はじめに
赤ちゃんが動き回るようになると、家の中の危険な場所への侵入を防ぐためにベビーゲートが必要になります。
市販のものを購入するのも良いですが、自分でDIYすれば予算を抑えながら、お部屋のインテリアに合わせたオリジナルのベビーゲートを作ることができます。今回は初心者でも簡単に作れる、手作りベビーゲートの作り方をご紹介します。
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ベビーゲートを手作りするメリット
手作りのベビーゲートです。
— こはるびわーく 丁寧に丁寧に丁寧につくるワイヤーアクセサリー作家 (@Koharubi_work) August 26, 2020
子供が大きくなるにつれて、お部屋として使っています。#koharubiwork #ベビーゲート #ベビーサークル #ベビーコーナー #キッズスペース #キッズハウス #セルフリノベーション #ベビーゲートdiy #ベビーハウス #暮らしを楽しむ #暮らしを楽しむdiy #本棚diy #おうち時間 pic.twitter.com/Adjj3pinmB
手作りのベビーゲートには、市販品にはない多くのメリットがあります。
コスト削減
市販のベビーゲートは品質の良いものになると1万円以上することもあります。DIYなら材料費を抑えて、3,000〜5,000円程度で作ることが可能です。特に複数箇所に設置したい場合は大きな節約になります。
サイズのカスタマイズ
日本の住宅は間取りが様々で、市販品では合わないサイズの場所もあります。手作りなら、設置場所に合わせて寸法を調整できるため、階段や変形した廊下など、どんな場所にもぴったり合うゲートを作れます。
デザインの自由度
お部屋のインテリアに合わせたデザインや色にできるのも大きな魅力です。シンプルな木製デザインから、カラフルなペイントを施したもの、装飾的な要素を取り入れたものまで、自由に作ることができます。
必要な材料とツール
材料
- 木材(杉やパイン材がおすすめ)
- 縦棒用:2cm×4cm×必要な高さ(通常70〜80cm)
- 横棒用:2cm×4cm×必要な幅
- 蝶番:2〜3個
- フック式ラッチまたは簡易ロック
- ネジ(木ネジ)
- サンドペーパー
- ペンキまたはステイン(お好みの色)
ツール
- のこぎり
- 電動ドリル(あれば作業が楽になります)
- ドライバー
- 定規またはメジャー
- 鉛筆
- クランプ(固定用)
手作りベビーゲートの作り方
1. 設置場所の寸法を測る
まず、ベビーゲートを設置する場所の幅と高さを正確に測りましょう。一般的なベビーゲートの高さは70〜80cmですが、お子さんの身長や活発さによって調整してください。幅は設置場所に合わせて決めます。
2. 材料を切る
測定した寸法をもとに、木材を以下のように切り出します:
- 縦棒:4本(両端の支柱用2本、ゲート中央部分用2本)
- 横棒:3〜4本(上下の枠と、必要に応じて中間サポート用)
- 中央の格子:必要な本数(間隔は7cm以下にすると安全です)
切り終わったら、すべての木材の角をサンドペーパーで軽く削って滑らかにし、お子さんが怪我をしないようにしましょう。
3. フレームの組み立て
- 縦棒と横棒を組み合わせて、長方形のフレームを作ります。
- コーナーをドリルで下穴を開け、木ネジでしっかり固定します。
- フレームが完成したら、中央の格子を等間隔で配置し、同様に固定します。
4. 仕上げとペイント
組み立てが終わったら、全体をサンドペーパーで丁寧に磨きます。その後、お好みの色のペンキやステインを塗って仕上げましょう。
子供部屋に合わせた明るい色や、リビングに馴染むナチュラルな木目を生かした仕上げなど、インテリアに合わせて選べます。塗料は必ず子供に安全なものを選びましょう。
5. 取り付け
- 片側の支柱を壁や柱に蝶番で固定します。
- 反対側にはラッチやフックを取り付け、開閉できるようにします。
- 開閉がスムーズで、しっかりロックできることを確認しましょう。
安全に使用するための注意点
手作りベビーゲートは便利ですが、安全性を最優先に考えることが大切です。
定期的な点検
ネジの緩み、木材の亀裂などがないか定期的に確認しましょう。特に活発なお子さんがいる家庭では、ゲートに体重をかけることもあるため、強度のチェックは欠かせません。
適切な間隔
格子の間隔は7cm以下にすることが推奨されています。これは赤ちゃんの頭が挟まるのを防ぐためです。また、横棒の配置も、お子さんが足をかけて登れないよう工夫しましょう。
適切な高さ
お子さんの成長に合わせて、必要であれば高さを調節することも検討してください。特に1歳半以降は運動能力が発達するため、より高いゲートが必要になることもあります。
手作りベビーゲートの作り方:まとめ
手作りベビーゲートは、コスト面でもデザイン面でも大きなメリットがあります。DIY初心者でも基本的な工具があれば作れるので、ぜひチャレンジしてみてください。
何より、自分の手で作ったものでお子さんの安全を守れることは大きな喜びになるはずです。材料選びから設置まで、お子さんの安全を第一に考えて慎重に進めていきましょう。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。(^^♪