はじめに
札幌雪まつりといえば大通会場の大雪像が有名ですが、実はもう一つの主役が「氷像」です。透明感のある氷の彫刻は、雪像とはまったく違う幻想的な美しさを持ち、特に夜のライトアップは息をのむほどの魅力があります。
この記事では、氷像が展示されるすすきの会場の詳細から、最も美しく見える時間帯、写真撮影のコツ、防寒対策まで、氷像を最大限楽しむための情報を徹底解説します。大通会場とセットで訪れることで、札幌雪まつりの魅力をより深く味わえるはずです。
夜の氷像撮影は手がかじかみやすいです
札幌雪まつりの氷像はどこで見られる?会場と特徴を解説
札幌雪まつり
— チョコミント (@yDcn2aABm5uIm65) February 11, 2025
すすきの会場には素敵な氷像が🧊✨
氷の🏓卓球場が😍
元卓球部🏓だったんですけど…
全然打ててませんね😂 pic.twitter.com/DHL1runC5q
札幌雪まつりで氷像を楽しむなら、訪れるべき場所は決まっています。氷像専門の会場の特徴を理解しておきましょう。
氷像が展示されるのは「すすきの会場」
札幌雪まつりの氷像は、「すすきの会場」に集中して展示されています。すすきのは札幌最大の繁華街で、飲食店やネオンサインが立ち並ぶエリアです。この会場では、氷の透明感を活かした彫刻作品が約60基展示され、繁華街の華やかな雰囲気と相まって独特の魅力を生み出しています。
すすきの会場が氷像専門の会場となったのは、1983年からです。大通会場が雪像中心であるのに対し、すすきの会場は氷像に特化することで、差別化と役割分担が図られました。繁華街という立地を活かし、夜の観光資源として発展してきた経緯があります。
会場の特徴は、街路に沿って氷像が並ぶコンパクトな構成です。歩道や駅前通りに氷像が展示されているため、買い物や食事のついでに気軽に立ち寄れる利便性があります。大通会場のような広大な敷地ではありませんが、密度の高い展示で見応えは十分です。
氷像は触れることもできるため、近くで質感を楽しんだり、氷越しに写真を撮ったりと、インタラクティブな楽しみ方ができるのも大きな特徴です。
すすきの会場の場所とアクセス方法
すすきの会場は、札幌市中央区のすすきのエリア、具体的には南4条通から南7条通までの駅前通りを中心に展開されています。地下鉄南北線「すすきの駅」が最寄り駅で、駅を出ればすぐに会場エリアです。
大通会場からのアクセスも非常に便利で、地下鉄で1駅、徒歩でも約15分の距離です。大通公園から南に向かって歩けば、自然とすすきの会場に到着します。途中、札幌の街並みを眺めながらの散策も楽しめるため、天気が良ければ徒歩移動もおすすめです。
すすきの会場は繁華街の中心部にあるため、周辺には飲食店が豊富です。氷像見学の前後に、札幌名物のラーメンやジンギスカン、海鮮料理を楽しむことができます。また、ホテルも多く、宿泊場所からのアクセスも良好です。
駐車場は繁華街のため非常に限られており、料金も高額です。公共交通機関の利用が確実で効率的でしょう。地下鉄の1日乗車券を購入すれば、大通会場とすすきの会場を何度でも行き来できて便利です。
氷像の展示数と会場の規模感
すすきの会場では、例年約60基前後の氷像が展示されます。大通会場の数百基の雪像と比べると数は少ないですが、氷像は雪像よりも制作が難しく、一つ一つのクオリティが高いのが特徴です。
会場の長さは約400メートルほどで、ゆっくり見て回っても30分から1時間程度で全体を鑑賞できます。コンパクトな規模だからこそ、疲れずに集中して氷像の美しさを楽しめるのがメリットです。
氷像のサイズは、小さなものは高さ1メートル程度、大きなものは3メートルを超えるものまでさまざまです。人物像、動物、魚、抽象的なアート作品など、モチーフも多岐にわたります。特に氷の中に本物の魚を閉じ込めた作品は、すすきの会場の名物として毎年人気を集めています。
会場全体が歩道や道路沿いに展開されているため、一方通行のように順路を進むのではなく、気になった氷像を自由に見て回るスタイルです。混雑していても身動きが取れないほどではなく、自分のペースで鑑賞できる雰囲気があります。
雪像中心の大通会場との違い
大通会場とすすきの会場は、同じ札幌雪まつりでありながら、雰囲気も楽しみ方も大きく異なります。
最も大きな違いは、展示物の素材です。大通会場は雪像が中心で、白くて不透明な質感が特徴です。一方、すすきの会場の氷像は透明で、光を通す美しさがあります。この違いが、それぞれの会場の個性を生み出しています。
