はじめに
自衛隊の戦闘機の保有数とは、日本が運用する主な戦闘機の機体数を指し、航空自衛隊(JASDF)が保有する主力戦闘機はおよそ324機。
主力機種にはF-15J/DJ、F-2、F-35A/Bが含まれます。
本記事では、この戦闘機保有数について詳しく解説します。
戦闘機保有数の現状(2025年最新データ)

引用元:unsplash
航空自衛隊の主な戦闘機一覧
航空自衛隊の戦闘機保有数は、F-15J/DJ、F-2A/B、F-35A/Bを中心に構成されています。具体的には以下の通りです:
- F-15J:約200機
- F-15DJ:44機
- F-2A:62機
- F-2B:23機
- F-35A/B:38機以上(A型が中心)
この合計はおよそ324機となります。
戦闘機数の背景と変動
全航空機数との比較
2025年3月31日時点の航空自衛隊における全航空機の保有数(戦闘機以外を含む)は以下の通りです:
- 航空自衛隊:451機
- 陸上自衛隊:310機
- 海上自衛隊:156機
総計:917機
このうち航空自衛隊の451機のうち、およそ324機が戦闘機という構成です。
戦闘機以外の主力機
航空自衛隊はほかにも以下のような機種を保有しています:
- 早期警戒機(E-2C/D、E-767)
- 輸送機(C-1、C-2、C-130など)
- 電子戦機、偵察機、空中給油機、ヘリなど
戦闘機の配備基地や隊数
航空自衛隊の戦闘機は全国12個飛行隊に配備され、7つの基地で運用されています。
F-35の台数と今後の展望
日本のF-35戦闘機は以下のような構成になります:
- F-35A(CTOL型):現在運用されているものは38機以上。一部情報では40機程度とされ、最終的には105機の導入が計画されています。
- F-35B(STOVL型):42機が配備予定で、これにより日本は、米国以外では最大級のF-35運用国となります。
自衛隊の戦闘機の保有数:まとめ
日本の航空自衛隊が保有する戦闘機は、およそ324機であり、その中核を成すのはF-15J/DJ、F-2A/B、F-35A/Bです。
全航空機のうち戦闘機が大きな割合を占めており、防空体制の要として位置付けられます。
今後、F-35のA型・B型の増強によって、より高性能な防空・抑止力の強化が期待されます。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。(^^♪
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