はじめに
大相撲の新星として注目を集める大の里が、昭和以降最速となる9場所での大関昇進を果たしました。
24歳という若さでの昇進に伴い、その収入も驚異的な伸びを見せています。
今回は、大の里関の収入構造と、相撲界特有の金銭事情について詳しく見ていきましょう。
驚異の収入構造
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— NHK金沢放送局 (@nhk_kanazawa) November 13, 2024
基本給与
新大関としての月給は250万円。年間で計算すると約3000万円となります。しかし、これは基本給与に過ぎません。
2024年の収入内訳(1月~9月)
- 懸賞金:4362万円
- 優勝賞金:2000万円(5月、9月の2回分)
- 三賞賞金:1600万円(8回分)
- 基本給与:1460万円
特に注目すべきは9月場所での活躍で、わずか15日間で277本の懸賞金を獲得。これは831万円に相当する金額です。
相撲界の給与体系
相撲界の給与は番付によって明確に規定されています。
- 横綱:月給300万円
- 大関:月給250万円
- 小結・関脇:月給180万円
- 幕内:月給140万円
- 十両:月給110万円
- 幕下以下:無給(場所手当のみ)
出世に伴う必要経費
収入の増加と同時に、地位に応じた出費も増えていきます。
主な必要経費
- 新十両昇進時
- 明荷(あけに):約20万円
- 紋付袴:約50万円
- 絹の締め込み:約100万円
- 化粧まわし:100万円以上
- 幕内昇進時
- 染抜き(四股名入り着物):100万円以上
- 大関昇進時
- 行司への装束:30~120万円/一式
お中元文化
幕内以上の力士には、独特のお中元文化があります。四股名入りの浴衣地の反物を贈る習慣で、100人以上に贈ることも珍しくありません。
一反3,000円~1万円するため、総額は相当な金額になります。
新大関・大の里の収入 まとめ
大の里関の快進撃は、相撲界に新風を吹き込むと同時に、力士としての収入の可能性を示す好例となっています。
24歳という若さでの年収1億円突破は、彼の実力と相撲界の経済的な魅力を物語っています。
今後も大関としての活躍が期待される大の里関。さらなる収入増加の可能性とともに、その相撲人生の展開に注目が集まります。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。(^^♪