一人暮らしに食洗機は必要?工事不要モデルの選び方と後悔しないおすすめを解説

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はじめに

一人暮らしで食洗機を導入するか迷っている方は多いでしょう。手洗いで十分と思う反面、食器洗いの手間から解放されたい気持ちもあります。

この記事では、一人暮らしにおける食洗機の必要性から、工事不要のタンク式モデルの実力、具体的な選び方とおすすめ機種まで、実用的な視点で徹底解説します。賃貸でも使える食洗機選びの参考にしてください。

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一人暮らしに食洗機は本当に必要?手洗いとの違いを徹底比較

食洗機の導入を検討する前に、まず一人暮らしにとって本当に必要なのか、手洗いとの違いを明確にしましょう。

一人暮らしで食洗機を使うメリット

食洗機を導入する最大のメリットは、時間と精神的負担の軽減です。毎日の食器洗いにかかる時間は1回あたり10〜15分程度ですが、1日2〜3回となると30分以上が食器洗いに消えていきます。食洗機なら食器をセットしてスイッチを押すだけで、その間に他の家事や趣味の時間に使えます。

手荒れの防止も見逃せないポイントです。特に冬場の冷たい水や洗剤による手荒れに悩む方にとって、食洗機は手肌を守る強い味方になります。ハンドクリームを塗る頻度が減り、肌の健康が保たれます。

また、食洗機は高温で洗浄するため、手洗いよりも衛生的です。60〜80度の高温水で洗うことで、雑菌やウイルスをしっかり除菌できます。まな板やスポンジ、哺乳瓶なども清潔に保てるのは大きな利点です。

水道代の節約になることも意外なメリットです。手洗いでは流しっぱなしにすると大量の水を使いますが、食洗機は少ない水を循環させて洗うため、水道代が抑えられます。特に水を出しっぱなしにする癖がある方は、食洗機の方が経済的です。

シンクが常にスッキリするのも生活の質を上げる要素です。洗い物を溜めがちな人でも、食洗機があれば使った食器をすぐに入れられるため、キッチンが散らかりにくくなります。

手洗いと比べたときのデメリット

一方で、食洗機には手洗いと比べたデメリットも存在します。

最も大きいのは初期費用です。一人暮らし向けのコンパクト食洗機でも3万円〜5万円程度、人気モデルなら5万円〜8万円かかります。手洗いなら洗剤とスポンジだけで済むため、この初期投資は大きな決断となります。

設置スペースの確保も課題です。一人暮らしのキッチンは狭いことが多く、食洗機を置くスペースがないケースもあります。調理スペースを圧迫してしまい、かえって使いづらくなることもあるでしょう。

電気代と水道代のランニングコストも発生します。1回の運転で20〜30円程度かかるため、月に60回使えば1,200〜1,800円の追加コストです。ただし、水道代の節約分と相殺されるため、極端に高くなるわけではありません。

洗浄に時間がかかるのも手洗いとの違いです。標準コースで60〜90分程度かかるため、すぐに使いたい食器がある場合は不便です。急いでいるときは結局手洗いすることになります。

食洗機対応でない食器は使えない点も注意が必要です。木製品や漆器、繊細なガラス製品などは食洗機NGのため、結局手洗いが必要になり、完全に手洗いから解放されるわけではありません。

