はじめに
KAT-TUNのメンバーであり、俳優としても活躍する亀梨和也さん。実は、ジャニーズ事務所屈指の「野球少年」としても知られています。
「亀梨和也って本当に野球が上手いの？」「高校時代はどんな選手だったの？」「プロになれるレベルだったって本当？」
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、亀梨和也さんの野球経歴を少年時代から現在まで徹底的に解説します。世界大会出場経験、プロ野球選手との交流、テレビ番組での野球企画、そして野球に対する熱い思いまで、余すことなくお伝えします。
野球好きの方も、亀梨ファンの方も、ぜひ最後までご覧ください。
亀梨和也の野球経歴の概要
野球を始めたきっかけ（少年野球チーム時代）
亀梨和也さんが本格的に野球を始めたのは小学1年生の時で、地元江戸川区の少年野球チーム「大杉ビクトリーズ」に入団しました。背番号は11番で、この頃から野球漬けの日々を送るようになります。
実は、亀梨さんの名前「和也」は、野球漫画『タッチ』の主人公・上杉達也と上杉和也にちなんで名付けられたと言われています。両親も野球好きだったため、幼い頃から野球に親しむ環境が整っていたのです。
4人兄弟の三男として育った亀梨さんは、明るく活発な性格で、幼稚園の頃から女の子に人気がありました。しかし、その心は常に野球に向いていました。
小学4年生になると、硬式野球の強豪チーム「江戸川南リトルリーグ」に所属。このチームは全国的にも有名な強豪で、亀梨さんはここでメキメキと実力を伸ばしていきます。
そして小学6年生の時、亀梨さんの野球人生における大きな転機が訪れます。
中学時代の活躍とポジション
小学6年生の時、亀梨さんは世界大会に出場するほどの実力を持っていました。ただし、これは日本代表としてではなく、東京の江戸川区で開催された世界大会に「江戸川区選抜チーム」の推薦枠で出場したものです。
亀梨さんは選抜チームのレギュラーとして、ショートのポジションで試合に出場。右投げ左打ちという有利な特性を持ち、内野手として堅実な守備を見せました。
大会では2回戦でブラジル代表に敗れましたが、世界の舞台で戦った経験は、その後の野球人生において大きな財産となりました。
中学校は地元江戸川区の公立校である松江第三中学校に進学。ここでも野球部に所属し、レギュラーとして活躍していました。
右投げ左打ちの有利な野球選手として、入団したての頃から実力を発揮し、異例にも1年生にしてレギュラーの座を獲得しています。
この頃の亀梨さんは「将来はプロ野球選手になる」という夢を真剣に描いており、毎日のように練習に明け暮れていました。
しかし、中学1年生の時に転機が訪れます。いとこが勝手にジャニーズ事務所に履歴書を送り、オーディションを受けることになったのです。
亀梨さんはオーディションを受けた際、監督に「最終選考の30人に残れたら、野球をあきらめます」と泣きそうな目で伝えたそうです。それほどまでに野球への思いは強かったのです。
高校での野球経験（所属校・成績・ポジション）
中学卒業後、亀梨さんは東京都立水元高校に進学しました。当初は野球部に入部し、高校野球でも活躍する予定でした。
しかし、ジャニーズ事務所での活動が多忙になり、高校を中退することになります。高校合格後に事務所に辞意を伝えると、ジャニー喜多川社長直々の引き留めを受け、その1カ月後にKAT-TUNが結成されました。
亀梨さん自身のYouTubeチャンネルでも、高校を中退した経緯について語っています。野球を続けるか、芸能活動に専念するか、大きな決断を迫られた時期でした。
結果として、亀梨さんは芸能界の道を選びましたが、野球への愛は今も変わらず、現在でも野球に関わる仕事を続けています。
「入所していなければプロ野球選手も夢ではなかったかもしれない」と言われるほどの実力の持ち主だったのです。
亀梨和也の野球スキルと実績
球速・守備位置・打撃スタイル
亀梨和也さんの野球スキルについて、具体的に見ていきましょう。
守備位置
- 主なポジション：ショート（遊撃手）
- サブポジション：セカンド、サード
ショートは内野の要となるポジションで、瞬時の判断力と確実な守備技術が求められます。世界大会でもショートのレギュラーを務めたことから、その守備力の高さがうかがえます。
