はじめに
「宇宙食 サバ缶」についてご紹介します。
宇宙空間でも美味しく食べられる「宇宙食サバ缶」が誕生しました。
これを手掛けた開発者は、地球でも愛されるサバ缶を宇宙でも楽しめるようにと、さまざまな工夫を凝らして作り上げました。
この記事では、この宇宙食サバ缶の味や値段、購入できる場所について詳しく調査し、どのようにして宇宙食として認定されたのか、その開発秘話もご紹介します。
宇宙好きやサバ缶ファン必見の内容です!
宇宙食 サバ缶の開発者
別司芳子さんの「宇宙食になったサバ缶」を読みました。
— 安田夏菜 (@kanakana623) September 9, 2022
地方の普通の高校生が、14年間かけて宇宙食を作った話。14年の間には、学校自体の統廃合もあり、恵まれていない環境の中、後輩にバトンを渡しては引き継ぎ、大企業に負けない仕事を成し遂げた高校生たち。普通の子たちの愚直な努力が眩しい! pic.twitter.com/bhrJZsxsJ6
宇宙食 サバ缶の開発者は、福井県小浜市にある小浜水産高校です。
現在の福井県立若狭高校になります。
小浜駅より車で5分、徒歩で26分くらいの距離です。
この小浜水産高校で20年近くにわたってつもりで来た「夢へのバトンリレー」がありました。
この宇宙食サバ缶のはじまりは、若狭高校に統合する前の小浜水産高校の実習工場から始まりました。
小浜水産高校で作られたサバ缶の製造工程が、2006年に国際的な衛生管理基準 HACCPを取得したのが始まりです。
この衛生管理基準 HACCPを取得するのはとても難しいというのは間違いありません。
そして衛生管理基準 HACCPを取得したので「私たちの缶詰を宇宙に飛ばせるのでは」という声が上がりました。
それから「すごい夢、本当に出来たら面白い」ということになって、授業で研究を始めました。
そして宇宙航空研究開発機構(JAXA)に協力を求めたのです。
そうしたら学校で、JAXAによる宇宙食の講習会を開催したり、宇宙食の担当者に試食してもらったりして研究は本格化して行きました。
その中で難しかったのが、調味液(だし汁)の飛散の防止が特に難しいのです。
なぜ難しいかと言うと学校内では、無重力空間を作って実験をすることができないからです。
なので飛散防止については、 JAXAが持っている無重力空間での料理技術のノウハウを使って宇宙食サバ缶を完成させました。
そして問題点の一つとして「とろみ」がありました。
柔らかすぎてもいけないし、硬すぎたら口当たりが悪くなったり試行錯誤を繰り返しながら完成に近づけました。
この宇宙食サバ缶に関わった生徒数は約300人くらいで、2018年11月に宇宙食サバ缶として JAXA から宇宙日本食の認証を受けました。
宇宙食サバ缶の商品名は「サバ醤油味付け缶詰」です。
この商品を宇宙飛行士の野口聡一さんが YouTube を通して紹介しています。
「素晴らしい」と紹介したのです。
「普通の缶はプシュッと汁が出てきちゃうんですけど、これは大変優秀で出てきません。
ジューシーで、しょうゆがしっかり染みている感じ」と野口さん。
フォークで食べたほか、身を無重力空間に浮かせてパクッといく様子も。「うまい!」
引用元:朝日新聞
お見事!何事も最後まで諦めずに続けていくということが一番重要なのかなという感じがします。
味は?
昨日のワイドナショーでサバ缶が宇宙食になってるって話題がやってましたね! 味付け缶で無重力でも食べやすいよう汁が少なめなタイプみたいです。 pic.twitter.com/Go9LbFE4mm
— サバ子 (@sabasaba_mizuni) July 19, 2021
宇宙食サバ缶の味については上記にある野口聡一さんの言葉でわかるように「うまい!」という言葉に尽きるようです。
福井のサバ缶、宇宙食に JAXA認定、県立高開発https://t.co/SL9aGJ2xPv
— 産経ニュース (@Sankei_news) November 12, 2018
→福井県立若狭高では生徒が授業でサバの缶詰を製造
→宇宙食には、一定の保存期間や水分量など計8項目の基準が求められる
→1年半の保存試験にも合格。14年にJAXAが公募する候補計33品目の一つに選ばれた pic.twitter.com/nZtAJyiXbM
これだけの努力があるので「まずい!」わけがありません。
先日のあい読書部で紹介にあがった本です🙌
— 文月@読書部主催者 (@yumebiyori0) February 9, 2023
小坂康之 林公代
「さばの缶づめ、宇宙へいく」
宇宙食つくれるんちゃう?