食洗機が向いている人・向いていない人

食洗機が向いているのは、以下のような方です。

自炊の頻度が高く、毎日食器洗いをする人は、食洗機の恩恵を最大限受けられます。週5回以上自炊する方なら、時間短縮効果が大きく、導入する価値があります。

食器洗いが苦痛で、シンクに洗い物を溜めがちな人にも最適です。食洗機があれば、使った食器をすぐに入れるだけで済み、精神的なストレスが大幅に軽減されます。

手荒れに悩んでいる人、冷たい水に触れたくない人も、食洗機の恩恵を実感しやすいでしょう。特に冬場の洗い物から解放されるのは大きなメリットです。

在宅勤務やリモートワークで自宅にいる時間が長い人も、食洗機が活躍します。1日3食を自宅で食べるなら、食器の量も増えるため、食洗機の時短効果が顕著です。

逆に、食洗機が向いていないのは、外食中心で自炊をほとんどしない人です。週に数回しか自炊しないなら、手洗いで十分ですし、食洗機は場所を取るだけになります。

キッチンスペースが極端に狭い人も、食洗機の設置が難しいでしょう。調理スペースを確保できなくなるなら、無理に導入する必要はありません。

一人暮らしで食器の量が非常に少ない人、ミニマリスト志向で物を増やしたくない人も、食洗機は優先度が低いかもしれません。

また、初期費用を抑えたい学生や新社会人で、他の家電や生活費を優先したい場合は、後回しでも問題ありません。

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一人暮らし向け食洗機の選び方|失敗しない5つのチェックポイント

食洗機を購入すると決めたら、自分に合ったモデルを選ぶことが重要です。一人暮らしならではの視点で、失敗しないチェックポイントを押さえましょう。

一人暮らしに適したサイズ・容量の目安

一人暮らしに最適な食洗機の容量は、食器点数で12〜16点程度が収納できるサイズです。これは1日分の食器(朝昼晩の3食分)をまとめて洗える量に相当します。

具体的な庫内容量としては、2〜3人用と表記されているモデルが一人暮らしにはちょうど良いでしょう。このサイズなら、茶碗、汁椀、皿、コップ、箸、調理器具などを一度に洗えます。

外形寸法は、幅40〜45cm、奥行30〜35cm、高さ40〜50cm程度のコンパクトモデルが理想的です。このサイズなら、狭いキッチンのシンク横や調理台の上に設置できます。

ただし、自炊の頻度が非常に高い方や、まとめて洗いたい方は、やや大きめの18〜24点収納できるモデルも検討する価値があります。週末に1週間分の作り置きをする場合などは、大きめの容量が便利です。

逆に、週に数回しか自炊しない、食器の量が極めて少ない方は、超小型の6〜8点収納モデルでも十分です。ただし、小さすぎると鍋やフライパンが入らないため、自分が洗いたいものが入るかを確認しましょう。

設置スペースだけでなく、扉の開閉スペースも考慮してください。前開きタイプは、手前に扉を開くスペースが必要です。上開きタイプもありますが、選択肢は限られます。

卓上タイプ・コンパクトタイプの違い

一人暮らし向けの食洗機は、主に卓上タイプとコンパクトタイプに分けられます。

卓上タイプは、キッチンカウンターやシンク横に設置するタイプで、一人暮らし向け食洗機の主流です。工事不要のタンク式や、分岐水栓を取り付けて使う据え置き型があります。サイズは幅40〜50cm程度で、賃貸でも使いやすいのが特徴です。

コンパクトタイプは、卓上タイプの中でも特に小型化されたモデルを指します。幅30cm台の超小型モデルもあり、極限まで省スペースにこだわる方向けです。ただし、容量は6〜10点程度と少なめで、大きめの食器や調理器具は入りにくいことがあります。

据え置き型の中には、やや大型の2〜4人用モデルもありますが、一人暮らしには大きすぎるケースが多いでしょう。将来的に二人暮らしになる予定がある方は検討する価値がありますが、当面一人なら過剰スペックです。

ビルトイン型は、システムキッチンに組み込むタイプで、賃貸では設置できません。持ち家でリフォームを検討している方向けです。

一人暮らしなら、卓上タイプのコンパクトモデルが最も現実的な選択肢となります。設置の手軽さと容量のバランスが良く、引っ越しの際にも持ち運びできます。

設置スペースとキッチン環境の確認ポイント

食洗機を購入する前に、必ず設置スペースを確認しましょう。

まず、設置予定の場所の寸法を正確に測ります。幅、奥行き、高さだけでなく、上部や側面の放熱スペース(各5〜10cm程度)も必要です。吊り戸棚の下に置く場合は、高さに余裕があるか確認してください。

