提出する

郵送で提出する場合

  • 申告書と添付書類を封筒に入れ、管轄の税務署宛てに郵送
  • 提出日は消印の日付になる(期限(3月15日)までの消印があれば期限内提出)
  • 申告書の控えと返信用封筒を同封すれば、受付印を押した控えを返送してもらえる
  • 普通郵便でも構わないが、心配な場合は簡易書留やレターパックで送ると安心

持参で提出する場合

  • 申告書と添付書類を持って、管轄の税務署に行く
  • 税務署の受付に提出すれば、その場で受付印を押してもらえる
  • 控えが必要な場合は、申告書を2部印刷して持参し、1部に受付印を押してもらう
  • 確定申告期間中(2月16日〜3月15日)は税務署が非常に混雑する
  • 税務署の「時間外収受箱」に投函することもできる(24時間対応)

書面提出時の注意点

  • 管轄の税務署を確認する(国税庁のホームページで確認可能)
  • 期限を守る(3月15日が期限、土日祝日の場合は翌平日)
  • 添付書類を忘れない
  • 控えを保管する(住宅ローンの審査や各種給付金の申請などで必要になることがある)

送信・提出後に確認すべきポイント

e-Taxで送信した場合

  • 受信通知を確認・保存する(メッセージボックスに格納)
  • メッセージボックスを定期的に確認する(税務署からの連絡が届くことがある)
  • 納税が必要な場合は3月15日までに納付する
  • 還付金の振込を確認する(通常3週間〜1カ月程度で指定した口座に振り込まれる)
  • 添付書類を5年間保管する

書面で提出した場合

  • 控えを保管する
  • 納税が必要な場合は3月15日までに納付する
  • 還付金の振込を確認する(通常1カ月〜1カ月半程度)
  • 税務署からの連絡に注意する(申告内容に不備があった場合や追加の説明が必要な場合、連絡が来ることがある)

共通の確認ポイント

  • 申告内容を記録しておく(来年の申告の参考になる)
  • 来年の申告に向けて準備する(領収書や控除証明書などは受け取ったらすぐに整理)
  • 誤りに気づいたら速やかに修正する(修正申告または更正の請求)

国税庁の作成コーナーで不安を感じた方へ

よくあるエラー・つまずきポイントと対処法【途中で進まない人向け】

確定申告書等作成コーナーを使っていて、エラーが出たり、画面が進まなくなったりした場合の対処法を紹介します。

画面が進まない・読み込みが終わらない場合

対処法

  1. ページを再読み込みする: F5キーを押す、またはブラウザの更新ボタンをクリック(ただし、入力中のデータが失われることがあるため、事前にデータを保存)
  2. ブラウザを変更する: 推奨ブラウザ(Microsoft Edge、Google Chrome、Safari)を使用
  3. ブラウザのキャッシュを削除する: ブラウザの設定メニューからキャッシュを削除
  4. ポップアップブロックを解除する: 確定申告書等作成コーナーのサイトについてはポップアップブロックを解除
  5. JavaScript・Cookieを有効にする: ブラウザの設定でJavaScript及びCookieが有効になっているか確認
  6. セキュリティソフトの設定を確認する: 確定申告書等作成コーナーのサイトを信頼できるサイトとして登録
  7. インターネット接続を確認する: 安定したWi-Fi環境で作業するか、有線LANで接続
  8. 時間をおいてから再度アクセスする: 確定申告期間中(特に2月下旬〜3月中旬)はアクセスが集中するため、深夜や早朝など時間をずらす
  9. データを保存してやり直す: それまでに入力したデータを保存してから、最初からやり直す

エラーメッセージが表示されたときの対処法

よくあるエラーメッセージと対処法

「入力された内容に誤りがあります」: エラーメッセージに表示された項目を確認して修正。金額の桁数、全角と半角の混在、マイナス符号の有無、必須項目の未入力などをチェック。

