はじめに
コモディティ(商品)投資は、株式や債券とは異なる資産クラスとして注目されています。金や原油、農産物などのコモディティに投資することで、インフレ対策やポートフォリオの分散効果が期待できます。
特にコモディティ投資信託は、個人投資家でも手軽に分散投資ができるため、人気が高まっています。本記事では、コモディティ投資信託の特徴やおすすめ銘柄について解説します。
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コモディティ投資信託とは?
2022年上半期 投資信託リターン上位
— りすお@米国株投資家 (@investorRIS) July 27, 2022
4位以外は全てコモディティ(商品)だったり
こんな時代が来るなんてpic.twitter.com/UAMJjU1iV7
コモディティ投資信託とは、金や原油、工業用金属、農産物などのコモディティに関連する資産に投資する投資信託です。
これらの投資信託は、現物のコモディティを保有するものや、先物市場を活用するもの、関連企業の株式に投資するものなど、さまざまな形態があります。
コモディティ投資の魅力
- インフレヘッジ効果
- インフレが進行すると、実物資産であるコモディティの価格が上昇しやすいため、資産価値の目減りを防ぐことができます。
- ポートフォリオの分散効果
- 株式や債券とは異なる値動きをするため、リスクを分散するのに役立ちます。
- 長期的な成長の可能性
- 世界の人口増加や経済成長により、エネルギー資源や食料需要が拡大し、価格の上昇が期待できます。
おすすめのコモディティ投資信託
1. 金(ゴールド)関連投資信託
- eMAXISプラス ゴールドインデックス
- 金の価格に連動するETFを通じて運用。
- 為替ヘッジなしで、金価格の上昇メリットを享受できる。
- 三菱UFJ 純金ファンド
- 金地金の価格に連動。
- 長期保有で資産防衛を狙う投資家におすすめ。
2. エネルギー(原油・天然ガス)関連投資信託
- iFreeNEXT 原油インデックス
- WTI原油先物価格に連動。
- 原油市場の価格変動を活用した投資が可能。
- アライアンス・バーンスタイン 米国エネルギー戦略ファンド
- 米国のエネルギー関連企業の株式に投資。
- 配当収入も期待できる。
3. 農産物(穀物・コーヒー)関連投資信託
- 農産物インデックスファンド
- 小麦、大豆、トウモロコシなどの価格に連動するファンド。
- 食料需要の増加を背景に成長が期待される。
- S&P GSCI ソフトコモディティ・インデックスファンド
- 砂糖、コーヒー、ココアなどの農産物価格に連動。
- 新興国市場の成長による恩恵が期待できる。
投資する際の注意点
- 価格変動リスク
- コモディティは需給バランスや政治的要因によって価格が大きく変動することがあります。
- 為替リスク
- 海外市場に投資する場合、為替変動の影響を受けることがあります。
- 投資信託のコスト
- 信託報酬や取引コストが発生するため、長期投資を考慮する際にはコストを確認することが重要です。
コモディティ投資信託:まとめ
コモディティ投資信託は、インフレヘッジや分散投資の手段として有効です。
金や原油、農産物など、さまざまな資産に投資することで、市場環境の変化に対応しながら利益を狙うことができます。
ただし、価格変動リスクやコスト面を考慮しながら、慎重に選択することが重要です。今回紹介したおすすめのコモディティ投資信託を参考に、自身の投資スタイルに合った商品を選んでみてください。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。(^^♪