コンセントの位置も重要です。食洗機の電源コードは1.5〜2m程度のため、設置場所の近くにコンセントがあるか確認します。延長コードの使用は推奨されないため、直接差せる位置が理想的です。

シンクまでの距離も確認ポイントです。タンク式なら問題ありませんが、分岐水栓タイプの場合、給水ホースが届く範囲に設置する必要があります。通常1〜1.5m程度の長さですが、シンクから遠すぎると設置できません。

排水ホースをシンクに流す必要があるため、シンクへのアクセスも確保しましょう。排水ホースが床を這うと見た目が悪く、つまずきの原因にもなるため、できるだけ短い距離で済む位置が望ましいです。

調理スペースとのバランスも考慮してください。食洗機を置くことで、まな板を置く場所や食材を並べるスペースがなくなっては本末転倒です。キッチン全体の使い勝手を維持できる配置を検討しましょう。

耐荷重も確認が必要です。食洗機本体の重量は15〜25kg程度で、水を入れるとさらに重くなります。設置する台やカウンターが重量に耐えられるか確認してください。

静音性・洗浄力・乾燥機能の見極め方

食洗機の性能面で重要なのが、静音性、洗浄力、乾燥機能です。

静音性は、運転音が40dB以下のモデルが理想的です。40dBは図書館程度の静かさで、深夜に使っても隣人に迷惑をかけにくいレベルです。50dB以上になると、やや音が気になることがあります。ワンルームや1Kで寝室とキッチンが近い場合は、静音性を重視しましょう。

洗浄力は、高温洗浄機能があるモデルがおすすめです。60〜80度の高温水で洗うことで、油汚れがしっかり落ち、除菌効果も高まります。洗浄ノズルの数や配置も洗浄力に影響するため、レビューで洗い残しの有無を確認すると良いでしょう。

予洗いが必要かどうかも重要なポイントです。最近のモデルは予洗い不要を謳うものが増えていますが、実際には軽くすすぐ程度の予洗いが推奨されることが多いです。完全に予洗い不要なモデルは限られるため、過度な期待は禁物です。

乾燥機能は、ヒーター式と送風式があります。ヒーター式は高温で乾燥させるため、しっかり乾きますが電気代がやや高めです。送風式は余熱を利用して乾燥させるため省エネですが、完全には乾かないこともあります。

乾燥時間も確認しましょう。標準コースで60〜90分、乾燥まで含めると2〜3時間かかるモデルもあります。夜寝る前にセットして朝には乾いている、というタイムスケジュールが理想的です。

運転音や乾燥性能は、実際に使った人のレビューが参考になります。メーカーの公称値だけでなく、口コミもチェックすると失敗が少ないでしょう。

価格帯別に見る食洗機の特徴

食洗機の価格帯は大きく3つに分けられます。

3万円〜4万円の低価格帯は、基本的な機能を備えたエントリーモデルです。タンク式で工事不要、コンパクトサイズが中心です。洗浄力や静音性は標準的で、乾燥機能が弱いモデルもありますが、初めて食洗機を使う方には十分です。

5万円〜7万円の中価格帯は、機能と価格のバランスが良いモデルが揃います。洗浄力が向上し、静音性も改善されています。タンク式の人気モデルが多く、一人暮らしで最もコストパフォーマンスが高い価格帯です。

8万円以上の高価格帯は、高機能モデルや大容量モデルが中心です。UV除菌機能や多彩な洗浄コース、スマホ連携など、付加機能が充実しています。ただし、一人暮らしでは過剰スペックになることも多いでしょう。