会場の雰囲気も対照的です。大通会場は公園という開放的な空間で、家族連れや観光客が日中から賑わう明るい雰囲気です。対してすすきの会場は、繁華街のネオンと氷像が融合した都会的で大人な雰囲気があります。
楽しみ方の時間帯も異なります。大通会場は昼夜どちらも見応えがありますが、すすきの会場は圧倒的に夜がおすすめです。氷像は内側から照らされたり、カラフルにライトアップされたりすることで真価を発揮します。
また、大通会場は広大なため2〜3時間かけて回るのに対し、すすきの会場は30分〜1時間でコンパクトに楽しめます。時間が限られている場合でも、すすきの会場なら気軽に立ち寄れるのが魅力です。
両会場を訪れることで、札幌雪まつりの多様な魅力を体験できます。
夜の氷像撮影は手がかじかみやすいです
雪像と何が違う?氷像ならではの魅力と見どころ
2月4日から始まる札幌雪まつりのすすきの会場。ネオンの中に浮かび上がる氷像たち、ほんとキレイなんだよ。
— つこちい|北海道コンシェルジュ (@tuko_English25) January 17, 2025
一週間で壊しちゃうのがもったいないくらい見応えあり。
すしざんまいの氷像にはホンモノのお魚が埋め込まれてて、ちょっとしたアー ト展示みたい。… pic.twitter.com/OotsUIBoGn
氷像は雪像とはまったく異なる美しさを持っています。その独特の魅力を理解することで、より深く楽しめます。
氷像と雪像の素材・見た目の違い
氷像と雪像の最大の違いは、使用する素材です。雪像は雪を圧縮して固めたもので、白く不透明な質感があります。表面はマットで、彫刻の陰影が美しく映えるのが特徴です。
一方、氷像は氷のブロックを削り出して作られます。氷は透明または半透明で、光を通す性質があるため、内側から照明を当てることで幻想的な輝きを生み出します。ガラス細工のような繊細な美しさがあり、見る角度によって表情が変わります。
制作技術も異なります。雪像は大きな雪の塊から削り出すダイナミックな作業ですが、氷像はチェーンソーやノミを使った精密な彫刻技術が求められます。氷は雪よりも硬く、扱いが難しいため、制作には高度な技術が必要です。
耐久性にも違いがあります。雪像は気温が高いと溶けやすく、表面が劣化しやすいのに対し、氷像は比較的劣化が少なく、クリアな状態を保ちやすい特性があります。ただし、氷像も暖かい日には溶けるため、期間中の維持管理には注意が必要です。
素材の違いが、それぞれ異なる芸術性を生み出しているのです。
氷像ならではの透明感と光の演出
氷像の最大の魅力は、透明感と光の演出です。氷は光を通すため、内側からLED照明で照らすことで、氷像全体が宝石のように輝きます。
特に人気なのが、氷の中に色とりどりの光を閉じ込めたような演出です。赤、青、緑、紫など、さまざまな色にライトアップされた氷像は、まるで生きているかのように光り輝きます。時間によって色が変化する作品もあり、見飽きることがありません。
氷像の透明感は、背景を透かして見せる効果もあります。すすきのの繁華街のネオンサインや建物が氷越しに見えることで、都会的でモダンな美しさが生まれます。この背景との融合は、雪像にはない氷像ならではの魅力です。
また、氷の表面は光を反射するため、周囲の光を集めてキラキラと輝きます。カメラのフラッシュや街灯が当たると、氷像全体が輝き、写真映えする瞬間が生まれます。
光と氷の相互作用が生み出す美しさは、夜のすすきの会場でこそ最大限に楽しめます。この幻想的な世界観が、多くの人を魅了し続けているのです。
魚や彫刻作品など氷像の代表的なモチーフ
すすきの会場の氷像には、さまざまなモチーフが用いられますが、いくつか代表的なものがあります。
最も有名なのが、氷の中に本物の魚を閉じ込めた作品です。カニ、サケ、マグロなど、北海道を代表する海の幸が氷の中に封じ込められ、まるで水族館のような展示になっています。魚の細部まではっきり見え、氷の透明感が魚の美しさを際立たせます。この作品は毎年すすきの会場の目玉として注目を集めています。
人物像や動物の彫刻も人気です。氷で彫られた人物や動物は、透明感があるため神秘的な雰囲気を醸し出します。特に龍や不死鳥などの伝説上の生物は、氷の質感と相まって幻想的な世界観を表現しています。