その生徒の一言で始まったサバ缶の宇宙食計画。苦節13年。
代も変わりながらついに宇宙へ旅立つことができるようになる🪐
その13年を描いたノンフィクション作品📕✨ pic.twitter.com/ctFyzFXzD8
「宇宙食になったサバ缶」の著書
— 日本海さかな街『島屋』の店員 (@WadaUmi) August 2, 2022
敦賀在住の別司芳子さんが
なんと島屋にご来店くださった✨
島屋社長が地元の小学校に
この本を寄贈した事を知ったので…との事。
地元、若狭高校生が世界初高校生が作った宇宙食 サバ缶🐟のストーリー。
地元をよく知る別司さんだからこそ の本
📕
店員は大興奮🤩 pic.twitter.com/GRvGdiTh01
野口聡一さんの笑顔を見ると、「よく頑張ったなとても美味しいよ」と言っているように見えます。
やはり美味しいものを食べると機嫌が良くなり笑顔が出てくるというのは間違いないようです。
いつも笑顔で素敵な食品を食べれたらこれほど幸せなことはないですよね。
宇宙食サバ缶はどこで買えるの?
宇宙食って食べたことありますか?児童向けノンフィクション『宇宙食になったサバ缶』をデザインしました!なんと宇宙食サバ缶は高校生が開発したんですって!編集さんにいただいたサバ缶とともに回してみました。星柄のホロPP加工🌟後半でアップにしているのでキラッとするのがわかりますか?(村) pic.twitter.com/HGjHLhDT5M
— bookwall (@bookwall) July 7, 2022
宇宙食サバ缶はどこで買えるのかと言うと、道の駅「若狭おばま」(小浜市)で買えるそうです。
値段は、約110gで2000円(税込)、1人2缶まで購入可能のようです。
問い合わせ先:道の駅若狭おばま、電話番号:0770・56・3000
引用元:朝日新聞DIGITAL
宇宙食サバ缶については上記の店舗以外は買うことができないようです。
そしてそれ以外の宇宙食に関しては・フリーズドライ食品・温度安定化食品・缶詰食品・半乾燥食品という食品があるようです。
そして宇宙食の条件としては・長期保存が可能なもの・必要とされる栄養素カロリーが供給できるもの。
・重量が軽減されているもの・調理方法が簡単で美味しいもの・飽きのこないメニュー構成などと言われているようです。
ちなみにこれらを扱っている店舗は、宇宙食宇宙グッズ販売「宇宙の店」です。
宇宙で食べられる日本食は全部で47品目あるようです。
「YOHKAN」(山崎製パン)、「スペースカレー」(ハウス食品)や「ホテイやきとり宇宙用」(ホテイフーズコーポレーション)、「宇宙おにぎり」(宇宙の店)などは一般購入も可能。
長期保存が効くことから災害に備える非常食にもなる。
引用元:家庭画報
【#JapanVideoTopics】
— 外務省 (@MofaJapan_jp) July 6, 2022
宇宙開発の進歩に伴い発展してきた #宇宙食 。日本では、基準を満たした食品が「宇宙日本食」としてJAXAに認証されています。高度な技術と情熱で開発された「宇宙食ラーメン」と「宇宙食サバ缶」の製造背景をご紹介します。
英語版: https://t.co/KuoBVBGx3i pic.twitter.com/R9RRY9shm9
普通の鯖の缶詰は食べたことはあるのですが、宇宙食サバ缶はまだ食べたことがありません。
話のタネに一度問い合わせをして食べてみるのもいいかもわかりません。
しかし若狭高校の頑張りは見事としか言いようがありません。
やればできるという見本になるのかなという感じがします。
おめでとうございます(^^♪
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