はじめに
クローゼットを開けたとき、きれいに整理されたTシャツが並んでいたら気持ちがいいですよね。しかし、多くの人がTシャツのたたみ方に悩んでいます。たたんでも崩れやすかったり、収納スペースを取りすぎたりと、意外と難しいものです。
この記事では、初心者でも実践できる基本的なたたみ方から、収納のプロが実践する空間を有効活用するテクニックまで、あらゆる「Tシャツのたたみ方」をご紹介します。
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Tシャツをきれいにたたむ基本の3ステップ
Tシャツなど衣類の便利なたたみ方。軍隊などで実際に使用されていることから「ミリタリーロール」とも呼ばれている方法です。コンパクトにたためる上、カバンなどに入れても型崩れせず、シワになりにくいのも特徴です。旅行や非常時の持ち出しのほか、普段の収納にも便利です。 pic.twitter.com/5IhS5uqVDP
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) October 9, 2023
Tシャツをきれいにたたむには、基本的な手順を押さえることが大切です。まずは誰でも簡単にできる基本のたたみ方をマスターしましょう。
1. 準備:平らな場所でしわを伸ばす
たたみ始める前に、Tシャツを平らな場所(テーブルやベッドなど)に広げ、手でしわを伸ばします。この時点でしわをきちんと伸ばしておくことで、最終的な仕上がりが格段に良くなります。
2. 基本の折り方:三つ折りの手順
- Tシャツを表面を上にして置きます
- 袖を内側に折り、Tシャツの幅を約3分の1ほど狭くします
- もう片方の袖も同様に内側に折ります
- 下から約3分の1の位置で折り上げます
- さらにもう一度折り上げて完成
この方法は「三つ折り」と呼ばれ、最も一般的なたたみ方です。シンプルながらも見栄えがよく、クローゼットの引き出しにきれいに収まります。
3. 仕上げ:形を整える
たたみ終わったら、Tシャツの端をしっかりと押さえて形を整えます。角がきれいに揃っていると、収納したときの見栄えが良くなるだけでなく、取り出したときのしわも最小限に抑えられます。
収納スペースを最大化する3つの実践的たたみ方
基本のたたみ方をマスターしたら、次はより効率的な収納方法に挑戦してみましょう。
立てて収納できる「KonMari流」たたみ方
\高速で洋服をたたみます!/
— 近藤麻理恵(こんまり) (@konmari_jp) February 9, 2023
今回のこんまりちゃんねるは、
撮影用に大急ぎで洋服をたたみます!
とはいえ心をこめて、愛情をこめて。
早送りじゃないですよ!
こんまり®︎流の基本のたたみ方も改めてご紹介しているので、ぜひご覧くださいね!https://t.co/poelqwIFRj pic.twitter.com/IxXjgLTiow
収納の達人として知られる近藤麻理恵さんの「KonMari流」たたみ方は、縦に立てて収納することで、引き出しの中の全てのTシャツが一目で見渡せるようになります。
- Tシャツを表を上にして置く
- 縦に半分に折る(右半分を左に折る)
- 袖を内側に折りたたむ
- 下から上に向かって、長方形が3分の1ほどの幅になるように折る
- もう一度同じように折り、最終的に長方形になるようにする
この方法でたたむと、Tシャツを引き出しに「立てて」収納できるため、取り出しやすく、また一目で何があるかわかるようになります。
旅行や出張に最適な「ロール巻き」たたみ方
スーツケースやバッグに多くのTシャツを詰め込みたい時に便利なのが「ロール巻き」です。この方法ならシワになりにくく、小さなスペースに多くのTシャツを収納できます。
- Tシャツを表を下にして平らに置く
- 裾から2〜3cm上で横一直線に折る
- 袖を内側に折り、Tシャツの形を長方形にする
- 首元から裾に向かって、きつすぎず緩すぎない強さで巻いていく
特に旅行先でのアイロンが難しい場合、この方法はシワを防ぐのに役立ちます。
収納スペースを50%削減する「圧縮たたみ」
収納スペースが限られている場合に最適なのが「圧縮たたみ」です。この方法なら、通常より50%ほど少ないスペースでTシャツを収納できます。
- 基本の三つ折りの手順でTシャツをたたむ
- たたんだTシャツを半分に折る
- さらに空気を押し出すようにしながら、できるだけ薄く折りたたむ
この方法は特に季節外れのTシャツや、頻繁に使わないTシャツの収納に適しています。
Tシャツ素材別の最適なたたみ方
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— ユニクロ (@UNIQLO_JP) September 20, 2023
ユニクロ流!
Tシャツのたたみ方第2弾!
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前回の反響にお応えして第2弾
長袖Tシャツのたたみ方をご紹介!
これから登場頻度の高い長袖Tシャツ
是非ためしてみてください!
※参考になったらRT#ユニクロ豆知識 https://t.co/dzwU7PwwzE pic.twitter.com/vDwJvbO0Mx
Tシャツの素材によって、最適なたたみ方は異なります。ここでは素材別のポイントをご紹介します。
伸びやすい素材(ストレッチ素材など)
伸びやすい素材のTシャツは、あまりきつく折り込まないことがポイントです。緩めにたたむことで、伸びを防ぎ、元の形を保つことができます。
デリケートな素材(シルクやレーヨンなど)
デリケートな素材のTシャツは、中心線で半分に折り、さらに横半分に折るだけの「四つ折り」がおすすめです。折り目を最小限に抑えることで、素材へのダメージを減らせます。
プリント入りTシャツ
プリント部分に折り目がつくと、デザインが傷む原因になります。プリント部分を内側にして優しく折ることで、デザインを長持ちさせることができます。
まとめ:美しい収納で毎日をスムーズに
適切なたたみ方を実践することで、Tシャツの寿命を延ばすだけでなく、毎朝の服選びもスムーズになります。自分のライフスタイルや収納スペースに合わせて、最適なたたみ方を選んでみてください。
始めは少し時間がかかるかもしれませんが、練習を重ねることで次第に早くなり、きれいな仕上がりになっていきます。
整理整頓された清潔な収納スペースは、日々の生活の質を高めてくれるでしょう。ぜひ今日からトライしてみてください!
最後までお読み頂きましてありがとうございました。(^^♪