はじめに
30年前の中国旅行記ブログについてご紹介します。
30年前の中国旅行は、今では考えられないほどの文化的な違いと発展の過程が感じられる貴重な体験でした。
当時の中国では、ホテルの設備や国内線のサービス、さらには観光地のトイレ事情など、今では懐かしい状況が広がっていました。
本記事では、30年前の中国旅行で感じた当時のホテルや国内線の特徴、そして観光地のトイレ事情について、実際の体験を元に振り返ります。
あの時代の中国の魅力を再発見するために、ぜひご覧ください。
30年前の中国のホテルの状況
ホテルの外観はとても素敵です。内装も豪華です。
目につくところは立派に装飾されています。一流のホテルのように見えます。
いいホテルを予約したなと思っていました。
ホテルにチェックインするには少し時間が早いのでホテルの周りを見て回りました。
街に出てみると、あちこちで工事中です。
これから発展するんだろうなと思いながらホテルの周りを歩いていました。
時間になったのでチェックインしました。しかし日本語は一切通じません。
部屋に入ってシャワーを浴びようと思ってシャワールームに入って、シャワーを浴びようと思ってコックをひねると茶色した水が出てきました。
湯ではなく水が出てきました。それも茶色した水です。
びっくりしてすぐにフロントに電話して事情をカタコトの英語で説明しました。
説明をしましたが相手も英語がうまくありません。意思の疎通ができません。
お互いが言い争っているようです。
せめて意思の疎通ができるぐらい中国語を勉強していたら良かったなとつくづく思いました。
結果は時間にならなければシャワーは使えません。ということがなんとなく理解できました。
値段の高いホテルを予約して、シャワーがすぐに使えないなんて信じられませんでした。
しかしフロントマンは女性でしたが、態度が悪すぎます。
中国に入って感じたことは、とにかく女性の態度が日本では考えられないくらい悪いのです。
俗に言う生意気なのです。
何かしら女性が威張っているような感じを受けます。
別に差別をするわけではありませんがそのように感じました。
ホテルのフロントの態度も悪いしシャワーも使えないし,,,
文句を言っても相手に伝わらないし黙っているしか方法はないですね。
文句を言っても仕方がないので時間まで待ってシャワーしました。
スタートからこれでは先が思いやられそうです。
夕食の時間になったので友達と相談した結果、初日なので豪華なところで食事しましょう!ということになり、ホテルで食事をするということに決まりました。
ホテルのレストランは3階です。
レストランに入って席に着いて周りを見回すとお客さんは私達二人だけです。
まあいいか、ということでメニューを見て少し豪華な食事を注文しました。
注文してもなかなか食事が出てきません。
ボーイさんに食事の催促をすると、多分中国語でしょうけど何やら私たちに説明しているようです。
よく分からないので適当に返事をしておきました。
そのうちに、楽器を持った3人の人が入ってきて、演奏を始めました。
最初は何が始まるんだろうかと思って不審に思いながらいたのですが、食事が出てくると同時ぐらいに演奏が始まりました。
さすがは一流ホテルだなと思って食事を進めていきました。
アルコールも注文していたのでだんだんと気分が良くなってきました。
食事が終わったので会計です。
伝票を見てびっくりです。「なんだこれは?」という感じです。
ホテル代より高いのです。
ホテル代どころではありません。まるでぼったくりです。
少し言い争いをしましたが、伝票を持ってきた人に文句を言っても仕方ありませんし、どうしたらいいかなと友人と相談しました。
しかしここで文句を言ってもどうもなりません。知らない土地で言い争っても勝てるわけがありません。
一応責任者を呼んで値段の交渉しましたが会話になりません。
多分ですが、演奏したのも請求金額のうちかなと思いました。
仕方なく請求金額を全て払いました。
初日からこういうことであれば本当に先が思いやられます。
ホテルの部屋に入って友達と予定の確認を済まして、本日は終了です。
ホテルの外に出る気にもなりません。
ベッドで横になっていると電話がかかってきたので、友達かなと思って電話に出ると、何やら向こうの電話口からわけのわからない言葉が出てきます。
友達の部屋にも同じような電話がかかって寝られなかったと言っています。
多分ですがこの二人の日本人客は「カモ」と思われたと考えられます。
こちらの方に飲みに来ませんか?というお誘いのような感じがします。
完全にカモにされていますね。
気をつけたつもりがまるでダメです。
もっと注意深く行動しなければダメです。
当時の国内線の飛行機はどのような飛行機か?
