はじめに
ダルビッシュ有投手がついにMLB通算200勝を達成し、その偉業が大きな話題となっています。度重なる離脱を乗り越えながらも、一流投手として結果を残し続けてきた彼の軌跡は、多くのファンを魅了してきました。
さらに、総額1億ドルを超える年俸を手にするその実力は、メジャーリーグでもトップクラス。今回は、ダルビッシュ投手のこれまでの成績の変遷や離脱の影響、そしてMLBで築き上げたキャリアの価値について深掘りしていきます。
ダルビッシュ選手の離脱理由
ダルビッシュ選手は2014年8月に右肘の炎症で15日間の故障者リスト入りを経験しています。
その後、2015年3月に右肘内側側副靱帯の損傷が判明し、トミー・ジョン手術を受けることになりました。
この手術により2015年シーズンを全休することになりましたが、2016年5月に見事MLB復帰を果たしています。
また、2018年シーズンには右肘の故障により、8試合の登板後にシーズンを終えることになりました。
しかし、その後のリハビリと努力により、2019年シーズンから復活を遂げ、高いレベルでの投球を続けています。
ダルビッシュ選手の年俸
ダルビッシュ選手はMLB移籍後、高額な契約を結んできました。
2018年にシカゴ・カブスと6年1億2600万ドルの契約を結び、その後2023年2月にサンディエゴ・パドレスと6年総額1億800万ドルの契約延長に合意しました。
この新契約では、2023年の年俸が2400万ドル、2024年が1500万ドル、2025年が2000万ドル、2026年が1500万ドル、2027年と2028年がそれぞれ1400万ドルとなっています。
また、全球団へのトレード拒否権も含まれており、事実上「生涯MLB」での活躍が約束されています。
ダルビッシュ選手のMLB成績
ダルビッシュ有投手の日米通算200勝の軌跡
— HiT / MLB日本人選手速報 (@hitotonoya1_00) May 20, 2024NPB
・日本ハム(2005〜2011):93勝MLB
・レンジャーズ(2012〜2017):52勝
・ドジャース(2017):4勝
・カブス(2018〜2020):15勝
・パドレス(2021〜):36勝93勝+
107勝=
200勝
:@nhk_baseball #ダルビッシュ有https://t.co/2Bxnuf23eq
ダルビッシュ選手はMLB移籍後も高い実力を発揮し続けています。2013年には両リーグ最多の277奪三振を記録し、日本人史上2人目の最多奪三振を獲得しました。
2020年シーズンには、短縮60試合制の中で8勝3敗、防御率2.01という素晴らしい成績を残し、日本人初となる最多勝のタイトルを獲得しました。また、同年のサイ・ヤング賞投票では2位にランクインしています。
そして2024年5月19日、ブレーブス戦で先発し7回2安打9奪三振無失点の好投で、見事にNPB/MLB通算200勝を達成しました。これは野茂英雄、黒田博樹に次いで史上3人目の快挙となりました。
「ダルビッシュ有のMLB200勝達成」まとめ
「ダルビッシュ有のMLB200勝達成」についてご紹介しました。
ダルビッシュ選手の活躍は
- 右肘の故障を乗り越え、見事に復活を果たした
- 1億ドルを超える大型契約を結び、その実力が評価されている
- MLBでも最多勝や奪三振記録を更新するなど、高いレベルでの投球を続けている
でした。
ダルビッシュ選手の存在は、日本人選手のMLBでの活躍の可能性を広げ、野球ファンに大きな喜びと興奮をもたらしています。
彼の投球は常に注目を集め、日本とアメリカの野球界をつなぐ重要な架け橋となっています。これからも彼の活躍に目が離せません。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。(^^♪