予算を抑えたい学生や新社会人なら3〜4万円台、長く使う前提でしっかりした製品が欲しい社会人なら5〜7万円台を選ぶのが現実的です。

機能よりもブランドやデザインにこだわりたい方は、高価格帯も選択肢になりますが、一人暮らしの実用面では中価格帯で十分満足できます。

工事不要・タンク式は本当に使える?メリットと注意点

賃貸でも使いやすいタンク式食洗機ですが、実際の使い勝手はどうなのでしょうか。メリットと注意点を詳しく見ていきます。

タンク式食洗機の仕組みと特徴

タンク式食洗機は、本体内部のタンクに手動で給水して使用するタイプです。分岐水栓の取り付けが不要なため、賃貸でも気軽に導入できるのが最大の特徴です。

使い方は簡単で、本体上部や前面の給水口から、専用タンクや付属のカップを使って水を注ぎます。必要な水量は運転モードによって異なりますが、5〜6リットル程度が一般的です。ペットボトルで言えば2リットル×3本分くらいです。

給水が完了したら、洗剤を入れて食器をセットし、コースを選んでスタートボタンを押すだけです。洗浄中は循環させた水で洗うため、追加の給水は不要です。

排水はホースをシンクに垂らして自然排水する仕組みです。排水ホースの長さは1〜1.5m程度なので、シンクから離れた場所には設置できません。

電源はコンセントに差すだけで、特別な工事は一切不要です。届いたその日から使い始められるのが、タンク式の大きな魅力です。

タンク式は、パナソニックのソルータシリーズや、アイリスオーヤマのモデルなどが人気です。最近は中国メーカーのコスパモデルも増えており、選択肢が広がっています。

分岐水栓タイプとの違い

タンク式と分岐水栓タイプの違いを理解しておきましょう。

分岐水栓タイプは、キッチンの蛇口に分岐水栓を取り付け、ホースで食洗機に給水する仕組みです。メリットは、給水が自動で行われるため、手動で水を注ぐ手間がない点です。また、水量が豊富なため、洗浄力がやや高い傾向があります。

デメリットは、分岐水栓の取り付けに工事が必要な点です。自分で取り付けることもできますが、不慣れだと水漏れのリスクがあり、業者に依頼すると1万円〜2万円程度の費用がかかります。

賃貸の場合、分岐水栓の取り付けは原則として大家さんや管理会社の許可が必要です。退去時には原状回復が求められるため、元の蛇口に戻す手間もかかります。

一方、タンク式は工事不要で、賃貸でも自由に使えます。引っ越しの際も、本体を持ち運ぶだけで済み、原状回復の心配がありません。

ただし、タンク式は毎回手動で給水する手間があります。慣れれば1〜2分程度の作業ですが、面倒に感じる人もいるでしょう。また、給水を忘れたり、水量が不足したりするとエラーになることもあります。

洗浄力に関しては、最近のタンク式は分岐水栓タイプと遜色ないレベルまで向上しています。普通の汚れなら、どちらを選んでも問題なく洗えます。

一人暮らしの賃貸なら、手軽さを重視してタンク式を選ぶのが無難です。持ち家や長期間住む予定があり、給水の手間を省きたいなら分岐水栓タイプも選択肢になります。

賃貸でも使いやすい理由

タンク式食洗機が賃貸で使いやすい理由をまとめます。

最大の理由は、工事不要で原状回復の必要がない点です。分岐水栓の取り付けや配管工事が不要なため、大家さんや管理会社への許可申請が不要です。買ったその日から使い始められ、引っ越しの際も本体を持っていくだけで済みます。

設置の自由度が高いのもメリットです。コンセントとシンクが近くにあれば、どこにでも設置できます。分岐水栓タイプのように、蛇口からの距離を気にする必要がありません。

初期費用を抑えられるのも重要なポイントです。分岐水栓タイプは、本体価格に加えて分岐水栓代(5,000〜10,000円)と取り付け工事費(10,000〜20,000円)が必要ですが、タンク式は本体価格のみで済みます。

