はじめに
プロ野球界に、新たな旋風を巻き起こす若き投手がいます。
オリックス・バファローズの山下舜平大選手は、その圧倒的な投球力と驚くべき成長速度で、多くのファンと関係者の注目を集める逸材です。
190cmの長身から放たれる最速161km/hのストレートは、まるで疾風のように打者たちを翻弄し、2023年には見事にパ・リーグ新人王の栄冠に輝きました。
しかし、彼の魅力は単なる数字だけではありません。高校時代から培ってきた努力、野茂英雄から直接学んだフォークの技、そして母への深い感謝の念。
山下舜平大、通称「ペーター」の、波乱に富んだプロ野球人生を、その経歴と年俸とともに徹底解説します!
目次
プロフィール
オリックスが仙台育英の山口廉王を3位指名
— オリックスを語るチャンネル (@max_orix) October 24, 2024
193cm95kmの体格から最速151kmを投げ下す
素材のすべてにはロマンを感じる怪物
山下舜平大のようなスケールを期待できる選手が
また1人オリックスに加わった
pic.twitter.com/jaOluCENMM
山下舜平大、通称「ペーター」。オリックス・バファローズの若き有望投手として、野球ファンの注目を集める選手の一人です。
2002年7月16日生まれ、福岡県福岡市南区出身の右投右打の投手。190cmの長身から繰り出される最速161km/hのストレートは、多くのバッターを圧倒しています。
野球人生の始まり
少年時代
山下選手の野球人生は、福岡市立野多目小学校3年生のときに始まりました。筑紫丘ファイターズで野球を始め、当初は捕手兼投手としてプレー。
中学時代は福岡市立三宅中学校の軟式野球部で、投手兼捕手として活躍し、3年秋には福岡県選抜として『U15全国KWB野球秋季大会』で準優勝を果たしました。
高校時代
福岡大学附属大濠高校では、1年秋からベンチ入りを果たし、2年春からはエースとして活躍。
新型コロナウイルスの影響で夏の甲子園は中止となりましたが、地区大会では準優勝の実績を残しました。
プロ入りとキャリア
ドラフト1位指名
2020年10月26日、オリックス・バファローズから1位指名を受けました。契約金は8000万円、初年度の年俸は700万円でした。背番号は当初12番でスタートしました。
プロ初期の成長
2021年は二軍で先発ローテーションを回り、経験を積む1年となりました。2022年は腰痛などの課題もありましたが、着実に成長を続けていました。
2023年 大躍進の年
新人王の輝き
2023年は山下選手の breakthrough year(飛躍の年)となりました。
16試合先発で9勝3敗、防御率1.61という驚異的な成績を収め、パ・リーグ新人王に輝きました。
オールスターゲームにも初選出され、第2戦では見事に敢闘賞を受賞しています。
年俸の推移
山下選手の年俸の変遷は、彼の成長を如実に物語っています。
- 2021年:推定700万円(初年度)
- 2022年:推定700万円(据え置き)
- 2023年:新人王受賞後の契約更改で大幅アップ
- 2024年:推定4000万円(3300万円増)
特筆すべきは、2024年の契約更改で大幅な年俸アップを果たしたことです。わずか3年でおよそ5.7倍の年俸増となり、若手投手としては異例の昇給率と言えるでしょう。
投球の特徴
山下選手の武器は、190cmの長身から繰り出される多彩な球種です。
- ストレート:最速161km/h、58.6%の配分
- カーブ:30.9%の配分
- フォーク:10.5%の配分
特にフォークは、野茂英雄から直接指導を受けて習得した球種で、彼の武器の一つとなっています。
2024年の課題
2024年序盤は苦戦を強いられましたが、8月以降は6先発で3勝2敗・防御率1.58と巻き返しを見せています。
若さゆえの浮き沈みはあるものの、その潜在能力は非常に高く評価されています。
山下舜平大投手 まとめ
山下舜平大が注目される理由は単なる成績だけではありません。
チームへの貢献、成長への意欲、そして若さゆえの可能性が、多くの野球ファンの期待を集めているのです。
今後も山下舜平大の活躍から目が離せません!
最後までお読みいただきましてありがとうございました。(^^♪