はじめに
小笠原文雄医師についてご紹介します。
小笠原文雄医師は、在宅医療を専門とする医師で、患者一人ひとりに寄り添った医療を提供することで注目されています。
特に岐阜ケアクリニックを拠点に、地域に密着した医療活動を行っており、その取り組みが高く評価されています。
この記事では、小笠原医師の医師としての人物像や、岐阜ケアクリニックで提供される在宅医療の特徴について詳しく検証し、彼の活動が地域社会に与えている影響を探ります。
小笠原文雄 どんな医師?
小笠原文雄先生のプロフィール
経歴
1973年、名古屋大学医学部卒業し、名古屋大学第二内科(循環器グループ)
1989年、岐阜市内に小笠原内科を開院し、2018年に小笠原内科・岐阜在宅ケアクリニックに名称変更しています。
著書に「なんとめでたいご臨終」という本が出版されています。
誰でも最期まで家で朗らかに生きられます!痛みや不安がなく、最期まで朗らかに過ごしたい――それは誰しもが願うことでしょう。
それを叶える場所は、果たして病院でしょうか。多くの人は、家で最期まで過ごしたいと望みながらも病院で最期を迎えています。
そうした中、家族に介護力がなくても、おひとりさまでも、末期がんでも、ボケていても、「誰だって、最期まで家で朗らかに生きられる!」と著者・小笠原文雄さんは説きます。
引用元:kinokuniya
内容については引用文になるようですが、本当に引用文のようなことになるのであれば、先生の言うことに従いたいと思うのは誰も一緒ではないのかなと思います。
しかし出来る事なら、少しでも長く生きていきたいと考えるのは、みんな同じだと思います。
だから少しでも長く生きていくことができると考えるから、病院で結果的に最後を迎えるようになるのではないかと思います。
他の先生との違いは?
八幡在宅医療・介護連携支援センター主催の研修会が当院でありました。
— TakeyaYamaguchi@北九州の緩和ケア医 (@t_yamaguchi1985) January 19, 2020
日本在宅ホスピス協会会長の小笠原文雄先生の講演、「なんとめでたいご臨終」
その後、急性期病院医師の立場でパネルディスカッションに参加させていただきました。
病院と在宅が連携して、北九州の形を作っていきましょう! pic.twitter.com/zbQDaTHaoj
小笠原先生と普通の医者の違いは、やはりキャリアの差ではないのかなと思います。
身体の調子が悪くて普通の開業医に行けば診察を受けます。
異常があれば大学病院に紹介状を書いてもらって大学病院のような設備が揃っている病院で同じような診察を受けるようになります。
そして異常が確認できたら原因を調べて治療が始まるのですが、治療しても完治しない事が分かっていても治療を続けているようなのです。
患者側から見れば治療して病気を完治したいので、治療を受けるということは間違いないと思います。
ここからが問題なのですよね。
私の父の場合も肺がんと宣告されたのです。レントゲン写真を見てもずいぶん広がっているのが分かるのです。
その病院も結構設備が整っていて大きい病院なのですが「ここではもう治療できない」と言って見放されたような感じだったのです。
他の病院を紹介していただいたり、知人から調べて貰ったりして他の病院で治療を受けたのですが、結果治療に疲れ果ててしまいました。
そして亡くなってしまったのですが、同じ死んでしまうのなら辛い治療など受けさすべきではなかったといまだに思っています。
元の状態に戻ることができたら小笠原先生の言う通りにしようかなと思っています。
小笠原先生の著書の内容と感想・レビュー&ネットでは?
【テレビ】6/25(土)Eテレ 23時
— JapanDocs (@jdocs) June 24, 2022
ETV特集「おひとりさま 笑って生きて、笑って死にたい」
患者の求めに応じて「おひとりさまの看取り」を数多く行なってきた岐阜の小笠原文雄医師と看護師やヘルパーたち。笑顔の旅立ちを実現してきたヒントに迫る。
再6/29(水)24時https://t.co/gRgaBVonfu pic.twitter.com/gMBQ5ViVUy
小笠原先生の著書の内容は、最後まで家で朗らかに生きることができるし、常識では考えられないような笑顔と奇跡のエピソードが書かれているのです。
小笠原先生の著書の感想・レビューについては、以下になります。
「人は一度しか死ねません」。残された人生をどう生きるかは、とても大切で考えると難解なテーマです。
本作は、著者がこの25年間培ってきた「在宅ホスピス緩和ケア」の体験が丁寧に綴られています。先生曰く、医学的治療と同じくらい大切なのが「心の治療」である…と。
病院で余命半年を宣告された78歳のお婆ちゃんが、先生の「お婆ちゃん!家で死ねるよ」の一言で生きる力が甦りました。
2年半たった今も元気で生活されています。読了して「終の棲家」は、絶対自宅がいいのが分かりました。この本を妻と娘にも読んでもらうことにしました。
引用元:kinokuniya
以前テレビで紹介されていて、「痛みを取り、笑顔で長生き、ぴんぴんころりと旅立つ」というのが気になって読んでみた。
抗がん剤治療をやめて、在宅ホスピス緩和ケアで家族と共に過ごし、最後を迎えた方々の話が綴られている。
苦しくて高額な延命治療よりも、こうやって見送ってあげたいと思った。この選択肢、岐阜県だけではなく、もっと広がることを願う。
引用元:kinokuniya
こういったレビューを見てもはっきりとわかります。何が大事なのか、残った命をどのように使って行ったらいいのかが分かります。
見送る側からにしても、見送られる側から見てもどちらがいいのか明確に分かるのではないかと思います。
しかし人間って少しでも長く生きることができる、ということが分かったらやはりどちらの道を選ぶかということはなかなか難しいものですよね。
じっくりこの本を読んでもう一度おさらいをする方がいいのかもしれません。
ネットでも、もっと早く知りたかったという人が多いです。
小笠原先生のこれからの活躍を応援しています。
最後までお読みいただきまして有難うございました。(^^♪
名前:小笠原 文雄(おがさわら ぶんゆう)
生年月日:1948年5月23日
出身地:岐阜県羽島市
役職:医療法人聖徳会小笠原内科院長、医学博士、日本在宅ホスピス協会会長、岐阜大学医学部客員臨床系教授
最終学歴:名古屋大学医学部卒業