引っ越しが多い人にも向いています。学生や転勤族など、数年ごとに引っ越す可能性がある方は、持ち運びしやすいタンク式が便利です。次の住居でもすぐに使えます。

賃貸の狭いキッチンでも、コンパクトなタンク式なら設置しやすいでしょう。シンク横のわずかなスペースに置けるモデルが多く、調理スペースを大きく圧迫しません。

タンク式でよくある不満点

便利なタンク式ですが、実際に使ってみると不満を感じる点もあります。

最も多い不満が、給水の手間です。毎回5〜6リットルの水を手動で注ぐのは、最初は新鮮でも、次第に面倒になることがあります。特に、重いペットボトルを何度も往復させるのが負担に感じる方もいます。

給水タンクの容量が足りず、途中でエラーになることもあります。水量の目盛りを間違えたり、コースによって必要な水量が異なったりするため、慣れるまでは失敗することもあるでしょう。

給水口の位置が使いにくいモデルもあります。上部に給水口があるタイプは、背の低い方や力のない方には水を注ぎにくいことがあります。前面給水タイプの方が使いやすいという声もあります。

給水時に水がこぼれやすいのも不満点の一つです。慌てて注ぐと溢れてしまい、キッチンが濡れることがあります。専用カップやじょうろを使うなど、工夫が必要です。

また、タンク式は分岐水栓タイプに比べて、やや洗浄力が劣ると感じる人もいます。水圧の違いによるもので、特に頑固な汚れは予洗いが必要になることがあります。

これらの不満点は、慣れることである程度解消されますが、給水の手間だけは避けられません。この手間を許容できるかが、タンク式を選ぶ際の重要な判断基準となります。

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一人暮らしにおすすめの食洗機【タイプ・用途別】

具体的におすすめの食洗機を、用途とタイプ別に紹介します。

とにかく手軽に使いたい人向け食洗機

手軽さを最優先する方におすすめのモデルを紹介します。

アイリスオーヤマのISHT-5000は、タンク式で3万円台前半と手頃な価格です。操作がシンプルで、食器を入れて給水し、ボタンを押すだけで使えます。容量は12〜15点程度で、一人暮らしには十分です。コンパクトで設置場所を選ばず、初めての食洗機としておすすめです。

サンコーのラクアminiは、超小型のタンク式で2万円台後半と格安です。幅30cm程度の省スペース設計で、極限まで小さくしたい方に最適です。ただし、容量は6〜8点程度と少なめなので、食器の量が少ない方や、補助的に使いたい方向けです。

エスケイジャパンのJaimeは、前面給水タイプのタンク式で、給水がしやすいのが特徴です。価格は3万円台中盤で、デザインもシンプルで使いやすいモデルです。静音性も比較的良く、ワンルームでも使いやすいでしょう。

これらのモデルは、操作が簡単で、価格も手頃なため、食洗機を試してみたい方に最適です。

工事不要で設置したい人向けモデル

賃貸で工事不要にこだわる方向けの、タンク式の人気モデルを紹介します。

パナソニックのソルータNP-TML1は、タンク式と分岐水栓の両方に対応したモデルです。価格は7万円前後とやや高めですが、洗浄力と静音性が優れており、信頼性の高い国内メーカー製です。容量も16点程度と余裕があり、自炊が多い方でも安心です。

アイリスオーヤマのISHT-5000-Wは、4万円前後で高コスパなタンク式です。シンプルな操作性と十分な洗浄力を備え、一人暮らしに必要な機能が揃っています。乾燥機能もあり、朝には食器が乾いている状態で取り出せます。

サンコーのラクア STTDWADW、通称「ラクア」は、3万円台で購入できるタンク式の定番モデルです。コンパクトで設置しやすく、洗浄力も価格の割に良好です。デザインがシンプルで、どんなキッチンにも馴染みます。

シロカのSS-MH351は、タンク式で4万円台、UV除菌機能付きの高機能モデルです。洗浄後にUV照射で除菌するため、衛生面を重視する方におすすめです。容量も14点程度あり、一人暮らしには十分です。