打撃スタイル
- 右投げ左打ち
- タイプ：巧打者
- 特徴：ミート力が高く、確実に塁に出る打撃
右投げ左打ちは、一塁ベースに近いため内野安打が出やすく、プロ野球でも有利とされる特性です。
球速 現役時代の正確な球速データは残っていませんが、後述する「剛速球プロジェクト」では、プロ野球選手から指導を受けて球速アップに挑戦しています。
身体能力
- 身長：171cm
- 体重：58kg（デビュー当時）
- 特徴：俊敏性と瞬発力に優れる
小柄ながらもバランスの取れた体格で、野球に必要な身体能力を十分に備えていました。
芸能界入り後も練習を続けている理由
亀梨さんが芸能界入り後も野球を続けている理由は、単なる趣味の域を超えています。
野球への純粋な愛 「泣きながら決断するくらい亀梨和也は野球が大好きで、現在も野球に携わる仕事もできてて良かった」という声があるように、野球は亀梨さんの人生の一部なのです。
地元への恩返し 大人になってからも、地元の江戸川区からプロ野球選手が生まれることを願い、リーグの全チームに毎年ボールを寄付しています。
自分が果たせなかった夢を、次の世代に託したいという思いが込められています。
仕事としてのプロ意識 スポーツキャスターとして、また野球番組のMCとして、実際にプレーできることは大きな強みです。プロ野球選手との対談や企画でも、共通言語として野球の知識と経験が活きています。
体力維持とストレス解消 忙しい芸能活動の中で、野球は体力維持とストレス解消の手段でもあります。グラウンドで汗を流すことが、心身のリフレッシュになっているのです。
プロ野球選手との交流・評価
亀梨さんは、数多くのプロ野球選手と交流があり、その野球センスは高く評価されています。
指導を受けたプロ野球選手
- 松井秀喜（元ヤンキース）
- 上原浩治（元巨人・レッドソックス）
- 斎藤隆（元横浜・ドジャース）
- 前田健太（ドジャース・現役）
- その他多数
テレビ番組の企画で、これらのレジェンド級選手から直接指導を受ける機会に恵まれました。
プロ野球選手からの評価 プロ野球選手からは「センスがある」「元球児だけあって動きが良い」「真剣に取り組む姿勢が素晴らしい」といった評価を受けています。
特に、長年の練習で培われた基礎技術の確かさと、野球への理解の深さが評価されているようです。
ジャニーズ野球大会での活躍 ジャニーズ事務所内で行われる野球大会では、常に中心選手として活躍。後輩たちの指導も行い、「野球の先生」的な存在になっています。
野球関連のメディア活動
『Going! Sports＆News』のホームランプロジェクト
2010年4月から、スポーツ・ニュース番組『Going!Sports&News』（日本テレビ）でスポーツキャスターを務め、”ベースボールスペシャルサポーター”として、コーナー「亀梨和也のプロ野球プロジェクト」を担当。
ホームランプロジェクト 番組内で「ホームランプロジェクト」と題して2年半に渡ってホームランに挑戦し、2013年1月14日の放送で達成しました。
このプロジェクトは、プロ野球選手からバッティング指導を受けながら、プロが使用する球場でホームランを打つことを目指すというもの。長期間にわたる挑戦の末、ついに念願のホームランを達成した瞬間は、多くのファンに感動を与えました。
剛速球プロジェクト 後続企画の「剛速球プロジェクト」では、プロ野球投手らに指導を受け球速アップを目指しました。
ピッチングフォームの改善、体幹トレーニング、メンタルトレーニングなど、プロの指導を受けながら球速向上に挑戦。この企画も大きな話題となりました。
番組での役割 2011年から2018年まで日本テレビ系プロ野球中継でも「ベースボールスペシャルサポーター」に就任しています。
単なるMCではなく、野球の専門知識を活かした解説や、選手へのインタビューなど、スポーツキャスターとしての実力を発揮しています。
プロ野球始球式での投球成績
亀梨さんは、これまで何度もプロ野球の始球式に登場しています。
始球式での実績
- 東京ドーム（読売ジャイアンツ）
- 神宮球場（東京ヤクルトスワローズ）
