南場智子 DeNAベイスターズを変革させた「こと」に向かうリーダーシップ！

はじめに

横浜DeNAベイスターズが26年ぶりの日本一に輝いた2024年。その立役者として注目を集めているのが、球団オーナーの南場智子氏。

経営のプロフェッショナルでありながら、熱烈な野球ファンとしても知られる南場氏の経営哲学と人柄に迫る。

情熱的なオーナーシップの体現

今年日本一になった横浜DeNAベイスターズの南場智子さんがフェミニスト会議に呼ばれて女性の社会進出について意見を聞かれた時、

「男とか女とか実力に関係あるんスか？？」

と言って、以後二度とフェミニスト会議に呼ばれる事はなくなったそうな、、、 https://t.co/x5lkIWJnp7 pic.twitter.com/tcJXblTdm3

— トク活ずんだもん🫛フォロバ💯 (@TokukatsuQuest) December 6, 2024

南場氏の特徴として最も印象的なのは、その情熱的な姿勢です。

週1回の球場通い、全選手の応援歌を覚え、日本一達成時には躊躇なくビールかけに参加する姿は、従来の球団オーナーのイメージを覆すものだったのです。

外資系コンサルタント出身で、30代でDeNAを創業した実力派経営者でありながら、野球に関しては「見ているだけ」と謙虚な姿勢を崩さない。

しかし、その「観戦」の深さは並々ならぬものがあります。

「こと」に向かう経営哲学

南場氏の経営哲学の核心は「こと」に向かうという考え方です。個人や組織の都合ではなく、目の前の課題に真摯に向き合うという姿勢を徹底しています。

その実現のために、以下の2つの特徴的なアプローチを採用しています：

1. 大胆な権限委譲：専門家に任せるべきことは徹底的に任せる
2. ストレッチアサイン：チャレンジングな課題に取り組ませる

覚悟のマネジメント

DeNAベイスターズの南場智子オーナー、彼女の影響力は確かなものだ。リーグでもここ数年は盛り上がり、ハマスタには連日多くの人で賑わった。そして何より下剋上からの日本一!!リーグ優勝から日本一より盛り上がる。マネジメントと言う面で学ぶ要素が多い人だ。#DeNAベイスターズ#南場智子#オーナー pic.twitter.com/Ce2FkzItzU

— IDeZoo (@shin5114) November 21, 2024

南場氏は「選んだ選択肢を正しいことにする」という興味深い哲学を持っています。

経営判断において、選択肢間の優劣よりも、その決断に対する覚悟と実行力を重視する考え方です。

2011年のDeNAによる球団買収以来、観客動員数最下位だったチームを、235万人を超える人気球団へと成長させた背景には、この「やり抜く覚悟」です。

人間味溢れるリーダーシップ

南場氏の魅力は、プロフェッショナルとしての冷静さと、一人のファンとしての情熱が共存している点にあります。

試合前に「心の保険」をかけてしまう程の熱心なファンでありながら、それを改め、最後まで勝利を信じる姿勢に転換した経験は、彼女の成長への謙虚さを表しています。

南場智子氏 まとめ

南場智子氏は、プロフェッショナルな経営手腕と情熱的なファン目線を併せ持つ稀有な経営者です。

「こと」に向かう哲学と、選んだ道を徹底的にやり抜く覚悟は、今後のスポーツビジネスにおける新しいリーダーシップモデルとなるでしょう。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。(^^♪