はじめに
車の購入を検討する際、「普通車と軽自動車、どちらが経済的なのだろう?」と悩む方は多いのではないでしょうか。初期費用だけでなく、長期的な維持費を考慮することが賢い選択につながります。
今回は、普通車と軽自動車の維持費を様々な角度から比較し、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
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維持費の基本項目

自動車の維持費は大きく分けて「固定費」と「変動費」に分けられます。まずは、それぞれの内訳を見ていきましょう。
固定費の比較
1. 自動車税(重量税)
普通車と軽自動車の最も大きな違いの一つが税金です。
- 普通車: 排気量によって異なり、1000cc〜1500ccで年間30,500円、1500cc〜2000ccで年間36,000円程度
- 軽自動車: 年間10,800円(新車登録から13年以上経過すると12,900円)
普通車は軽自動車に比べて約3倍の税金がかかります。10年間所有すると、その差額は約20万円にもなります。
2. 自賠責保険料
- 普通車: 2年間で約25,830円(1年あたり約12,915円)
- 軽自動車: 2年間で約25,830円(1年あたり約12,915円)
自賠責保険は車種による差はなく、同額です。
3. 任意保険料
- 普通車: 年間約5〜10万円(車種や年齢、運転歴などにより変動)
- 軽自動車: 年間約4〜8万円(普通車より約10〜20%安い傾向)
軽自動車は車両価格が安いため、一般的に保険料も安くなります。ただし、運転者の年齢や事故歴によって大きく変わるため、一概には言えません。
4. 駐車場代
- 普通車: 月額5,000〜20,000円(地域による)
- 軽自動車: 月額4,000〜15,000円(地域による)
都市部では軽自動車専用の駐車場があり、普通車より1,000〜5,000円ほど安いケースがあります。地方では差がない場合も多いです。
変動費の比較
1. 燃料費
- 普通車: 平均燃費約15km/L程度、ガソリン代年間約10万円(年間走行距離10,000km、ガソリン価格150円/Lと仮定)
- 軽自動車: 平均燃費約20km/L程度、ガソリン代年間約7.5万円(同条件)
軽自動車は車体が軽く、エンジンも小さいため燃費が良い傾向にあります。年間で約2.5万円の差が出ることも。
2. タイヤ交換費用
- 普通車: 4本で4〜8万円程度(3〜4年ごと)
- 軽自動車: 4本で3〜5万円程度(3〜4年ごと)
タイヤサイズが小さい軽自動車は、交換費用も安くなります。
3. 車検・メンテナンス費用
- 普通車: 車検基本料約5〜10万円、整備費用込みで15〜20万円程度(2年ごと)
- 軽自動車: 車検基本料約5〜8万円、整備費用込みで10〜15万円程度(2年ごと)
部品代や整備の複雑さから、普通車の方が若干高くなる傾向があります。
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10年間の維持費総額比較
ここで、普通車と軽自動車を10年間所有した場合の維持費総額を簡易計算してみましょう。
普通車(1500cc車を例に)
- 自動車税: 約35万円(年間3.5万円×10年)
- 自賠責保険: 約13万円(年間1.3万円×10年)
- 任意保険: 約70万円(年間7万円×10年)
- 駐車場代: 約120万円(月額1万円×120ヶ月)
- 燃料費: 約100万円(年間10万円×10年)
- タイヤ交換: 約18万円(6万円×3回)
- 車検・整備: 約75万円(15万円×5回)
- 10年間総額: 約431万円
軽自動車
- 自動車税: 約11万円(年間1.08万円×10年)
- 自賠責保険: 約13万円(年間1.3万円×10年)
- 任意保険: 約50万円(年間5万円×10年)
- 駐車場代: 約96万円(月額8千円×120ヶ月)
- 燃料費: 約75万円(年間7.5万円×10年)
- タイヤ交換: 約12万円(4万円×3回)
- 車検・整備: 約60万円(12万円×5回)
- 10年間総額: 約317万円
この簡易計算によると、10年間で約114万円もの差が出る計算になります。もちろん、車種や使用状況によって変動しますが、長期的に見ると維持費の差は大きいことがわかります。
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選ぶ際のポイント
普通車がおすすめな人
- 家族が多く、室内空間を重視する方
- 長距離ドライブが多い方
- 安全性能を最優先する方
- ステータスや走行性能を重視する方
軽自動車がおすすめな人
- 経済性を重視する方
- 主に近距離の移動に使用する方
- 都市部で駐車スペースに制限がある方
- 初心者ドライバーの方
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普通車と軽自動車の維持費:まとめ
普通車と軽自動車では、10年間で100万円以上の維持費の差が出ることがあります。特に税金や燃料費、保険料などの固定費の差は大きく、長期的な視点で考えると軽自動車の経済性は魅力的です。
しかし、車選びは維持費だけで決めるものではありません。家族構成やライフスタイル、使用目的などを総合的に考慮して、自分に合った車を選ぶことが大切です。
普通車の広さや安全性、走行性能と、軽自動車の経済性や取り回しの良さ、それぞれのメリットを理解した上で賢い選択をしましょう。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。(^^♪