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海上自衛隊の給料の一覧!階級別や、手当、ボーナスまで徹底解説!

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はじめに

海上自衛隊の給料は、階級・経験年数・任務の内容により大きく異なりますが、平均的には20代で年収400万円以上、幹部クラスでは800万円以上に達することもあります。

本記事では、階級別の給料の目安や手当の仕組み、ボーナス事情までをわかりやすくまとめました。

海上自衛隊の給料体系の基本構造

引用元:unsplash

自衛官の給与は「俸給表」に基づく

自衛隊の給料は国家公務員の給与体系に準じ、「自衛官俸給表」に基づいて支給されます。
 階級(幹部、准尉、曹、士)ごとに基本給が決められており、さらに号俸(年次)で細かく調整されます。

基本給+各種手当+ボーナス

海上自衛隊の年収は、大きく分けて以下の3つで構成されます。

  • 基本給(俸給)
  • 手当(航海手当・地域手当・職務手当など)
  • 賞与(6月・12月に支給)

これらを合算したものが「総支給額(額面年収)」になります。

階級別|海上自衛隊の給料目安

幹部クラス(1佐〜3佐)

階級月給(基本)年収目安主な役割
1佐約53〜58万円約850〜950万円艦長・指揮官クラス
2佐約48〜53万円約750〜850万円中隊長・参謀など
3佐約43〜48万円約650〜750万円若手幹部層

曹クラス(曹長〜3曹)

階級月給(基本)年収目安主な役割
曹長約35〜40万円約550〜650万円ベテラン下士官
1曹約32〜38万円約500〜600万円小隊長格など
2曹約28〜34万円約480〜550万円20代後半〜30代前半が多い
3曹約24〜30万円約430〜500万円若手実務担当

士クラス(士長〜2士)

階級月給(基本)年収目安主な役割
士長約20〜24万円約330〜400万円入隊2〜3年目
1士約18〜21万円約300〜360万円1年目〜2年目
2士約16〜19万円約280〜330万円入隊初年

海上自衛隊特有の手当制度

航海手当(特殊勤務手当)

海上勤務に従事する隊員には、「航海手当(1日あたり数百円〜1,000円以上)」が支給されます。これは艦艇での長期任務における過酷さに対する補填の意味合いがあります。

地域手当

東京や横須賀など生活コストが高い地域では「地域手当(最大20%程度)」が加算されます。

扶養手当、住居手当、通勤手当

一般公務員と同様に、家族がいる場合や自宅から通う場合にはこれらの手当も支給対象となります。

ボーナス(賞与)の実態

支給月と金額

賞与は6月と12月の年2回。民間のボーナスと同様に「基本給×支給月数」で支給され、支給率は約4.4ヶ月(2024年度実績)です。

例:基本給30万円の隊員なら → 年間ボーナスは約132万円(30万円×4.4)

実際の年収モデルケース

1等海佐(1佐)の年収モデル

  • 基本給:約55万円
  • 手当:約10万円(航海・地域・扶養等)
  • ボーナス:約264万円(年2回)
  • 年収合計:約920万円

3等海曹(3曹)の年収モデル

  • 基本給:約27万円
  • 手当:約6万円
  • ボーナス:約140万円
  • 年収合計:約500万円

海上自衛隊の給与水準は高いのか?

公務員平均と比較

国家公務員全体の平均年収が約690万円とされている中、海自の中堅幹部・曹クラスはそれと同等かそれ以上の給与水準にあります。

乗艦・転勤・家族への影響も考慮

ただし、乗艦勤務や転勤の多さ、プライベートの制限など、民間にはない勤務環境も多く、単純な金額だけで比較は難しい面もあります。

海上自衛隊の給料の一覧:まとめ

海上自衛隊の給料は、階級ごとに明確に分かれており、特に幹部やベテラン曹クラスでは高い年収が期待できます。

航海手当や地域手当、扶養手当など公務員ならではの手厚い制度もあり、安定した職業です。

ただし、乗艦や転勤など特殊な勤務環境がある点も理解が必要です。

最後までお読み頂きましてありがとうございました。(^^♪

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