はじめに
不動産投資は景気が悪くても影響を受けにくい３つの理由についてご紹介します。
不動産投資は、他の投資商品と比べて景気の影響を受けにくいとされています。その背景には、物価の変動や資産の特性が関係しているからです。
本記事では、不動産投資が景気後退や経済変動にも強い理由を3つのポイントに分けて解説します。
また、インフレとデフレが不動産投資に及ぼす影響についても触れ、経済状況に応じた資産運用の重要性をわかりやすくお伝えします。
目次
不動産投資は景気が悪くても影響を受けにくい３つの理由！
Point
①不動産投資物件は資産価値が下がりにくい
②不動産投資物件の収入は景気と連動している
③インフレの時は借金している金額が目減りする
①不動産投資物件は資産価値が下がりにくい
インフレ時は不動産投資物件は「現物資産」なので価値が上がってきます。
家賃も物価と連動して上昇が見込まれます。
事前にインフレになると分かっていたら、お金を不動産などの現物資産に変えるといいですね。
デフレの場合は不動産物件自体の価格の影響はありますが、家賃については影響を受けにくい傾向にあります。
不動産物件を仕入れて転売して利益を上げる、ということはデフレの時は難しいのですが、安定した家賃収入を得ることはできます。
緩やかですが家賃の上昇も見込まれます。なので資産価値が下がりにくいのです。
しかしデフレの時は資産価値も下がるので不動産投資はお勧めできません。
②不動産投資物件の収入は景気と連動している
インフレの時もデフレの時も、不動産投資物件の収入は景気と連動しています。
家賃収入も安定しています。家賃は物価と連動します。
物価が上がると家賃も上がっていきます。
③インフレ時は借金している金額が目減りする
借金している銀行ローンの金額が目減りしてきます。（借入金額そのものは減りませんが…）
インフレ時には銀行金利は必ず上昇してきます。
インフレの時に、毎月の支払いの銀行金利が固定金利であれば毎月の返済額が変わりません。
お金の値打ちは下がっているのに毎月の返済額が変わらなければ安定した不動産経営ができます。
インフレになる前に銀行から借り入れをして不動産投資物件を購入して不動産経営をしていたら最高ですね！
インフレとは デフレとは？
インフレとは
インフレとは、「モノ」の価値が上がり、お金の価値が下がっていくことです。モノである不動産は物価全体の上昇とともにその価値を上げていくものです。
インフレになると借金が多い方が得をする？インフレになると、お金の値打ちが下がるので、借金が多い方が得をしたような感じになります。
仮に1億円の借金がある場合、本来であれば1億円そのまま返済しないといけませんね。
インフレになるとインフレの度合いにもよりますが、お金の値打ちが下がれば下がったぶんだけ、お金の値打ちがなくなります。
極端に言うと1億円の借金が5千万円になったりします。
そうなると返済する借金も半分になるということです。
借金の金額は変わりませんが…
インフレになると物の価値が上がり、お金の値打ちは下がります。
タンス預金をしたり銀行に預貯金をしたりしても、実際の価値は下がりますね。
金額は変わりませんが…
例えば、お金の値打ちが1/10になって物の価値が10倍になったとすれば、今まで米1㎏が1000円で買えたとすると、インフレになったら米を1kg買おうと思ったら1万円を払わなければなりません。という事です。
インフレになると分かっていたらやり方はいろいろあります。
インフレに強いものにお金と物を変える事です。借金をしてでもです。
インフレに強いものとはどういうものがあるかと言うと、現物資産です。
現物資産とはモノです。モノとは不動産物件も含まれます。
やり方はいろいろあります。
借金をしてマンションを作ったり、不動産物件を購入したり、会社の設備を整備したりして、収入アップを図ったり、値打ちのある骨董品や芸術品を購入したり、金とかも購入したりすればいいですね。
インフレになるとわかっていたらですね。
＊インフレが進みすぎた状態を「ハイパーインフレ」と呼んでいます。
目安は3年間で２倍以上の物価上昇のことを言います。
デフレとは
デフレとは、インフレの考え方と逆だと思っていても大丈夫です。
デフレとは「モノ」の価値が下がることをいいます。
物が売れなくなるので企業の業績は落ち込み、給料も上がりませんし、逆に給料も下がります。景気が悪い時に起こる現象です。
現金や預金・国債などを持っていた方がいいですね。
モノである不動産は物価全体の下降と共に価値が下がっていく傾向にあります。
不動産投資は景気が悪くても影響を受けにくい３つの理由 まとめ
今回は不動産投資は景気が悪くても影響を受けにくい３つの理由！インフレとは？デフレとは？ということを解説しました。
不動産投資は景気が悪くなっても影響を受けにくいのは間違いありません。
条件の良い不動産投資物件を仕入れることができたら最高です。
借金をして不動産経営をしている時にインフレになったらチャンスですね。
不動産経営を考えている30代のあなたがすべきことは、経済や金融・不動産投資についてよく勉強することが大事です。
慌てることはありません。
条件の良い不動産投資物件に出会えるように頑張っていきましょう。
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