はじめに
惑星直列についてご紹介します。
「惑星直列」とは、太陽系の惑星がほぼ一列に並ぶ現象ですが、その意味や起こる時期については意外と知られていないことが多いです。
惑星パレードとも呼ばれるこの現象が実際にいつからいつまで続くのか、また、どのような影響を私たちに与えるのか気になる方も多いでしょう。
本記事では、惑星直列の基本的な意味や、その発生する時期、さらに惑星パレードについても詳しく調査し、天文学的な視点から解説します。
目次
惑星直列(惑星パレード)って何?
今朝、石垣島から7惑星(+月)を全て同時に一枚の写真におさめることができました。
— 京都大学OASES project (@OASES_miyako) June 17, 2022
いわゆる『惑星直列』『惑星集合』です。 pic.twitter.com/btpFF2ZnEd
惑星直列とは太陽系の惑星が太陽に向かってほぼ一直線に並ぶ現象のことをいいます。
太陽系の惑星とは?
太陽系の惑星とは「水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星」の8つのことです。
太陽系の準惑星とは?
太陽系の準惑星は「ケレス・冥王星・エリス・ハウメア・マケマケ」の5つのことを言います。
準惑星とは、太陽の周囲を公転する惑星以外の天体のうち、それ自身の重力によって球形になるだけの質量を有するものをいいます。
太陽系の惑星が並ぶのはいつ頃見れる?
6月中旬から7月上旬にかけて、明け方の東~南の空に太陽系の惑星「水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星」を一度に見ることができます。
しかし、肉眼で見える明るさの惑星は「水星、金星、火星、木星、土星」の5つです。
惑星が太陽の片側に並ぶ頻度は、3つの惑星は年に2回、4つの惑星は年に1回、5つの惑星は19年に1回、太陽系全ての8つの惑星では、約170年に1回とされています。
次の惑星パレードはいつ頃か?
NASAの予測によれば、このような惑星パレードは2040年9月に発生するといわれています。
惑星のパレードのタイプとして惑星の数に応じて次のように区別されています。
- ミニパレード:3つの惑星
- 小パレード:4つの惑星
- 小パレード:4つの惑星
- 大パレード:5つ~6つの惑星
- フルパレード:太陽系の惑星及び冥王星全て
ミニパレードはまれな現象ではありません。ミニパレードが見れるのは一年に数回観測されています。
最後の惑星パレードはいつ?
惑星パレードが最後に起こったのは2020年7月4日、太陽系の全ての惑星が同時に太陽の片側に並んでいたようです。
惑星直列とは まとめ
今回は、惑星直列とは?意味やいつからいつまで始まるのか惑星パレード調査、という事を解説しました。
惑星直列や惑星パレードというキーワードを見ると、とても興味が湧いてきます。
宇宙は人間の夢の世界のような感じがします。
この惑星パレードを楽しみたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。(^^♪