月見台住宅とは?”天空の廃墟”から創造の街へ変貌を遂げる横須賀の注目物件

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はじめに

海を見下ろす高台に佇む昭和の市営住宅が、いま新たな注目を集めています。横須賀市の「月見台住宅」は、かつて”天空の廃墟”と呼ばれた空き家団地。

しかし2024年、この場所が創造性あふれる新しいコミュニティの拠点として生まれ変わろうとしています。

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60年の歴史を持つ市営住宅

1960年に建設された月見台住宅は、横須賀市田浦地区の高台に位置する市営団地です。約60戸の平屋建て住宅が規則正しく並び、東京湾(長浦湾)を一望できる絶好のロケーションを誇ります。

2020年まで多くの住民が暮らしていましたが、老朽化により市営住宅としての役割を終え、全ての入居者が退去。

その後、人の気配が消えた団地は”天空の廃墟”として知られるようになりました。

新たな挑戦:職住一体型の創造空間へ

横須賀市は、この貴重な空間を活かすため、不動産会社のエンジョイワークスと協力し、大胆な再生プロジェクトを開始。住居兼店舗の賃貸物件として生まれ変わらせることを決定しました。

家賃は5万円から8万円という手の届きやすい価格設定で、以下のような活用が計画されています:

  • カフェや古着店などの小規模店舗
  • クリエイターのアトリエ
  • 工房やショップ
  • バイクショップ
  • お菓子工房
  • アーティストの制作場所
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予想を超える人気の理由

2024年夏から始まった入居者募集では、すでに8割の区画が埋まるという予想以上の人気を集めています。この人気の理由として、以下の点が挙げられます:

  1. 手頃な家賃設定
  2. 海を望む絶好のロケーション
  3. 昭和レトロな雰囲気を活かしたリノベーション
  4. 創造的な仲間との新しいコミュニティ形成の可能性
  5. 駅から徒歩10分という便利な立地

地域活性化への期待

このプロジェクトは単なる住宅再生にとどまらず、地域全体の活性化を目指しています。共用スペースにはドッグランやサウナ施設の設置も予定されており、新しいコミュニティの形成が期待されています。

地域住民からも「カフェができれば交流の場になる」「街のにぎわいが戻る」といった期待の声が上がっています。

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まとめ 今後の展望

2025年7月の全面オープンに向けて、現在リノベーション工事が進められています。早ければ2025年4月から順次入居が始まる予定です。

“ヴィンテージ&クリエイティブ”をコンセプトに掲げるこのプロジェクトは、昭和の遺産を現代に蘇らせる新しい試みとして、全国から注目を集めています。

古い建物を解体するのではなく、その価値を再発見し、新しい形で活用していく―。月見台住宅の挑戦は、日本の公営住宅活用の新しいモデルケースとなるかもしれません。

アクセス情報

  • 所在地:神奈川県横須賀市田浦
  • 最寄り駅:JR田浦駅から徒歩約10分(階段ルート利用で7分)
  • 施設規模:約13,600㎡、60戸
  • 入居開始:2025年4月予定
  • 全面オープン:2025年7月予定

最後までお読みいただきましてありがとうございました。(^^♪

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