はじめに
カビ拭き取りにはアルコールが効果的なのか、カビ予防や除菌、度数、濃度、おすすめのアルコール製品についてご紹介します。
カビ対策にはさまざまな方法がありますが、中でも手軽に使えるアルコールは、カビの拭き取りや予防に効果的です。
しかし、アルコールにも種類や濃度があり、どの程度の度数が最適かを迷う方も多いのではないでしょうか?
本記事では、カビ取りに適したアルコールの選び方、予防効果を高めるコツ、おすすめのアルコール製品について詳しく解説します。
確かに、カビ拭き取りにアルコールが効果的って少し心配ですよね。
そこで、カビ拭き取りにアルコールが効果的なのかについて調べてみました。
・カビ拭き取りには、消毒用エタノールが効果的
・エタノールの消毒効果は濃度80%前後でもっとも高くなる
・おすすめのアルコールとしては、『エタノール』が挙げられる
・カビの胞子の死滅温度は、カビの種類によって異なりますが、一般的には80℃以上で死滅する
カビ拭き取りにアルコールが効果的なのかについてさらに詳しくご紹介します。
目次
カビ拭き取りにはアルコール除菌が効果的?
カビ拭き取りにはアルコール除菌が効果的かというと、カビ拭き取りには、消毒用エタノールが効果的です。
エタノールの消毒効果は濃度80%前後でもっとも高くなるそうです。
ただし、アルコールスプレーを使っても、普通にスプレーするだけではカビの殺菌には効果がないそうです。
2.5分~30分漬け込むことによって、カビを殺菌することができるそうです。
カビの種類によって適した掃除方法が異なり、浴室のカビは、乳酸系のカビ取り剤か、消毒用エタノールが掃除に適しています。
しかし、一番おすすめは安全でさまざまな場所の掃除に使える重曹水(水100mlに重曹小さじ1杯を混ぜたもの)&クエン酸水です。
また、カビが落ちたら水やぬるま湯で流すか、固く絞った濡れ雑巾で拭き取り乾燥させます。
カビ拭き取りにはアルコールの濃度や度数は?
カビ拭き取りに使うアルコールの度数は、70〜80%だと一番除菌に効果があるといわれています。
例えば、無水エタノールや消毒用アルコールとして販売されているものは、カビ掃除に使用可能です。
ただし、アルコールを使う場合は換気をしっかりと行い、火気厳禁であることに注意してください。
カビ拭き取りにおすすめのアルコールは?
カビ拭き取りにおすすめのアルコールとしては、『エタノール』が挙げられます。
ちなみに『アルコール』という表現は、一般的にはエタノールのことを指します。
ただし、医療用アルコールなどでは、メタノールやプロパノールなどのアルコールも使用されるため、正式名称は『エタノール』です。
エタノールは、アルコールの中でも最も一般的なもので、飲料用アルコールや消毒用アルコールなどに使用されます。
また、70%以上のアルコール度数があるものを使用することが推奨されています。
また、無水エタノールや消毒用アルコールとして販売されているものも使用可能で、アルコール度数が80%前後のものを使用するとカビ除去効果が高まります。
カビ拭き取りにおすすめのアルコールで、アルコール度数が低いものでもカビを除菌することはできます。
ただし、アルコール度数が低い場合は、効果が弱くなるため、消毒時間を長くする必要があります。
また、アルコール以外にも、次亜塩素酸ナトリウムや重曹などのカビ対策グッズもありますが、カビを防ぐための換気や湿気対策も重要です。
カビが生えやすい場所には、風通しを良くすることや、湿気を取り除くことが大切です。
カビの胞子の死滅する温度は?
カビの胞子の死滅温度は、カビの種類によって異なりますが、一般的には80℃以上で死滅するとされています。
また、菌糸は胞子よりも耐熱性が低く、50℃でほとんどの菌糸が死滅するとされています。
カビが生えた場合は、以下のような対処法があります。
- カビ取り剤を使ってカビを取り除く。
- 洗剤や重曹、酸素系漂白剤などを使って洗濯する。
- カビが生えた場所を乾燥させる。
- カビが生えやすい場所を掃除する。
カビの胞子が死滅した場合、生き返ることはありません。
ただし、カビの胞子は湿度が高くなると発芽し、成長するため、湿度を下げることで再発生を防ぐことができます
カビ拭き取りにアルコール まとめ
今回は、カビ拭き取りにはアルコールが効果的!カビ予防や除菌、度数、濃度、おすすめは?という記事タイトルで紹介しました。
カビ拭き取りにアルコールを使うことはできますが、アルコールにはカビを殺菌する効果があるものの、カビの胞子を完全に除去することはできません。
なので、カビの再発生を防ぐためにはアルコールで拭いた後に、水で拭き取るか、乾拭きすることが推奨されています。
また、アルコールに浸す時間は、2.5分から30分以内が効果的です。
アルコールに浸す時間が長すぎると、カビの胞子がアルコールによって死滅する前に、アルコールが蒸発してしまう可能性があるため、注意が必要です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
・カビ拭き取りにはアルコール除菌が効果的?
・カビ拭き取りにはアルコールの度数や濃度は?
・カビ拭き取りにおすすめのアルコールは?
・カビの胞子が死滅する温度は?