はじめに
パワハラにあたる言葉についてご紹介します。
パワーハラスメント(パワハラ)とは、職場での上下関係を利用して不当な言動や行為を行うことを指しますが、どのような言葉がパワハラにあたるのでしょうか?
また、指導とパワハラの違いもよく議論されるポイントです。近年、企業内でのパワハラ防止が求められる中、ハシモトホームという企業が注目を浴びていますが、その言動はパワハラに該当するのでしょうか?
本記事では、パワハラにあたる言葉や行動、指導との違いについて解説し、ハシモトホームの事例についても詳しく探ります。
パワハラ(パワーハラスメント)とはどのような行為(ことば)?
パワハラとは、不愉快な気持ちにさせることや、実質的な損害を与えるなど、不快感を与える言葉や行為のことをいいます。
例えば、職務上の地位の高い者(会社社長、上司)や、社会的な地位の強いもの(政治家、大学教授など)による「自らの立場や権力を利用した嫌がらせ」をいいます。
業務の範囲を超えて、精神的または肉体的に苦痛を与えたりする、いじめや嫌がらせや暴言・怒鳴り声・人格否定等のことを言います。
パワハラで、加害者が暴力を振るえば「傷害罪」や「暴行罪」になります。
精神的に攻撃をすれば「名誉毀損」や「侮辱罪」に問われる可能性もあります。
また民法による「不法行為」や「労働基準法違反」も成立することがあるのです。
ハシモトホームのパワーハラスメントは?
ハシモトホームっていう会社は普通にやばいですよね。
パワハラ等で自殺に追い込んでおいて「賞状の一環」「会社に法的責任はない」って言っているから事の重大さをわかっていないようです。
見ているこっちが「あ~~あ」って感じです。
男性社員がパワハラ自殺された件。会社側は「法的責任はない」と舐めていたようだが、もうパワハラ防止法は中小企業にも適用されてるし、脅迫罪や名誉毀損罪でも訴えられる。そうなればネットで劣悪な労働環境が全国に晒され、まともに商売はできなくなるのだ。社員を大切にできない会社に未来はない。 pic.twitter.com/fCTmg00sql
— ブラック企業アナリスト 新田 龍(労働マナー講師) (@nittaryo) June 21, 2022
パワハラと指導の違い
パワハラと指導の違いは、具体的には指導や注意の必要性が大きい場合は、「指導の必要がある」という解釈ができます。
逆に指導や注意の必要性がそれほど大きくない場合には、「指導の必要がない」という解釈ができます。
パワハラか指導かということは、指導や注意をしている人・指導や注意をされている人、どちらも、よく分かっていると考えられます。
いずれにしても人間関係が良好であれば「パワハラ」を受けることは、あまりないと思います。
なので人間関係が悪化しないように、良好であるようにやっていくことが大事です。
パワハラ防止法とは!
パワハラ防止法(改正労働施策総合推進法)とは、改正労働施策総合推進法の通称です。
2019年5月、パワハラ防止法が成立しました。
パワーハラスメント防止のための雇用管理上の措置が、企業に初めて義務付けられたのです。
パワハラ防止のために、雇用管理上必要な措置を講じることが義務となります。
加えて、適切な措置を講じていない場合には是正指導の対象となります。
パワハラにあたる言葉 まとめ
今回は、パワハラにあたる言葉はどのような言葉か!パワハラと指導の違い。パワハラ防止法とは!という事を解説しました。
「パワハラ」という言葉は「造語」です。
国際的には「ハラスメント」は、性別、人種、宗教などに基づく差別的な行為を指す意味合いが多く、職場で繰り返される不快な行為は「いじめ」と捉えられていることが多いのです。
いずれにしてもこのパワハラというものは世の中から無くさなくてはいけないものです。
加害者は気が付かなくても、被害者の方はたまったものではありません。
よく考えて行動しなければ大きな間違いを起こすことになります。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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