- その他各球場で多数
芸能人の始球式では、球速や制球力が注目されますが、亀梨さんは元球児らしい安定したピッチングを見せています。
ノーバウンドでミットに収まる確率が高く、「さすが元球児」とファンから称賛されることが多いです。
始球式での球速 具体的な球速は公表されていませんが、一般的な芸能人の始球式が70〜90km/h程度であるのに対し、亀梨さんはそれ以上の速度を出していると推測されます。
印象的な始球式 特に地元・江戸川区に近い球場での始球式では、特別な思いを込めて投球。ファンサービスも忘れず、笑顔でマウンドに立つ姿が印象的です。
野球イベント・チャリティマッチ出演
ジャニーズ野球大会 ジャニーズ事務所主催の野球大会には、ほぼ毎回出場。チームのキャプテンやエースとして活躍し、後輩たちの指導も行っています。
チャリティマッチ 芸能人チャリティ野球大会にも積極的に参加。野球を通じた社会貢献活動にも力を入れています。
野球教室・少年野球支援 地元江戸川区の少年野球チームを訪問し、子どもたちに野球を教えるイベントにも参加。自身の経験を次世代に伝える活動を続けています。
その他の野球関連番組
- 『球界逸話スタジアム 亀梨和也の神ってる話』（MC）
- 『高校野球100年 レジェンドが語る 名勝負の秘密』（ナビゲーター）
- 『亀梨和也のスポーツ全力応援 好キニナル』（MC）
野球に関する番組のMCやナビゲーターを多数務め、野球の魅力を伝え続けています。
亀梨和也の野球愛と人柄
野球に対する思い・エピソード
野球か芸能界か、涙の決断 中学時代、オーディションの際に「最終選考の30人に残れたら、野球をあきらめます」と泣きそうな目で伝えたというエピソードは、亀梨さんの野球への愛の深さを物語っています。
結果的に芸能界の道を選びましたが、その選択に後悔はなく、今では「野球に関わる仕事ができて良かった」と語っています。
家族への感謝 亀梨さんは「家族が大好き」「愛情をかけて育ててくれた両親を尊敬している」と公言するなど、家族思いで知られています。
野球を続けられたのも、送り迎えや応援をしてくれた家族のおかげ。小学生の時には母親に3,000円の真珠のネックレスをプレゼントし、20歳になってから本物を贈り直したというエピソードもあります。
「野球をやっていて良かった」 インタビューでは「野球で学んだことは、今の仕事にも活きている」と語っています。
- チームワークの大切さ
- 努力を続けることの重要性
- 負けた時の悔しさをバネにする力
- 常に上を目指す向上心
これらはすべて野球を通じて学んだことであり、芸能活動においても大きな財産になっているそうです。
地元愛と次世代への思い 地元の江戸川区からプロ野球選手が生まれることを願い、毎年ボールを寄付するという活動は、自分が叶えられなかった夢を次の世代に託す思いの表れです。
ファンや共演者が語る亀梨和也の野球姿
ファンからの声 「野球をしている時の亀梨くんは、いつもと違う真剣な表情でカッコイイ」 「野球愛が本物だからこそ、見ていて感動する」 「プロ野球選手とも対等に話せる知識量がすごい」
ファンの間では、野球をしている時の亀梨さんの真剣な表情や、生き生きとした姿が「特に魅力的」と評判です。
共演者からの評価 プロ野球選手からは「野球への理解が深い」「真剣に取り組む姿勢が素晴らしい」といった評価が多く聞かれます。
また、スポーツキャスターとしての仕事ぶりも高く評価されており、「野球経験者だからこその質問ができる」「選手の気持ちを理解している」と好評です。
KAT-TUNメンバーからの証言 KAT-TUNのメンバーも、亀梨さんの野球愛をよく理解しています。中丸雄一さんは「亀梨は野球のことになると止まらない」と笑いながら語ったことも。
番組スタッフからの声 『Going! Sports＆News』のスタッフからは「野球への情熱が本物で、撮影外でも選手の研究をしている」「プロ意識が高く、常に勉強している」と評価されています。
今後挑戦したいこと
亀梨さんが今後挑戦したいことについて、過去のインタビューや番組での発言をまとめました。
野球番組での新企画 「もっと野球の魅力を多くの人に伝えたい」という思いから、新しい野球番組の企画を考えているようです。