これらは、工事不要で賃貸でもすぐに使えるため、引っ越しが多い方や、初期費用を抑えたい方に最適です。

自炊が多い人向けの食洗機

自炊の頻度が高く、しっかり洗浄力のあるモデルが欲しい方向けです。

パナソニックのプチ食洗NP-TCR5は、分岐水栓タイプで6万円台、洗浄力と静音性に優れたモデルです。パナソニック独自の洗浄ノズルで、隅々まで洗い残しなく洗えます。容量は18点程度あり、調理器具も一緒に洗えます。

パナソニックのソルータNP-TML1(前述)は、タンク式でも分岐水栓でも使えるため、最初はタンク式で使い、将来的に分岐水栓を取り付けることもできます。自炊が多く、長く使う予定の方に向いています。

東芝の食器洗い乾燥機DWS-22Aは、分岐水栓タイプで5万円台、コスパの良いモデルです。洗浄力が高く、乾燥機能もしっかりしています。容量は15点程度で、一人暮らしには十分です。

シロカのSS-M151も、分岐水栓タイプで3万円台と手頃ながら、洗浄力が良いと評判です。予洗いをしっかりすれば、ほとんどの汚れを落とせます。

自炊が多い方は、洗浄力と容量を重視して選びましょう。分岐水栓タイプの方が水量が豊富で洗浄力が高い傾向があるため、工事が可能なら検討する価値があります。

コンパクト・省スペース重視の食洗機

キッチンが狭く、省スペースを最優先する方向けのモデルです。

サンコーのラクアmini(前述)は、幅30cm程度の超小型モデルで、狭いキッチンでも設置しやすいです。容量は少ないですが、最低限の食器は洗えます。

エスケイジャパンのSDW-J5Lは、幅42cm程度のコンパクトモデルで、3万円前後と手頃です。タンク式で工事不要、シンプルな機能で使いやすいです。

アイネクスのAX-S3Wは、幅41cmのコンパクト設計で、2万円台と格安です。必要最低限の機能に絞ることで低価格を実現しており、とにかく安く、小さく、という方におすすめです。

ベルソスのVS-H021は、幅40cm台のコンパクトモデルで、3万円前後です。タンク式で、デザインもシンプルで設置しやすいです。

省スペース重視の場合、容量と設置面積のトレードオフになります。自分が洗いたい食器の量と、設置できるスペースを天秤にかけて選びましょう。

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買って後悔しないために知っておきたい注意点と失敗例

食洗機を購入してから後悔しないために、事前に確認すべきポイントと、よくある失敗例を紹介します。

サイズが合わなかった失敗例

食洗機購入で最も多い失敗が、サイズに関するトラブルです。

本体サイズだけを確認して購入し、実際には設置スペースに入らなかったケースがあります。カタログの外寸は正確に確認したつもりでも、放熱スペースや扉の開閉スペースを考慮していなかったため、結局置けなかったという失敗です。

特に、吊り戸棚の下に置く場合は、高さのギリギリで選ぶと失敗します。食洗機の上部には5〜10cmの放熱スペースが必要なため、天井や吊り戸棚との間に余裕がないと使えません。

シンクからの距離も重要です。排水ホースは1〜1.5m程度の長さしかないため、シンクから離れすぎた場所に置くと、排水できません。給水のしやすさも考えると、シンクの近くが理想的ですが、スペースの都合で遠くに置かざるを得ないこともあるでしょう。

コンセントの位置を確認せず、電源コードが届かなかったという失敗もあります。延長コードの使用は推奨されないため、コンセントの位置と設置場所の距離を事前に確認しましょう。

扉の開閉スペースを考慮していなかった失敗も多いです。前開きタイプは、手前に扉を開くため、前方に50cm程度のスペースが必要です。通路が狭いキッチンでは、扉を開くと通れなくなることもあります。

思ったより食器が入らなかったケース

容量に関する失敗も少なくありません。

カタログに「12点収納」と書いてあったので十分だと思ったら、実際には自分の食器が入らなかったケースがあります。食器のサイズや形状によって、実際に入る量は変わります。特に、大きめの皿や深めの丼は、カタログの想定より場所を取ることがあります。