「この項目は必須入力です」: 必須項目が未入力のまま次に進もうとした場合のエラー。該当する項目に必要な情報を入力。

「マイナンバーの桁数が正しくありません」: マイナンバーは12桁の数字。マイナンバーカードや通知カードを見ながら、正確に入力。

「パスワードが正しくありません」:

  • マイナンバーカード方式: 署名用電子証明書のパスワード(6〜16桁)を正確に入力。3回連続で間違えるとロック。
  • ID・パスワード方式: 税務署で発行された暗証番号を正確に入力。

「マイナンバーカードが読み取れません」: カードを正しい位置に置く、カードとスマホ/リーダーを動かさずにじっくり読み取る、スマホケースや金属製品を外す、電子証明書の有効期限を確認、スマホがマイナンバーカード読み取りに対応しているか確認。

「利用者識別番号が見つかりません」: 利用者識別番号(16桁の数字)を正確に入力しているか確認。初めてe-Taxを利用する場合は、利用者識別番号を新規取得。

「ファイルが読み込めません」: ファイル名を変更していないか確認、正しいファイル(.dataファイル)を選択しているか確認。ファイルが破損している場合は、残念ながら読み込めない。

「申告書の送信に失敗しました」: インターネット接続を確認、時間をおいてから再度送信、ブラウザを変更して試す。どうしても送信できない場合は、印刷して書面で提出。

エラーメッセージが表示された場合の基本的な対処法

  • エラーメッセージをよく読む
  • 該当箇所を確認・修正する
  • ヘルプを参照する
  • データを保存してから対処する

推奨ブラウザ・環境設定の注意点

推奨ブラウザ(令和6年分時点)

  • Windows: Microsoft Edge(最新版)、Google Chrome(最新版)
  • Mac: Safari(最新版)、Google Chrome(最新版)
  • スマートフォン: Safari(iPhone)、Google Chrome(Android)

非推奨のブラウザ

  • Internet Explorer(すべてのバージョン、サポート終了)
  • 古いバージョンのブラウザ

ブラウザの設定

  • JavaScriptを有効にする
  • Cookieを有効にする
  • ポップアップブロックを解除する(確定申告書等作成コーナーのサイト)
  • PDFの表示設定(Adobe Acrobat Readerなどをインストール)

環境設定の注意点

  • ディスプレイの解像度: パソコンの場合は1024×768以上を推奨
  • 通信環境: 安定したインターネット接続が必要(Wi-Fiまたは有線LAN推奨)
  • セキュリティソフト: 信頼できるサイトとして登録
  • OSのバージョン: 古いバージョンのOSでは最新のブラウザがインストールできないことがある

マイナンバーカード読み取り環境(e-Taxを利用する場合)

  • パソコンの場合: ICカードリーダー(マイナンバーカード対応)、ICカードリーダーのドライバソフト
  • スマートフォンの場合: マイナンバーカード読み取り対応のスマートフォン、マイナポータルアプリ

マイナンバーカード読み取り対応のスマートフォンは、公的個人認証サービスポータルサイトで確認できます。

環境をテストする方法

国税庁のホームページから「推奨環境チェック」のページにアクセスし、自分のパソコンやスマホが推奨環境を満たしているか確認できます。

どうしても解決しない場合の相談先

国税庁のヘルプデスク

e-Tax・作成コーナーヘルプデスク

  • 電話番号: 0570-01-5901(ナビダイヤル)
  • 受付時間: 9:00〜17:00(土日祝・年末年始を除く)
  • 確定申告期間中は受付時間が延長されることがある

ヘルプデスクでは以下の相談ができます:

  • 確定申告書等作成コーナーの操作方法
  • e-Taxの利用方法
  • エラーメッセージの対処法
  • マイナンバーカードの読み取り方法

税務署の相談窓口

税法の解釈、具体的な申告内容、税額の計算などに関する相談は税務署の相談窓口を利用します。

電話相談センター

  • 電話番号: 0570-00-5901(ナビダイヤル)
  • 受付時間: 8:30〜17:00(土日祝・年末年始を除く)