プロ野球選手との更なる交流 現役選手だけでなく、レジェンド選手との対談や、野球の歴史を掘り下げる企画にも興味があるとのこと。
少年野球の普及活動 地元江戸川区を中心に、少年野球の普及活動をさらに拡大したいという思いがあります。野球人口の減少が問題視される中、野球の楽しさを子どもたちに伝える活動を続けたいそうです。
高校野球の魅力を伝える 自身が甲子園に出場できなかった経験から、高校野球への思い入れは特別です。高校野球の魅力を伝える番組やイベントにも積極的に関わりたいと語っています。
芸能人野球チームの結成 「いつか芸能人野球チームを作って、本格的に試合がしたい」という夢も語っています。
よくある質問（FAQ）
高校時代はどこの高校でプレーしていた？
亀梨和也さんは、東京都立水元高校に進学しました。
当初は野球部に入部する予定でしたが、ジャニーズ事務所での活動が多忙になり、高校を中退することになりました。高校合格後に事務所に辞意を伝えると、ジャニー喜多川社長直々の引き留めを受け、その1カ月後にKAT-TUNが結成されたという経緯があります。
つまり、高校野球での実績はありませんが、それまでの少年野球・中学野球での活躍は目覚ましいものがありました。
プロ野球選手になる可能性はあった？
「入所していなければプロ野球選手も夢ではなかったかもしれない」と言われています。
プロになれた可能性を示す根拠
- 小学6年生で世界大会出場（江戸川区選抜）
- 中学1年生でレギュラー獲得
- 右投げ左打ちという有利な特性
- ショートという重要ポジションでの実績
- 高い野球IQと判断力
ただし、プロ野球選手になるには、高校野球での実績や、体格の成長、さらなる技術向上など、多くの要素が必要です。
可能性はゼロではありませんでしたが、「確実にプロになれた」とまでは言えないでしょう。それでも、大学野球や社会人野球で活躍する道はあったかもしれません。
現在も野球は続けている？
はい、現在も野球を続けています。
現在の野球活動
- スポーツキャスターとして野球番組に出演
- ジャニーズ野球大会に出場
- チャリティマッチへの参加
- 始球式への登場
- 地元少年野球チームへのボール寄付
芸能活動の合間を縫って、可能な限り野球に関わり続けています。
練習も定期的に行っており、バッティングセンターに通ったり、仲間と草野球を楽しんだりしているようです。
「一生野球と関わっていきたい」という思いを持ち続け、年齢を重ねても野球愛は変わっていません。
亀梨和也の野球経歴｜高校時代の成績・ポジション・現在の活動：まとめ
亀梨和也さんの野球経歴を振り返ってきました。
野球経歴のおさらい
- 小学1年生：少年野球チーム「大杉ビクトリーズ」入団
- 小学4年生：硬式野球「江戸川南リトルリーグ」所属
- 小学6年生：世界大会出場（江戸川区選抜・ショート）
- 中学時代：松江第三中学校野球部で1年生からレギュラー
- 高校：水元高校に進学するも、KAT-TUN結成により中退
野球の実力
- ポジション：ショート（遊撃手）
- タイプ：右投げ左打ち
- 特徴：守備力と野球IQの高さ
現在の活動
- スポーツキャスター（『Going! Sports&News』など）
- プロ野球始球式
- チャリティマッチ・イベント出演
- 地元少年野球支援
亀梨和也さんは、プロ野球選手になる夢は叶いませんでしたが、芸能界で成功を収め、今では野球に関わる仕事を通じて野球の魅力を伝え続けています。
野球を諦めた時の涙、ホームランプロジェクトでの達成感、地元への恩返し活動など、すべてが亀梨さんの野球愛の証です。
今後も野球企画での活躍に期待！
これからも、スポーツキャスターとして、そして一人の野球ファンとして、亀梨和也さんの活躍を応援していきましょう。新しい野球企画や、プロ野球選手との交流、そして次世代への野球普及活動など、亀梨さんの野球への情熱は今後も私たちに感動を与えてくれるはずです。
野球を愛し、野球に愛された男・亀梨和也。その姿は、多くの人に夢と希望を与え続けています。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。(^^♪
