はじめに
共同親権のメリットとデメリットについてご紹介します。
共同親権の導入については、近年日本でも議論が活発に行われています。
子どもが両親の元で平等に育つための選択肢として賛成する声がある一方、実際の運用方法や親権に関するトラブルを懸念する反対の意見も少なくありません。
本記事では、共同親権制度のメリットとデメリットを詳しく解説し、導入に向けた課題や社会的影響について深掘りします。
目次
共同親権とは?
共同親権とは婚姻中に、父親と母親が共に子供に対する「親権」を持つ制度です。
離婚後は日本では「共同親権」は認められていません。
日本では、離婚後は「単独親権」に変わります。
離婚後は「男性は親権を取りにくい」などといわれる例も多くあるようです。
欧米では離婚をしても「共同親権」を認めています。
離婚をしても「共同親権」を認めている国は、ドイツやイタリア・フランスなどの欧米諸国や、韓国で「共同親権」は導入済みです。
先進国では離婚後の「単独親権」制度をとっている国は日本くらい、というのが現状です。
共同親権のメリットは?
子供が両方の親と関わることができる
離婚しても子供は両方の親と関わることができます。
「単独親権」であれば、片親と関わることが難しいです。
でも「共同親権」だったら、子供に寂しい思いをさせなくて済みます。
共同親権であればおじいちゃんやおばあちゃんにも遠慮せずに会うことができます。
離婚する時の「親権トラブル」を避けることができる
離婚する時の「親権トラブル」を避けることができる!
離婚時で一番揉めるのは子供をどちらが育てるかという「親権トラブル」が大きい。
共同親権であれば、子供をどちらが育てるかという1番大きな問題がなくなり、そうなれば当然、離婚後の養育費などの支払いのトラブルを避けることができます。
共同親権のデメリットは?
二重生活で子供に負担がかかる
共同親権になったら、二重生活で子供に負担がかかるようになりそうです。
子供が幼いうちはいいとして、子供がある程度成長したら素直に自分の考えを表に出すことができればいいのですが…
遠方への引っ越しは難しくなる
当然共同親権になったら、遠方への引っ越しは難しくなります。
親権者同士が遠くに離れていたら、子供の面倒を見ることが難しくなりそうです。
これまでの単独親権の片親による子の連れ去りは?
片親による子の連れ去りについて、警察庁はこれまで法に基づき処理一辺倒だったようです。
同居からの連れ去りか、別居からの連れ戻しかを問わず、正当な理由がない限り「未成年者略取誘拐罪」にあたると明言し、これを現場に徹底することにした。としています。
共同親権 まとめ
今回は、共同親権導入めぐり賛否両論!メリットデメリットについて解説!という事を解説しました。
共同親権を認めることによって子供が両親と関わりを持てるということは、素晴らしいことです。
しかし一緒に生活できるのはどちらかの親だけです。
両親といつも一緒に暮らせるのであればいいのですが、片方の親だけだと、両親の考え方が違う場合は子供は迷ってしまいそうな感じがしますが…
できることならば離婚しないで両親と生活が出来ればいいですね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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