税務署の窓口相談

管轄の税務署に直接行って相談することもできます。確定申告期間中は無料の申告相談を実施している税務署もあります。

確定申告期間中(2月16日〜3月15日)は非常に混雑するため、早めの時期(2月上旬など)に相談するか、開庁時間の直後(8:30頃)や閉庁時間の直前(16:00頃)がおすすめです。

税理士に相談する

複雑な申告や大きな金額が動く申告の場合は、税理士に相談することをおすすめします。税理士は申告書の作成だけでなく、節税対策や将来の税務リスクについてもアドバイスしてくれます。

税理士を探す方法:

  • 知人から紹介してもらう
  • 税理士会の紹介センターを利用する
  • インターネットで検索する

税理士に依頼する場合は報酬が発生します。事前に見積もりを取って、納得してから依頼しましょう。

市区町村の無料税務相談

確定申告期間中、多くの市区町村では無料の税務相談会を開催しています。税理士が無料で相談に応じてくれます。お住まいの市区町村のホームページや広報誌で、開催日時や場所を確認しましょう。

その他の相談先

  • 年金事務所(年金所得の申告について)
  • ハローワーク(失業給付の申告について)
  • 健康保険組合・市区町村(医療費控除について)

相談する際のポイント

  • 相談内容を事前に整理する
  • 必要な書類を準備する(源泉徴収票、控除証明書、前年の申告書など)
  • メモを取る
  • 確定申告期間の早めに相談する(期限ギリギリは混雑)

国税庁の作成コーナーで不安を感じた方へ

確定申告書等作成コーナー 国税庁:まとめ

確定申告書等作成コーナーは、国税庁が提供する無料のオンラインツールで、初心者でも画面の案内に従って入力するだけで、確定申告書を作成できます。

確定申告書等作成コーナーの基本

  • 無料で利用でき、給与所得、事業所得、不動産所得など、ほとんどの所得に対応
  • 白色申告も青色申告も作成でき、各種控除も申告できる
  • スマートフォンでもパソコンでも利用でき、e-Taxで提出すれば24時間いつでも申告可能
  • 日々の会計処理(帳簿作成)には対応していないため、事業所得がある場合は別途帳簿を作成する必要がある

使い方の流れ

  1. 必要書類を準備する(マイナンバーカード、源泉徴収票、控除証明書など)
  2. 確定申告書等作成コーナーにアクセスし、提出方法を選択する
  3. 画面の案内に従って、収入・所得・控除などを入力する
  4. 税額を確認し、住所・氏名などの情報を入力する
  5. e-Taxで送信するか、印刷して郵送・持参で提出する

スマホとパソコンの違い

  • スマホは給与所得や年金所得の申告に向いており、簡単な申告ならスマホだけで完結できる
  • パソコンは事業所得、不動産所得、初年度の住宅ローン控除など、複雑な申告に対応
  • 自分の申告内容に合わせて、適切なデバイスを選ぶことが大切

e-Taxと書面提出の違い

  • e-Taxは24時間いつでも提出でき、還付金が早く振り込まれ、添付書類の提出を省略できる
  • 書面提出は、マイナンバーカードがなくても申告でき、パソコンやスマホの操作が不要
  • マイナンバーカードを持っている場合は、e-Taxがおすすめ

困ったときの対処法

  • 画面が進まない場合は、ページを再読み込み、ブラウザを変更、時間をおいてから再度アクセス
  • エラーメッセージが表示された場合は、メッセージをよく読んで指示に従う
  • 推奨ブラウザ(Microsoft Edge、Google Chrome、Safariなど)を使用し、JavaScript・Cookieを有効にする
  • どうしても解決しない場合は、e-Tax・作成コーナーヘルプデスク(0570-01-5901)や税務署の相談窓口を利用

確定申告書等作成コーナーは、毎年機能が改善されており、初心者でも使いやすくなっています。この記事を参考に、ぜひ確定申告にチャレンジしてみてください。不明な点があれば、遠慮せずにヘルプデスクや税務署に相談しましょう。

最後までお読み頂きましてありがとうございました。(^^♪

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