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カビ掃除で体調不良にならないための安全対策とNG行動

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はじめに

カビ掃除のあとに「喉が痛い」「目がしみる」といった症状を感じたことはありませんか?

実は、カビ取り剤の使い方を間違えると、健康に悪影響を与えることも。この記事では、安全にカビ掃除を行うための対策と絶対に避けたいNG行動をわかりやすく解説します。

カビ掃除で起こりやすい体調不良の原因とは

カビの胞子によるアレルギー症状

カビ掃除の際、乾燥したカビをこすったりすると、大量の胞子が空気中に舞い上がり、鼻や口から吸い込まれます。これにより、アレルギー性鼻炎アレルギー性結膜炎、さらに**喘息(ぜんそく)**などの呼吸器系のアレルギー症状を引き起こすことがあります。

塩素系カビ取り剤の吸い込みリスク

市販のカビ取り剤の多くに含まれる次亜塩素酸ナトリウム(塩素系成分)が揮発すると、刺激臭の強い塩素ガスが発生します。このガスを吸い込むと、喉や気管の粘膜を刺激し、咳、喉の痛み、最悪の場合は肺水腫などを引き起こす危険性があります。

換気不足が招く酸欠・頭痛

浴室などの密閉空間で作業を行う際、換気が不十分だと、酸素が消費され、カビ取り剤から発生したガスが滞留することで、酸欠状態高濃度ガスによるめまい頭痛吐き気などの体調不良につながります。

カビ掃除を安全に行うための基本対策

ゴム手袋・マスク・メガネの正しい使い方

道具目的正しい使い方
ゴム手袋皮膚の保護塩素による手荒れや炎症を防ぐため、必ず長めの厚手のものを着用する。
マスク胞子・ガスの吸入防止不織布マスクを二重にするか、可能であれば防護力の高いマスクを着用し、鼻と口を完全に覆う。
保護メガネ目への飛散防止ゴーグル型など、横からの飛沫も防げるものを使用し、ガスによる目の刺激を防ぐ。

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使用中の換気方法と時間の目安

安全対策の最優先事項は換気です。

  1. 二方向の換気経路の確保:換気扇を「強」で回すと同時に、窓やドアを少し開けて、空気の入口と出口を作り、風の通り道を作ります。
  2. 目安時間:カビ取り剤を塗布して放置する時間だけでなく、その後30分以上は換気扇を回し続け、空間のガスを完全に排出させましょう。

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作業後の洗浄・うがい・手洗いの重要性

作業完了後も体に付着した成分や空中のガス・胞子のケアを徹底します。

  1. カビ取り剤の完全除去:カビ取り剤が残らないよう、**たっぷりの水(シャワー)**で何度も洗い流します。
  2. 体のケア:作業後はすぐにうがいをして喉を洗い、石鹸で顔や手を丁寧に洗い流し、付着した塩素成分や胞子を取り除きましょう。

絶対にやってはいけないNG行動

酸性洗剤と塩素系洗剤を混ぜる

「混ぜるな危険」の表示を絶対に守ってください。塩素系カビ取り剤(アルカリ性)と、酸性タイプの洗剤(トイレ用洗剤、お酢、クエン酸など)が混ざると、有毒な塩素ガスが大量に発生します。これは非常に危険であり、命に関わる重大な事故につながります。カビ取り剤を使用する前後は、必ず水で洗い流してから他の洗剤を使用してください。

📌 塩素系と酸素系、どちらを使う? カビ取り剤には塩素系と酸素系があります。素材によって使い分ける際は、こちらの記事も参考にしてください。 → [素材別に選ぶ!塩素系 vs 酸素系カビ取り剤の使い分け術]

密閉空間での長時間作業

窓やドアを閉め切った状態で、カビ取り剤をスプレーし続けるのは大変危険です。ガスの濃度が上昇し、体調不良を引き起こします。作業中は必ず換気を行い、塗布後は速やかにその場を離れ、**放置時間は製品の指定時間(長くても30分程度)**を厳守しましょう。

直接スプレーを吸い込むような姿勢

カビに顔を近づけてスプレーしたり、顔の高さより上の壁や天井に直接スプレーしたりすると、洗剤のミストや液が目に入る、あるいは直接吸い込むリスクが高まります。天井などの高い場所は、柄付きのスポンジにスプレーしてから塗り付けるなど、目線よりも上で作業しない工夫をしてください。

🛁 場所別のカビ取り方法もチェック! 窓枠やゴムパッキンのカビには、ラップやキッチンペーパーを使ったパックが有効です。具体的な手順はこちらをご覧ください。 → [窓・サッシ・ゴムパッキンのカビ取り方法を完全解説]

家族やペットがいる家庭での注意点

作業中に部屋を閉める・離す

カビ取り剤を使用する際は、作業スペースから乳幼児、子ども、高齢者、ペットを完全に遠ざけてください。ガスの影響は大人以上に体に悪影響を及ぼします。作業中の部屋のドアは閉め、換気が完了するまで近づかせないようにしましょう。

赤ちゃんの寝具やおもちゃ周辺の扱い方

赤ちゃんが触れたり口に入れたりする可能性のある寝具やおもちゃ周辺は、塩素系洗剤の使用を極力避け、アルコール酸素系漂白剤など、刺激の少ない方法でのカビ取りを検討してください。やむを得ず塩素系を使用する場合は、すすぎと乾燥を徹底し、残留成分が残らないよう細心の注意を払ってください。

まとめ|カビ掃除は“安全第一”で行おう

カビ掃除はしっかり準備すれば安全に行えます。

失敗を防ぐために、次に紹介する「カビキラーの正しい使い方ガイド」もチェックしておきましょう。

✅ まずはこの記事で基本を押さえる! カビ取り剤を安全に、最も効果的に使うための詳細なガイドです。 → [カビキラーで失敗しない!効果的な使い方・安全性・選び方ガイド]

最後までお読み頂きましてありがとうございました。(^^♪

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