はじめに
バスケットボールには様々な記録や用語がありますが、その中でもよく耳にするのが「ダブルダブル」という言葉です。
この記録は、選手の多才さやパフォーマンスを示す指標の一つとして、バスケットボールファンやプレイヤーにとって重要な意味を持ちます。
本記事では、ダブルダブルの基本的な意味や達成条件、歴代の記録について詳しく解説します。
目次
ダブルダブルとは?基本の意味と達成条件
河村くん前半で10アシスト、8得点(2/3P)1リバウンド🔥🔥今日は初勝利とダブルダブル期待します‼️
— mayuko iwao/ Jbasket photographer (@may3ko) November 20, 2024
会場から“yuki〜yuki〜" 子供たちの声援が凄い😊
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ダブルダブルとは、バスケットボールの試合において、選手が5つの主要な統計項目の中から2つで10以上の記録(2桁)を達成することを指します。
対象となる5つの統計項目
- 得点
- リバウンド
- アシスト
- スティール(ボールを奪う回数)
- ブロックショット(相手のシュートを防ぐ回数)
たとえば、ある選手が1試合で「得点15、リバウンド12」を記録した場合、この試合でダブルダブルを達成したことになります。
よくある達成の組み合わせ
- 得点 + リバウンド
フォワードやセンターといった内側のポジションの選手が達成しやすい組み合わせです。彼らは得点とリバウンドの機会が多いポジションに立っています。 - 得点 + アシスト
ガードの選手が多く達成します。ガードはゲームメイクを担当しながら得点にも絡む場面が多いからです。
ダブルダブルの重要性
選手の多才さを示す指標
ダブルダブルを達成するには、特定の項目だけでなく複数のスキルを持つ必要があります。
たとえば、得点力に加えてリバウンド力、またはアシスト力も兼ね備えなければなりません。
そのため、ダブルダブルは選手の多才さや試合への貢献度を評価する重要な指標となっています。
試合の勝敗に与える影響
ダブルダブルを記録する選手がいる試合では、その選手がチームにとって非常に貢献している証拠です。
リバウンドやアシストが多いことは、攻守両面での活躍を意味し、チーム全体のパフォーマンス向上につながります。
NBAにおけるダブルダブルの頻度と歴代記録
NBAではダブルダブルは非常に一般的な記録です。ほぼすべての試合で誰かが達成していると言っても過言ではありません。
ここでは、歴代の記録保持者や特筆すべき選手たちを紹介します。
歴代ダブルダブル記録保持者(得点 + リバウンド)
- ティム・ダンカン(830回)
「ビッグ・ファンダメンタル」の異名を持つ彼は、長年にわたって堅実なプレイでダブルダブルを積み重ねてきました。 - カール・マローン(811回)
歴代2位の彼は、リバウンドと得点の両方でチームに安定した貢献をしました。 - ケビン・ガーネット(741回)
オールラウンドなプレーが特徴で、攻守両面で活躍しました。
得点 + アシスト記録保持者
- ジョン・ストックトン(709回)
NBA歴代最多アシスト記録を持つジョン・ストックトンは、得点とアシストの両方で常に高い水準を維持していました。 - スティーブ・ナッシュ(436回)
華麗なパスと卓越したシュート力で多くのダブルダブルを達成しました。
特別なダブルダブル記録
NBAの歴史には、特筆すべきダブルダブルの記録も存在します。
連続試合記録
- ウィルト・チェンバレン
歴代最多の227試合連続ダブルダブル記録を保持しています。この記録は圧倒的な身体能力とスキルを示しています。 - ドマンタス・サボニス
現代NBAでは、サボニスが61試合連続という合併後最長記録を達成しました。
最年少記録
- トレイシー・マグレディ(18歳175日)
若くしてNBA入りした彼がデビュー早々に記録したダブルダブルは、バスケットボール界に衝撃を与えました。
最年長記録
- ディケンベ・ムトンボ(42歳289日)
ベテラン選手でありながら、最後まで高い競技力を維持していました。
ダブルダブルの魅力
ダブルダブルは選手の試合中の貢献度を端的に示すだけでなく、ファンにとっても楽しみの一つです。
どの選手が次に達成するのか、歴代記録を超える瞬間が訪れるのかといったドラマがあります。
また、選手が試合を支配する姿を見ることは、スポーツ観戦の醍醐味でもあります。
ダブルダブル まとめ
ダブルダブルは、バスケットボールの統計において重要かつ魅力的な記録です。
特にNBAでは頻繁に見られますが、それぞれの記録には選手の努力とスキルが詰まっています。
歴代の偉大な選手たちが残した記録を知ることで、バスケットボールの奥深さや楽しさをさらに感じることができるでしょう。
バスケットボール観戦の際は、ぜひダブルダブルを意識して選手のプレーを楽しんでみてください!
最後までお読みいただきましてありがとうございました。(^^♪