🍚 はじめに
新米の時期はいつなのかって、ちょっと気になりますよね。
実は、新米の時期は、例年6月下旬の沖縄を皮切りに、7月の九州、8月の本州南部、9月以降に本州北部・北海道で店頭に並び始め、表示上は精米・包装された年の12月31日まで「新米」と呼べます。
この記事では、新米の定義や地域・品種別の出回りスケジュール、選び方・保存方法までわかりやすく解説します!
新米の定義──法律と米穀年度から見る「時期」
JAS法(食品表示基準)上の新米とは?
- お米が収穫された年の12月31日までに精米・包装されたもののみ「新米」と表示可能です。
米穀年度で見る新米・古米の区分
- 米穀年度は11月1日~翌年10月31日。この期間内に収穫されたお米がその年度の新米とみなされます。
- ただし、実際の店頭では精米・包装のタイミングで表示できる/できないため、概念と表示にズレが生じます。
地域別!新米が出回る時期カレンダー
沖縄エリア(6月下旬~7月上旬)
- 日本最速の収穫地、沖縄・石垣島では6月下旬から新米が出回ります。
- 代表銘柄「ちゅらひかり」は“日本一早い新米”としても知られています。
九州エリア(7月~8月)
- 沖縄に続き、7月から8月にかけて本州に先駆けて新米が流通。
- 早生品種(ひのひかり、にこまるなど)が主にこの時期に市場に登場。
本州南部(8月中旬~9月)
- 近畿、中国、四国、東海地方では8月中旬~下旬に新米が出はじめます。
関東〜東北・北海道(9月~10月)
- 関東〜東北で9月、北海道で10月下旬にピークに達します。
品種別出回りスケジュールの違い
早生(わせ)品種
- 育成期間が最も短く、7月~8月に収穫。
- ひのひかり、にこまるなど。
中生(なかて)品種
- 8月後半~9月にかけて出荷。
- コシヒカリ、ひとめぼれなど。
晩生(おくて)品種
- 成長に時間がかかり、9月中旬以降、10月初旬~下旬に収穫されます。
- つや姫、ゆめぴりかなど。
新米を手に入れるタイミングとチェックポイント
購入スケジュールの目安
- 沖縄:6月下旬~7月
- 九州:7月~8月
- 本州南部:8月~9月上旬
- 北海道:9月中旬~10月下旬
「産年」と「精米日」で確実に見極める
- パッケージに記載の「○○年産」「精米日」を確認して、鮮度の高い新米を選びましょう。
産地・品種ラベルで違いを楽しむ
- 道の駅や産地直売所では、地域ならではの早生品種や限定ブランドが並ぶことも。
長く美味しく楽しむ!保存&炊き方のコツ
酸化を防ぐ保存技術
- 精米後の酸化を防ぐには、密閉容器に入れ、冷暗所または冷蔵庫(野菜室)で保存が効果的。
- 夏場は特に、冷蔵庫保存が好ましい。
美味しさを引き出す炊き方
- 水分が多い新米は規定の水量で、しっかり蒸らすことでふっくら仕上がります。
- 冷凍保存も可能で、密閉容器で冷凍すれば鮮度を長く保てます 。
注意!「新米」の表示と実物のズレ
年を跨いだ「新米」の誤解
- 精米・包装が前の年の12月31日までに済んでいれば、年が明けても「新米」表示可能です。
- 実際は新米なのに「古米」表示になるケースがあり、表示と中身は必ずしも合致しません。
「年度」区分の混乱を避けるために
- 「2025年度新米」と「2025年産新米」は別もの。年度に惑わされず、「産年」「精米日」で判断するのが正確です。
新米の時期はいつ:まとめ
新米は、沖縄で6月下旬、九州で7月~8月、本州南部で8月~9月、北海道で9月~10月にかけて店頭に並びます。
法律上の「新米表示」はその年の12月31日までに精米・包装されたものに限られますが、「産年」や「精米日」を確認すれば、より鮮度の高いお米を見つけられます。
保存は密閉・冷暗所保存が基本で、炊くときは通常より蒸らし時間を意識すると、美味しさが長持ちします。
ぜひ旬の香りを楽しんでください!
最後までお読み頂きましてありがとうございました。(^^♪
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