はじめに
家族葬についてご紹介します。
「家族葬」とは、近年増えているシンプルで温かな葬儀スタイルですが、「家族だけの葬儀なのか?」「香典やお通夜はどうするのか?」といった疑問を持つ方も多いかと思います。
家族葬には様々な形があり、通常の葬儀とは異なる点や注意すべきマナーもあります。
本記事では、家族葬の基本的な内容から香典やお通夜の有無まで詳しく解説し、ご遺族や参列者が知っておきたいポイントをまとめてお届けします。
家族葬とは家族だけでやる葬儀なのか?
葬儀とか葬式とは人の死を弔うために行われる祭儀です。
家族葬とは家族などの近親者だけで行い、近親者以外の儀礼的・社交辞令的な弔問客の参列を拒否する葬式のことをいいます。
家族とは婚姻によって結びつけられている夫婦、及びその夫婦と血縁関係のある人々で、1つのまとまりを形成した集団のことを言います。
しかしひとくちに「家族」と言っても同居していることを家族の用件にしている場合もあればそうでない場合もあります。
広辞苑では「家族」の解説文としては、「夫婦の配偶関係や親子・兄弟の血縁関係によって結ばれた親族関係を基礎にして成立する小集団」としている。
大辞泉では、「夫婦とその血縁関係者を中心に構成され、共同生活の単位となる集団」としている。
しかし近頃の家族葬は「家族」「ファミリー」だけではなくて、家族葬という言葉だけで今までの葬儀となんら変わることがないように見えます。
本来の家族葬とは、家族などの近親者だけで行い、近親者以外の儀礼的・社交辞令的な弔問客の参列を拒否する葬式のことをいいます。
家族葬をする時、香典は持っていくんですか?
家族葬も一般的な葬儀も、葬儀を行うのは何ら変わりはありません。
なので一般的な考え方で行動すればいいようです。
一般的な葬儀と一緒で通夜のときに香典を渡してもいいし、葬儀を行うときに香典を渡してもいいのです。
一般的な葬儀で用意する香典と同じように、自分自身と亡くなった人の関わりなどを考慮した金額を包みます。
新札は避けて不祝儀袋に香典を入れたらいいのです。
家族葬をする時、お通夜はあるのか?
家族葬をする時も、お通夜はあります。
普通の葬式とほとんど一緒です。
ただことなっているのは、一般の葬式よりも参列者が少ないのでお通夜は短時間で終わることが多いのです。
お通夜の流れは、葬儀の始まり挨拶、読経、焼香、葬儀の終わりの挨拶、の順に流れていきます。
まず喪主が挨拶を行い、お通夜が始まります。
席の順番は亡くなった人の配偶者が祭壇の一番近い席に座り、参列している人達は血縁の近い順から前方から座って行きます。
亡くなった人の配偶者がいない場合は、血縁の一番近い人が祭壇の一番近い席に座ります。
通夜の司会、進行は葬儀業者のスタッフが行う場合が多いのです。
家族で司会、進行をやっても大丈夫です。
葬儀が始まったら僧侶が入場して、読経が始まります。
僧侶に知り合いがいない場合は葬儀業者が紹介してくれるので心配は要りません。
次に焼香を行います。祭壇から一番近い席から焼香を行って行きます。
焼香が終わり、僧侶の法話が終わったら僧侶が退場します。
参列者は着席したまま僧侶を見送ります。
喪主の挨拶が終わったら、通夜は終了です。
一応ここまでが通夜の流れになります。
あと参列者の少ない家族葬では故人との思い出を語ることができるでしょう。
その時に遺族と参列者に通夜の振る舞いをするのです。
一般的な料理はお寿司などが多いようです。
とりわけ安い大皿料理が中心です。
相場は一人当たり2000円から4000円程度が相場のようです。
献花台とは?
献花台とは亡くなった人へ捧げる花を供えるための台のことです。
事故や事件で死者の出た現場に置かれ、その死を悼む人々が花や供物を供える台のことをいいます。
キリスト教や無宗教の葬式では、仏教のお焼香の代わりとして、死者に手向ける花を添える台のことです。
家族葬 まとめ
今回は、家族葬とは家族だけでやる葬儀なのか?香典は持参するべきかどうか?お通夜はあるのか?という事を解説しました。
家族葬といっても葬儀自体は一般の葬儀と何ら変わることはありません。
ただ違うことは参列者が家族などの近親者だけで行い、近親者以外の儀礼的・社交辞令的な弔問客の参列を拒否する葬式のことです。
亡くなった人も身内だけの近親者に見送ってもらいたいと思っているのではないかと…
しかし近頃の家族葬と言っても、近親者以外の儀礼的な弔問客が多いような感じがします。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。(^^♪
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