はじめに
赤は情熱や活力を象徴する色として、ファッションの世界では常に注目を集めています。しかし、その鮮やかさゆえに「派手すぎる」「合わせづらい」と感じる方も少なくありません。特にファッションに自信がない初心者の方にとって、赤を取り入れたコーディネートは挑戦しづらいもの。
そこで今回は、赤を上手に取り入れた印象的なコーディネートの作り方をご紹介します。基本のルールを押さえれば、初心者の方でも簡単に赤を活かしたスタイリングが楽しめるようになります。
目次
赤の基本を知る:色味とシーン別の選び方
実際に赤コーデだったりする pic.twitter.com/9hYfuF6hoX
— まっちゃみ (@774_Sky) March 2, 2025
赤の種類とその印象
赤と一口に言っても、実にさまざまな色味があります。明るい朱赤、深みのあるワインレッド、オレンジがかったコーラルレッドなど、その種類は豊富です。それぞれの赤が与える印象も異なります。
- 鮮やかな赤(バーミリオン):活力や情熱を感じさせる、最も一般的な赤
- 深みのある赤(ボルドー、バーガンディ):大人っぽさや落ち着きを演出
- 明るい赤(コーラルレッド):親しみやすさや柔らかい雰囲気を作る
自分の肌の色や髪の色と相性の良い赤を選ぶことが、成功する赤コーデの第一歩です。一般的に、イエローベースの肌には暖かみのある赤、ブルーベースの肌には青みがかった赤が馴染みやすいと言われています。
シーン別の赤コーデ
赤を取り入れるシーンによっても、選ぶべき赤のアイテムや量は変わってきます。
- オフィスカジュアル:赤のニットやブラウスに、ネイビーやグレーのボトムスを合わせる
- デート:赤のワンピースやスカートで女性らしさをアピール
- 休日のカジュアル:赤のTシャツやスニーカーで気軽に取り入れる
初心者におすすめ!赤コーデの3つの法則
法則1:ワンポイントから始める
赤コーデに慣れていない方は、まずは小物から取り入れることをおすすめします。赤のバッグ、靴、スカーフ、ベルトなどの小物は、全体のコーディネートを引き締めるアクセントになります。モノトーンのコーディネートに赤の小物を一点加えるだけで、洗練された印象に変わります。
例えば、白シャツと黒パンツというシンプルなスタイルに、赤のパンプスやバッグを合わせるだけで、一気にこなれた印象になります。
法則2:ベーシックカラーと組み合わせる
赤を主役にするなら、他のアイテムはベーシックカラーで揃えることがポイントです。黒、白、グレー、ネイビーなどのニュートラルカラーは赤との相性が良く、赤の魅力を引き立てます。
- 白×赤:清潔感と鮮やかさを両立
- 黒×赤:クラシカルで大人っぽい印象
- ネイビー×赤:知的で上品な雰囲気
法則3:素材感と形で調整する
赤の印象は、素材や形によっても大きく変わります。柔らかい素材の赤は親しみやすく、ハリのある素材の赤は存在感がアップします。
- ニット素材の赤:優しく温かみのある印象
- サテンやシルクの赤:エレガントで華やかな印象
- コットンやリネンの赤:カジュアルで親しみやすい印象
季節別・赤コーデのスタイリングテクニック
春の赤コーデ
春は明るく軽やかな赤が映える季節です。コーラルレッドやローズレッドなど、やや明るめの赤を選びましょう。
フローラル柄のスカートに赤のトップスを合わせたり、白やベージュのコーディネートに赤のカーディガンをプラスしたりすると、春らしい軽やかな赤コーデが完成します。
夏の赤コーデ
夏は鮮やかな赤が映える季節。赤のTシャツやキャミソールに、白やデニムのボトムスを合わせるのがおすすめです。
暑い季節は赤の面積を控えめにして、赤のサンダルやカゴバッグなどの小物で取り入れるのも良いでしょう。
秋の赤コーデ
秋は深みのある赤が似合う季節です。バーガンディやワインレッドなどの落ち着いた赤を、ブラウンやベージュと組み合わせると秋らしい雰囲気に。赤のニットやジャケットは、秋の定番アイテムとして長く愛用できます。
冬の赤コーデ
冬は全身赤でも重たく見えない季節です。赤のコートやニットワンピースなど、大胆に取り入れても素敵です。
黒やグレーのコーディネートに赤のマフラーやニット帽をプラスすれば、シックな中にも華やかさがある冬の赤コーデの完成です。
印象的な赤コーデの作り方:まとめ
赤を取り入れたコーディネートは、確かに挑戦しがいのあるスタイリングですが、基本のルールを押さえれば初心者でも簡単に楽しむことができます。まずは小物から始めて、徐々に自分に似合う赤を見つけていきましょう。
季節や場面に合わせた赤の取り入れ方を知れば、あなたのファッションの幅もぐっと広がります。自分らしく、自信を持って赤を楽しむことが、成功する赤コーデの秘訣です。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。(^^♪