はじめに
結婚して共働きは税金で損するのかについてご紹介します。
結婚して共働きの場合、所得に応じた税負担が気になる方も多いでしょう。
「結婚で税金が増えて損をするのでは?」という不安を抱える方もいますが、実際には共働きならではの税金対策や節税対策がいくつかあります。
本記事では、共働き夫婦が税金を安くする方法や、利用できる控除制度のメリットを詳しく解説し、効率的に節税するためのポイントを紹介します。
結婚して共働きの税金で損するって結構大変ですよね。
そこで、結婚して共働きは税金で損するかについて調べてみました。
・結婚してからの共働きは、税金で損するというわけではない
・所得税や住民税の控除額が増えたり、配偶者控除や扶養控除が受けられるようになる
・所得税や住民税の控除を活用したり、配偶者控除や扶養控除を活用、確定申告を行う
・非課税になる限度額は贈与を受ける受贈者1人あたり1,000万円
結婚して共働きの税金についてさらに詳しくご紹介します。
結婚してからの共働きは税金で損する?
引用元:unsplash.com
結婚してからの共働きは、税金で損するというわけではありません。実際には、共働きの方が税金を抑えることができる場合があります。
ただし、所得や扶養家族の状況によっては、税金が高くなる場合もあるため、具体的なシミュレーションを行うことが大切です。
また、結婚後に配偶者控除や配偶者特別控除を受けることができます。これらの控除を受けることで、税金を抑えることができます。
ちなみに配偶者控除とは、納税者本人(年末調整を受ける人、確定申告を行う人)に配偶者がいる場合です。
その配偶者(妻や夫の)収入が一定金額以下のとき、所得控除が受けられる制度です。
配偶者特別控除とも呼ばれ、配偶者控除の場合、配偶者の合計所得金額が48万円(※令和2年より)を1円でも超えてしまうと、いきなり控除額が0円になってしまいます。
配偶者の年収が201万円以下であれば、配偶者特別控除が適用される減税措置で、配偶者の年収が150万円以下であれば、38万円の控除を受けられます。
150万円を超えると、控除額は段階的に減少します。世帯の合計年収も1095万円以内である必要があります。
結婚すると税金のメリットは?
結婚すると税金のメリットがいくつかあります。例えば、所得税や住民税の控除額が増えたり、配偶者控除や扶養控除が受けられるようになったりします。
また、相続税においても、配偶者には非課税枠が設けられているため、相続財産が多い場合でも、一定額まで非課税となります。
ちなみに相続税とは、相続人が相続財産を受け取った際に課税される税金です。相続人には、配偶者や子ども、両親などが含まれます。
相続税の課税対象となる財産には、不動産や預貯金、株式などがあります。
相続税の納税義務が発生するのは、相続人が相続財産を受け取った時点で、納税期限は6ヶ月以内です。
ただし、相続人には非課税枠が設けられており、一定額までの相続財産については非課税となります。
そして相続税の非課税枠は、相続人によって異なります。例えば、配偶者の場合は、相続財産が1億8千万円以下であれば非課税となります。
また、子どもや両親の場合は、相続財産が1億2千万円以下であれば非課税となります。
ただし、相続人が複数いる場合や、相続財産が複数ある場合は、それぞれの非課税枠を足し合わせた上で計算されます。
結婚してからの税金対策は?
結婚してからの税金対策には、例えば以下のようなものがあります。
- 所得税や住民税の控除を活用する
- 配偶者控除や扶養控除を活用する
- 確定申告を行う
- 税金の分割納付を利用する
- 生命保険や医療保険などの保険料を支払う
ただし、これらの対策は、個人の状況によって異なり、税制改正によって内容が変更されることもあります。
そのため、具体的な対策については、税理士や行政書士などの専門家に相談することをおすすめします。
結婚する時の贈与で非課税になる金額は?
非課税になる限度額は贈与を受ける受贈者1人あたり1,000万円です。このうち結婚のための費用は300万円が限度額となります。
両親や祖父母が子や孫の名義で銀行や信託銀行などに専用口座を開設し、そこに必要な資金を一括して拠出します。
制度が利用できる子、孫(受贈者)は20歳以上50歳未満となっています。
この非課税制度は、直系尊属(父母・祖父母など)から結婚や子育てのために一括で贈与された資金について贈与税が非課税になるものです。
ただし、これらの手続きは、贈与税申告書を提出する必要があります。
また、具体的な手続きについては、税理士や行政書士などの専門家に相談することをおすすめします。
結婚して共働きの税金 まとめ
今回は、結婚して共働きは税金で損する?税金対策や節税対策、税金が安くなる方法やメリットは?という記事タイトルで紹介しました。
結婚して共働きになった場合、所得税や住民税が変わることがあります。
例えば、配偶者控除や扶養控除を受けることができるようになったり、所得が増えたことによって税率が上がったりすることがあります。
また、共働きの場合、確定申告を行うことで、所得税や住民税を節約することができる場合があります。
確定申告を行うことで、給与所得控除や社会保険料控除などの控除を受けることができます。
上手に利用して節税できたらいいですね。(^^♪
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
・結婚して共働きは税金で損する?
・結婚する税金のメリットは?
・結婚してからの税金対策は?
・結婚する時の贈与で非課税になる金額は?