はじめに
カルタヘナ法についてご紹介します。
遺伝子組み換え生物の取り扱いや管理に関する『カルタヘナ法』は、日本においても重要な環境保護法のひとつです。
しかし、その具体的な内容や対象となる商品、違反時の罰則規定については、あまり知られていない部分も多いです。
本記事では、カルタヘナ法の概要から規制対象商品、罰則規定までをわかりやすく解説し、安全な環境保護への取り組みについて理解を深めていきます。
カルタヘナ法と規制対象商品
【警視庁】“遺伝子組み換え”メダカを育成・販売か「カルタヘナ法」違反で初逮捕https://t.co/Y5B2SSNunE
— ライブドアニュース (@livedoornews) March 8, 2023
逮捕されたのは愛好家の男5人で、流通にかかわったとして4人も書類送検された。カルタヘナ法は遺伝子組み換え生物などを規制する法律で、2004年に施行され、逮捕者が出るのは初。 pic.twitter.com/SbwDBhSjH2
カルタヘナ法とは、遺伝子組み換えなどのバイオテクノロジーによって作成された生物の使用などを規制するための法律となっています。
遺伝子の組換えをすることによって、能力を高めたり大きく育てるというような事をする時、それを生物等に使用するときは制限があるようです。
そして、遺伝子組換え生物の国境を越える移動についても制限されているようです。
このことについては安全な移送や取り扱い及び利用についての規定ですし、国際的な枠組みが定められているようです。
なぜかというと、生物の多様性へ悪影響が及ぶかもしれないからのようです。
日本でも「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(通称「カルタヘナ法」)により、遺伝子組換え生物等を用いる際の規制措置を講じています。
対象となる生物は動物培養細胞は生物ではないので法律の対象から除外されています。
しかし遺伝子組み換え培養細胞をマウスなどの動物に摂取した場合は、そのマウスが遺伝子組み換え動物として法律の対象となるようです。
なかなか難しくてよく分かりませんが「ひょっとして」というような考えがあるのであれば事前に相談した方が間違いないようです。
いずれにしても文部科学大臣等は、遺伝子組換え生物等の使用者等の関係者から報告を求めること ができるのです。
カルタヘナ法の規制の対象になる商品は、以下になります。
基本的に「自己増殖性のある遺伝子組換え生物」です。
動物、植物、大腸菌、ウィルスなどの遺伝子組換え生物が対象になります。
また、これらの遺伝子組換え生物によって生産された商品も、遺伝子組換え生物を完全に取り除いた科学的証明がなければ、
遺伝子組換え生物が残存する可能性を完全に否定できませんので対象となります。
引用元:nacalai
なんだかとっても難しい引用文ですが、分からないことには手を出さないことが一番大事なのかなと思います。
そしてどうしてもということであればよくわかっている人に相談して物事を進めたほうが無難だということのようです。
違反した時の罰則
遺伝子が組み換えられた赤いメダカが違法に飼育・販売されたとして、#カルタヘナ法 違反(全国初)で5人が逮捕された。1匹最高10万円で販売されていたという。元々この卵は東京工業大学で研究・保管されていたが、2009年頃に同大学院の男子学生が持ち出した結果、拡散した。https://t.co/YpAHJEFBCo pic.twitter.com/rPUmRduVTa
— オキゾウ(OKIZO) (@okizo4649) March 8, 2023
命令違反の罰則は、1年以下の懲役又は百万円以下の罰金となっています。
罰則(法第38条から第48条)
違反時には罰則が科される。最も重いもので、1年以内の懲役若しくは100万円以内の罰金、又はこれの併科。
ⅰ) 措置命令に違反した者 → 1年以内の懲役、100万円以内の罰金
ⅱ)第一種使用規程の承認を受けないで第一種使用等をした者 → 6月以内の懲役、50万円以下の罰金
ⅲ)拡散防止措置の確認を受けないで第二種使用等をした者 → 50万円以下の罰金
ⅳ)必要な情報提供をせずに譲渡等をした者 → 50万円以下の罰金
ⅴ)必要な通告や表示をせずに輸出をした者 → 50万円以下の罰金
引用元:lifescience.mext
そしてこのことについての連絡先としては以下になります。
違反した時の罰則規定が重いのかどうかは分かりませんが、1年の懲役とか100万円以下の罰金となっています。
ただお金などの罰則だけではなくて、法律を犯したことによって信用がなくなり、生きていく道が狭まっていくというのは間違いないと思います。
やはり目先の欲にとらわれないでよく考えて行動することが大事かなという感じがします。
カルタヘナ法についてネットでは?
カルタヘナ法へは以下になります。
🌀遺伝子組み換え“光るメダカ”を無許可育成か 販売業者や東工大の元大学院生ら9人摘発 「カルタヘナ法」違反で初の逮捕者
— 🗣️Ping, Pang, Pong 🗣️プロフ読んで下さい (@salome8326) March 8, 2023
培養肉やら、遺伝子組み換え食品を人間に食べさせるのは違反にならないのですかね。
許可されたらそれが危険でもオッケーなわけ❓
ゲイツ他、開発してる奴らも逮捕されるべき‼️ pic.twitter.com/lcG3cr2GLd
カルタヘナ法に対しての批判があるようです。
カルタヘナ法違反で初の逮捕
— 夜風 (@BlackJoker_F) March 8, 2023
・無断で研究所から卵を持ち出す
・大量に繁殖させる
・仲間に拡散する
・高額で販売する
・警察にバレそうになると用水路に放流する
数え役満か?
遺伝子組み換え生物でやっちゃいけないこと全部やって行ったな
遺伝子が組み換えられた赤いメダカが違法に飼育・販売されたとして、#カルタヘナ法 違反(全国初)で5人が逮捕された。1匹最高10万円で販売されていたという。元々この卵は東京工業大学で研究・保管されていたが、2009年頃に同大学院の男子学生が持ち出した結果、拡散した。https://t.co/YpAHJEFBCo pic.twitter.com/rPUmRduVTa
— オキゾウ(OKIZO) (@okizo4649) March 8, 2023
これマジヤバ案件過ぎて、流出させた東工大院生は学界から永久追放の上で人体実験の献体にするくらいしなきゃダメでは →
— dragoner (@dragoner_JP) March 8, 2023
赤く光るメダカ販売か 東工業から流出 カルタヘナ法違反で初の逮捕 | 毎日新聞 https://t.co/TwwBpjrCAy
僕が20年前に心配していたことが現実となりました。その流出の元が東京工業大学研究者という救いようのない事案。
— TEAM BORNEO (@TEAMBORNEO15) March 8, 2023
「捜査に気づいたことを受けて、容疑者の1人は、およそ20匹を千葉県九十九里町の用水路に放流したということです。放流されたメダカは発見されていません。」https://t.co/ysAKE0Tuvj
今回の事件に関しても批判があって当然のことです。
なんといっても、流出元が東京工業大学研究者ということのようですので、実際何を考えているのかということになってしまいそうです。
こういったことでお金をどれだけ儲けたのか分かりませんが、失ったモノの方のほうがもっと大きいのではないかと思います。
この事で将来の進路がまったくなくなったわけではありませんが、進んでいく道が狭められたということは間違いない様です。
やはり法律は最低限、守らなくてはいけないのかなという感じがします。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。(^^♪
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