はじめに
市ヶ谷駐屯地の見学方法って、ちょっと気になりますよね。
実は、市ヶ谷駐屯地は、一般の方でも見学することが可能なんです。
見学には事前の申込みが必要で、防衛省本庁舎の施設内部を案内してもらえる「市ヶ谷台ツアー」が人気です。
今回は市ヶ谷駐屯地見学の方法や見どころ、注意点まで詳しくご紹介します。
市ヶ谷駐屯地とは?

引用元:unsplash
自衛隊と防衛省の中枢機能が集結
東京都新宿区市谷本村町に位置する市ヶ谷駐屯地は、防衛省の本庁舎が置かれている日本の国防の中枢です。
陸上自衛隊の市ヶ谷駐屯地の他、航空自衛隊・海上自衛隊の職員も勤務しています。
かつては「旧・市ヶ谷台」として、陸軍士官学校や旧日本軍の司令部が置かれ、戦後は極東国際軍事裁判(東京裁判)の法廷としても使用された歴史的な施設です。
市ヶ谷駐屯地の見学方法
見学は誰でもできる?条件と概要
市ヶ谷駐屯地は、防衛省が実施する「市ヶ谷台ツアー」を通じて見学が可能です。
ただし、事前申込み制となっており、以下の条件があります。
- 見学可能日:基本的に火~木曜日(祝日・年末年始を除く)
- 対象:中学生以上(小学生以下は不可)
- 見学時間:約90分
- 定員:1回につき30名程度(変更の可能性あり)
📌 市ヶ谷台ツアーの申し込み方法
① 予約受付開始時期
見学希望日の3ヶ月前から申込みが可能です。ただし、予約開始日が土日祝日の場合は翌平日となります。
② 申し込みの流れ
- 電話で仮予約(参加可否の確認)
- 防衛省 広報課記念館係へ電話(平日9:00~12:00/13:00~16:00)し、仮予約と「予約番号」を取得します。
- 防衛省 広報課記念館係へ電話(平日9:00~12:00/13:00~16:00)し、仮予約と「予約番号」を取得します。
- メールフォームまたはFAXで正式申込み
- メールで「見学希望調査書」等を送信、またはFAXにて必要書類を提出。人数や所属に応じて対応が異なります。
- メールで「見学希望調査書」等を送信、またはFAXにて必要書類を提出。人数や所属に応じて対応が異なります。
- 予約完了の通知を受信
- 防衛省からの返信メールをもって予約完了となります。内容変更やキャンセルがある場合は速やかに連絡してください。
🕒 実際のスケジュールと見学内容
| 項目 | 午前の部 | 午後の部 |
| 受付時間 | 09:10~09:20 | 13:10~13:30 |
| 見学時間 | 09:30~11:30(約2時間) | 13:30~15:40(約2時間20分) |
| 定員 | 約40名 | 約20名 |
| 主な見学施設 | 記念館、屋外ヘリ展示、厚生棟・展示室等 | 上記+大本営地下壕跡(有料700円) |
※午後は「地下壕」見学のため700円が必要です。午前は無料です。
🧭 問い合わせ先
- 防衛省 大臣官房 広報課 記念館係
〒162-8801 東京都新宿区市谷本村町5-1
TEL:03‑3268‑3111、03‑5366‑3111(内線21904)
対応時間:平日 9:00~12:00/13:00~16:00。
見学で見られる場所・施設の紹介
歴史的建造物「市ヶ谷記念館」
旧日本陸軍士官学校本部として使用されていた建物で、戦後は東京裁判の法廷となり、現在は「市ヶ谷記念館」として保存されています。
また、1970年に作家・三島由紀夫が自決した場所でもあり、日本近現代史を知る上で貴重な施設です。
防衛省本庁舎
最先端のセキュリティを誇る防衛省本庁舎も一部見学ルートに含まれます。見学ルートでは、正門、記念碑、会議室、ロビーなどを案内され、国防の現場を間近に感じることができます。
市ヶ谷駐屯地見学の注意点
写真撮影・服装・持ち物に注意
- 写真撮影:一部エリアを除き、原則撮影禁止です。案内担当者の指示に従いましょう。
- 服装:公的施設の見学のため、過度な露出や派手な服装は避けましょう。
- 持ち物:身分証明書(運転免許証やマイナンバーカードなど)の提示が求められます。
アクセス方法
電車でのアクセス
- JR総武線・中央線「市ヶ谷駅」徒歩約10分
- 都営新宿線・東京メトロ有楽町線・南北線「市ヶ谷駅」A1出口より徒歩7分
※見学当日は時間厳守で集合しましょう。門前では厳格なセキュリティチェックが行われます。
市ヶ谷駐屯地のイベントや一般公開日
市ヶ谷駐屯地では不定期で一般公開イベントや音楽隊の演奏会なども実施されます。
特に「防衛省市ヶ谷台オープンキャンパス」では、普段は入れないエリアが開放され、多くの家族連れや自衛隊ファンでにぎわいます。
イベント情報は防衛省公式サイトやX(旧Twitter)アカウントで随時告知されますので、こまめなチェックがおすすめです。
市ヶ谷駐屯地見学の体験談(口コミ)
- 50代・男性:「三島事件の現場や東京裁判の法廷を見られて、歴史の重みを感じました」
- 20代・学生:「近代的な庁舎と旧施設のギャップに驚きました。案内員の説明も丁寧で分かりやすかったです」
市ヶ谷駐屯地見学はこんな人におすすめ
- 日本の安全保障や防衛に興味がある方
- 近現代史を学んでいる学生や研究者
- 自衛隊施設を見学したいミリタリーファン
- 歴史的建造物を訪ねたい観光好きの方
よくある質問(FAQ)
Q:団体での見学は可能ですか?
A:可能です。10名以上の場合は団体用の申込フォームから予約を行ってください。
Q:外国籍でも見学できますか?
A:可能ですが、追加の本人確認書類の提出を求められる場合があります。詳細は公式サイトに記載されています。
市ヶ谷駐屯地の見学:まとめ
市ヶ谷駐屯地の見学は、事前申込みが必要ですが、防衛省本庁舎や歴史的建造物を直接見ることができる貴重な体験です。
国防の現場に触れることで、自衛隊の役割や安全保障への理解を深める絶好の機会になるでしょう。
防衛省の公式サイトを通じて申込み、当日の注意事項を守って有意義な見学を楽しんでください。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。(^^♪
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