大連を予定通りに出発して乗り継ぐ長春の空港に無事到着しました。
乗り継ぐ飛行機を長春の空港で待つのですが、待ち時間がずいぶん長かったようです。
当時の空港は整備がなされていませんでした。
照明が少なくて薄暗くて周りがよく見えません。
空港内で少し様子を見ようと思って動いてみたのですが、暗くて周りがよく見えません。
周りには何もない感じです。
だだっ広いところにポツンと一軒家ではありませんが何も見当たりません。
ここが本当に乗り継ぎをする空港か?と思われるくらいの感じです。
待合室も薄暗くて長椅子が並んでいるだけの状態です。
食事をするところもなく、お茶を飲むこともできません。
待合室は、ただあるだけの状態の感じです。
印象に残っているのは高麗人参の随分高そうな人参が展示されていました。
照明が少なくて薄暗くて落ちつかない感じです。
次の便の飛行機を待つ人がかなり増えてきました。
待つ人達の中に人間が入るぐらいの大きな鞄を持った人がいたので声をかけてみました。
片言の 英語で喋ったのですが、英語よりは日本語の方がよく通じました。
相手は、流暢な日本語です。
大きな鞄の中には宝石や雑貨が入っているそうです。
韓国からの商売人で中国語や日本語・英語がしゃべれるようです。
日本語で会話したのですがよく通じました。
私たちの英語はあまり通用しないようです。
国内線を利用する人のほとんどは、仕事をするために飛行機を利用しているそうです。
これからハルビンに行って行商するようです。
待っていると飛行機が到着して乗客させる準備をしているようです。
飛行機に乗れるようになりました。
国内線の飛行機は30人乗りのセスナ機のような小さな飛行機です。
飛行機を見た感じですが、第一印象は「この飛行機に乗って大丈夫だろうか?」という感じでした。
「困ったな!」という感じでしたが私一人で乗るわけではないので我慢してその飛行機に乗りました。
乗らなければハルピンまで行くことができません。
この飛行機のチケットは日本で予約したチケットなのです。
飛行機に乗って驚いたことは、この飛行機は本当に飛ぶことができるのだろうか?途中で墜落することはないのだろうか?
という感じの飛行機です。
この飛行機に今集まった人たちが、すべて乗ることができるのだろうか?というぐらいの感じです。
飛行機はかなり狭くてかなり窮屈だったのですが、自分の座席番号を見つけて座ることが出来ました。
座席に座って飛行機の中を見回しててみると上部の荷物入れが少し「ガタ」がきているようで、ガムテープのようなもので荷物入れを保持しているようでした。
荷物は足元におくしかないようです。
上部の荷物入れは、利用できないようです。
だけど利用している人もいます。とにかく窮屈です。
しかし我慢をしなければいけません。
ますます不安になってきました。
この飛行機に乗って良かったのか?という後悔でいっぱいになってきました。
国内線の飛行機に乗って感じた事です。
動き始めると機内のガタツキの音がだんだんと大きくなって来るようです。
思わず目を瞑ってしまって、固まってしまいました。
この飛行機に乗った後悔ばかりです。
飛行機を止めて飛行機から降りようと思ったぐらいです。
しかし飛行機から降りてもどこに行っていいかわかりません。
離陸しました。空中に浮かんでいます。
ここまで来たら仕方ないので諦め半分で、様子を伺いながら無言で座っていました。
頭で考えていることは、次に中国に来ても「中国の国内線は絶対に乗らないぞ!」という思いで一杯でした。
ハルピンに着くまでのガタつき音はずっと同じです。
でも飛行機の揺れはずいぶん大きい感じでした。
慣れれば慣れるものですね。私も随分と慣れてきたようです。
だけどこのような飛行機にはもう二度と乗りたくないですね。
目的地に到着してから、帰りの飛行機が心配なので、どのような飛行機かということを問い合わせしました。
答えは、ハルピンから北京までなので、かなり大きな飛行機のようなので少し安心しました。