鍋やフライパンを洗いたかったのに、庫内の高さが足りず入らなかったという失敗もあります。小型モデルは庫内高が低いため、調理器具が入らないことがあるのです。自分が洗いたいものが入るか、店頭で実物を確認するか、庫内寸法をしっかりチェックしましょう。

食器を効率よく配置するコツを掴むまで時間がかかり、最初は全然入らないと感じることもあります。慣れれば上手に配置できるようになりますが、期待していたほど入らないと感じる人もいます。

まな板やボウルなど、大型の調理器具を洗いたい場合は、庫内の奥行きと高さを十分に確認しましょう。コンパクトモデルでは、こうした大物は入らないことが多いです。

音・振動が気になった例

静音性に関する失敗も報告されています。

カタログに「静音設計」と書いてあったのに、実際に使ってみると思ったより音が大きかったケースがあります。運転音は40〜50dB程度ですが、設置場所や建物の構造によっては、予想以上に響くことがあります。

特に、ワンルームや1Kで寝室とキッチンが同じ空間にある場合、夜間に使うと睡眠の妨げになることがあります。深夜に使う予定の方は、静音性を最重視すべきです。

振動が床や壁に伝わり、隣の部屋に響いてしまったという失敗もあります。食洗機は洗浄時に水を噴射するため、多少の振動は避けられません。防振マットを敷くなどの対策が必要になることもあります。

排水時の音が意外と大きいという声もあります。排水ポンプの音や、排水がシンクに落ちる音が気になる場合、排水ホースの位置を工夫するか、深夜の使用を避けるなどの対処が必要です。

音や振動の感じ方は個人差が大きいため、レビューを参考にしつつ、可能なら店頭で実機の音を確認するのが確実です。

一人暮らしで後悔しにくい食洗機の選び方:まとめ

最後に、一人暮らしで食洗機選びに失敗しないためのポイントを総まとめします。

まず、自分の生活スタイルを冷静に分析しましょう。自炊の頻度、食器の量、キッチンのスペース、予算などを明確にします。

設置スペースを正確に測定し、本体サイズだけでなく、放熱スペースや扉の開閉スペースも考慮します。コンセントの位置、シンクまでの距離も確認しましょう。

容量は、自分が1日に使う食器の量を基準に選びます。12〜16点収納できるモデルが一人暮らしの標準ですが、自炊が多い方はやや大きめ、少ない方は小さめでも良いでしょう。

タンク式か分岐水栓かは、賃貸なら基本的にタンク式が無難です。給水の手間を許容できるかが判断基準となります。

静音性は、ワンルームや1Kなら40dB以下のモデルを選びましょう。寝室とキッチンが分かれていれば、多少音が大きくても問題ありません。

洗浄力は、レビューを参考にしつつ、予洗いの有無を確認します。完全に予洗い不要なモデルは少ないため、軽くすすぐ程度の手間は覚悟しておきましょう。

価格は、予算に応じて選びますが、3万円台のエントリーモデルでも十分使えます。長く使う予定なら、5〜7万円台の中価格帯を選ぶと満足度が高いでしょう。

実店舗で実物を確認し、庫内のサイズ感や操作性を体験することも大切です。オンラインレビューも参考にしつつ、最終的には自分の目で確かめましょう。

迷ったら、まずは手頃なタンク式モデルから始めて、使い勝手を確認するのも賢い選択です。食洗機が自分の生活に合わないと感じたら、フリマアプリなどで売却することもできます。

何より大切なのは、食洗機があることで本当に生活が楽になるか、自分の生活スタイルに合っているかを見極めることです。食器洗いの手間から解放されたいという明確な動機があり、設置スペースと予算に余裕があるなら、食洗機は一人暮らしの生活を大きく変える便利な家電になるでしょう。

置いて水を入れるだけ。賃貸でもすぐ使える

最後までお読み頂きましてありがとうございました。(^^♪

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