日大重量挙部監督の詐欺・横領疑惑とは?日大名門部の闇を徹底解説!

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はじめに

日本大学の騒動が止まらない。2024年7月、日本有数の実績を誇る重量挙部で、監督による組織的な金銭詐取が発覚しました。

被害総額は5326万円超に上り、被害者は58名にも及ぶという衝撃的な事件の詳細が明らかになっています。

今回は、日大重量挙部監督の詐欺・横領疑惑についてご紹介します。

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事件の概要

日本大学重量挙部の監督を務めていた難波謙二教授は、新入生の特待生に対して、本来免除されるはずの入学金や授業料を不正に徴収していました。

具体的には、奨学金制度による納付金の免除が「2年目からである」という虚偽の説明を行い、部の銀行口座に金員を振り込ませ、その資金を私的に流用していたとされています。

難波監督とは何者か

難波謙二監督は1984年に日本大学経済学部を卒業後、山形県の中学校教諭を経て、1988年から日本大学に勤務。

生物資源科学部の教授として20年以上にわたり重量挙部の監督を務めてきました。

学内では「ミニ田中英壽」と呼ばれ、前理事長の田中英壽から厚い信頼を得ていたといいます。

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発覚までの経緯

事件が表面化したのは、アメリカンフットボール部の薬物事件後に常務理事に就任した篠塚力氏の調査によるものです。

篠塚氏は東京大学法学部出身の弁護士で、日大の外部から招聘された人物。文部科学省からも期待される改革の要として、不正の調査に着手しました。

被害の実態

大学の調査によると:

  • 被害者数:58名(部員・保護者)
  • 被害総額:5326万6430円
  • 被害期間:複数年にわたる
  • 2024年12月19日時点で56名への返金が完了、残り2名も手続き中

さらに衝撃的なのは、平成26年度以前の入学者からも7件の問い合わせがあり、被害の全容は更に広がる可能性があります。

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問題の広がり

重量挙部の事件を皮切りに、スケート部と陸上部でも同様の不正が発覚。3部の被害総額は1億1500万円を超える規模となっています。

  • 陸上競技部:10年間で25名の被害者
    • 短距離部門:6名
    • 跳躍部門:14名
    • 投擲部門:5名
  • スケート部:7年間で29名の被害者(アイスホッケー部門)

大学の対応と今後

日本大学は難波監督を懲戒解雇処分とし、被害者への返金を進めています。

しかし、林真理子理事長体制下での組織のガバナンスには依然として課題が残ります。

2025年からは捜査が本格化する見通しで、さらなる被害の発覚も懸念されています。

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日大重量挙部監督の詐欺・横領疑惑 まとめ

この事件は、日本最大の私立大学における体育会の闇を浮き彫りにしました。

特待生制度を悪用した金銭搾取という手口は、運動部における権力構造の歪みを示しています。

大学改革を掲げた新体制下でも、根深い組織の体質は完全には払拭されていないことが明らかになっています。

2025年からの本格捜査により、さらなる事実関係が明らかになることが予想されます。日本大学の改革の真価が問われる重要な局面を迎えています。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。(^^♪

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