はじめに
日本ハムファイターズで長年活躍し、現在は野球解説者として活躍している田中賢介選手。
彼のメジャーリーグ挑戦から日本ハム復帰までの軌跡を詳しく解説していきます。
目次
メジャーリーグ挑戦の経緯
ワールドシリーズ優勝の記念Tシャツに
— kounoiro (@kounoiro) October 31, 2024
着替えた直後の大谷さんに
田中賢介さんがインタビューする画が
日ハム成分あふれまくりで善い善い#lovefighters pic.twitter.com/0LjzuTrfED
田中賢介選手は2012年シーズン終了後、海外FA権を行使してメジャーリーグ挑戦を表明。
当時は「パワーは劣るけど、守備や走塁、バットに当てる技術など、細かい部分でアピールしたい」と意気込みを語っていました。
サンフランシスコ・ジャイアンツ時代
楽天トラベル契約条件
- 2013年1月にマイナー契約
- 最低保証金額：4万ドル
- マイナーでの月給：2万ドル
- メジャー昇格時の年俸：75万ドル
特筆すべきは、田中選手が通訳ではなく英語の家庭教師をつけることを自ら希望。
「通訳を付けると英語も上達しないし、チームメイトからも認めてもらえない」という考えからでした。
メジャーでの成績
- 出場試合数：15試合
- 打率：.267
- 出塁率：.353
- 盗塁：2個
7月9日のメッツ戦でメジャーデビューを果たし、日本人選手としては50人目。
デビュー戦では本塁打性の飛球をジャンピングキャッチする好守を見せ、5回には待望のメジャー初安打を放って4万人の観衆からスタンディングオベーションを受けました。
マイナーでの実績
- AAA級フレズノでの打率：.329
- 本塁打：1本
- 出塁率：.400
- 盗塁：22個
レンジャーズ傘下時代
楽天トラベル2013年12月にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を締結。AAA級ラウンドロックで以下の成績を残しました。
- 出場試合数：62試合
- 打率：.258
- 本塁打：4本
- 出塁率：.340
- 盗塁：12個
日本ハムへの復帰
2014年12月、古巣の北海道日本ハムファイターズに復帰。背番号「3」を着用して、チームの主力として再び活躍します。
復帰後の2015年シーズンは、以下になります。
- 得点圏打率：.346
- 打点：66（自己最高記録）
- ベストナイン獲得
田中賢介選手のメジャーリーグ挑戦 まとめ
楽天トラベル田中賢介選手のメジャーリーグ挑戦は、必ずしも長期的な成功には結びつきませんでしたが、日本人選手として貴重な経験を積み、その後の日本球界での活躍にも活かされました。
現在は野球解説者として、その豊富な経験を活かした解説で視聴者を魅了しています。
特に印象的なのは、通訳を付けずに英語での直接コミュニケーションにこだわった姿勢です。
これは、単なる野球選手としてだけでなく、一人の人間として成長しようとする田中選手の姿勢を表しているといえるでしょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。(^^♪