当時の観光地のトイレと有料トイレ
万里の長城の公衆トイレに入ったら、もの凄くびっくりしました。
何にびっくりしたかと言うとトイレとトイレの間の仕切りはあるんですが、仕切りの高さが腰の高さまでくらいしか無いのです。
入り口のドアも腰のあたりまでしかないのです。
トイレに入って立ってみると周りが良く見えるのです。
よく見渡せるんです(笑)。
外から見ても誰が入っているか確認できるぐらいです。
初めてトイレに入れに入った時は、ビックリしてすぐにトイレから出てしまいました。
もう一度見直して見て、覚悟を決めて用を足しましたが笑い話になってしまいました(笑)。
女子トイレには入ってないのでよく分かりませんが多分、同じ作りだと思います。
男子トイレの構造は真ん中に溝が掘っていてその溝をまたいで用を足すのです。
真ん中の溝は勾配がとれていて水が少し流れているようです。
その当時はどこの観光地もトイレは同じ構造でした。
しかし共通していたのは、とてもきれいに管理されています。
それに引き換えホテルなどの有料トイレはとても綺麗です。
ボーイさんがいない場合はチップを入れる上品なケースが置いています。
ボーイさんがついている場合のサービスは最高でした。
ただし有料なのでチップを置いていかなければ、追いかけてきます。
ボーイさんが付いているトイレを利用している時です。
気持ちよくトイレを利用してから、洗面所を利用していたら、ボーイさんがそばによって来ておしぼりとかを用意してくれて待っています。
有料だという事を知らなくて対応していたのですが、あまりにも煩わしいので「もういいです!」という合図を送ったのです。
またしつこくそばに寄ってくるので、日本語で「うるさい!」と思わず叫んでしまい、その場を離れました。
何やら後ろの方で喚いていましたが、知らん顔して通り過ごしました。
後で気が付いてこれは「まずいことをしたな!」と思ったのですが後の祭りです。
しかし有料トイレの利用者がものすごく多いのです。
周りを見ているとチップもきちんと支払っています。
ごく自然な風景になっています。
ホテルとかデパートは全てが有料トイレということではありません。
有料トイレとわかっていたら初めから私は利用しないと思っています。
トイレに入って有料かどうか確認してから利用するようにしました。
しかしいくら利用しないと言っても我慢ができなければ利用するしかないですね。
有料トイレと観光地の一般用のトイレとのギャップがすごいですね。
ハルピンに到着して
ハルピン駅で朝食をとろうと思って、ついでにトイレに行ってみたのですが、やはり一般の観光地のトイレと同じような構造でした。
その中で驚いたのが、驚きの連続なのですがトイレに正面から入っていくと右側が女子トイレで、左側が男子トイレという構造になっていました。
その中央に水道管の蛇口が四つぐらいあって、手洗いとして使えるようになっています。
手洗いとして使うには良い作りだなと思いながら見ていると、後から入ってきた人がその水道を使うのですが、上半身裸になってタオルでもって体を洗出しました。
またこれにも随分驚かされました。
しかし考えてみると悪くはありません。お金があまりかかりません。
慣れてくれば中国国内ではどこへでもお金をかけなくて行くことができそうです。
30年前の中国旅行記 まとめ
今回は30年前の中国のホテルの状況や国内線の飛行機はどのような飛行機か?観光地のトイレは?ということを解説しました。
ハルピン駅の周りを友人と一緒に散策していると広い公園があって、そこにたくさんの人たちが集まっていて太極拳のような動きをしている集団があります。
朝の体操しています。
そばに屋台が数軒並んでいます。朝早くから屋台は並んでいるようです。
そこで朝ごはんを食べようということになって、うどんのようなものを食べたのですが、これが絶品でした。
中国に来て1番美味しい食事でした。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。(^^♪