抽象的なアート作品も多く見られます。曲線や幾何学模様を組み合わせた作品は、光の当たり方によってさまざまな表情を見せ、現代アートのような洗練された美しさがあります。
また、すすきのらしくお酒のボトルやグラスをモチーフにした作品もあり、繁華街ならではのユーモアが感じられます。会場の雰囲気とリンクしたモチーフ選びも、氷像の魅力の一つです。
大人向けと言われる理由と楽しみ方
すすきの会場は「大人向け」と言われることがありますが、その理由はいくつかあります。
まず、会場の立地です。すすきのは札幌最大の歓楽街で、居酒屋やバー、クラブなどが立ち並ぶエリアです。氷像見学の後に、お酒を楽しんだり、夜の街を散策したりと、大人ならではの楽しみ方ができます。
氷像の芸術性も、大人の感性に訴えるものが多いです。透明感と光の演出が生み出す洗練された美しさは、静かに鑑賞するのに適しており、落ち着いた雰囲気で楽しめます。大通会場のような賑やかさとは異なる、しっとりとした大人の時間が流れています。
また、夜の時間帯がメインとなるため、仕事帰りに立ち寄る地元の人や、ディナー後に訪れるカップルが多いのも特徴です。デートスポットとしても人気で、ロマンティックな雰囲気を楽しめます。
もちろん、子ども連れでも楽しめますが、大通会場の賑やかさやつどーむ会場の体験型アトラクションと比べると、静かに鑑賞する要素が強いため、大人向けと言われるのです。
お酒を片手に氷像を眺め、札幌の夜を満喫するという大人の楽しみ方が、すすきの会場の醍醐味と言えるでしょう。
夜の氷像撮影は手がかじかみやすいです
いつ行くのがベスト?氷像が一番きれいに見える時間帯
さっぽろ雪まつり 馬の氷像の前でライブしてました!
— きゅ (@mhrb_asterisk) February 11, 2024
大阪から来た脳内パステルっていいます!!
メンバーも、ファンも、運営さんも、みんな楽しくてアホでみんな仲良くて、胸張って自慢の推しグループって言える最高のアイドルです!!
今日も明日も札幌でライブします!
よろしくお願いします!! pic.twitter.com/IuEReiNPoU
氷像は時間帯によって見え方が大きく変わります。それぞれの時間帯の特徴を理解して、目的に合った訪問時間を選びましょう。
昼間に見る氷像の雰囲気とメリット
昼間のすすきの会場は、夜とはまったく違う表情を見せます。太陽光のもとで見る氷像は、透明感がより際立ち、氷の質感や彫刻の細部がはっきりと見えます。
昼間のメリットは、氷像の構造や技術をじっくり観察できることです。彫刻の線や表面の仕上げ、氷のつなぎ目など、制作者の技術の高さを確認できます。氷の中に閉じ込められた魚も、自然光のもとでリアルに見え、細部まで観察できます。
また、昼間は比較的空いているため、人混みを避けてゆっくり鑑賞できます。写真撮影も、他の人が写り込む心配が少なく、自分のペースで撮影できるのが利点です。
気温の面でも、昼間は夜より数度高いため、寒さが苦手な方や高齢者、小さな子ども連れには昼間の訪問がおすすめです。特に晴れた日の午前中から昼過ぎは、比較的暖かく、快適に見学できます。
ただし、昼間の氷像はライトアップがないため、夜ほどの華やかさはありません。氷像本来の美しさを純粋に楽しみたい方や、技術面に興味がある方には昼間も魅力的です。
夜のライトアップが人気の理由
すすきの会場の真骨頂は、やはり夜のライトアップです。日没後に照明が点灯すると、会場全体が幻想的な雰囲気に包まれます。
夜の氷像は、内側からLEDライトで照らされ、色とりどりに輝きます。赤、青、緑、紫など、さまざまな色に変化する氷像は、まるでイルミネーションのような華やかさです。時間によって色が変わる演出もあり、見る度に新しい発見があります。
すすきのの繁華街のネオンサインと氷像のライトアップが融合した景色は、都会的で洗練された美しさがあります。昼間の静かな雰囲気とは打って変わって、活気と煌めきに満ちた空間になります。
氷の透明感は、夜の照明によって最大限に引き出されます。光が氷の中を通り抜け、複雑に反射することで、宝石のような輝きが生まれます。この美しさは、夜にしか味わえない特別なものです。
夜のすすきの会場は、写真映えも抜群です。暗闇の中で輝く氷像は、SNS映えする写真が撮りやすく、多くの来場者がカメラを向けています。
夜の時間帯は混雑しますが、その賑わいもまた雪まつりの魅力の一つです。多くの人が集まり、笑顔で氷像を楽しむ光景は、祭りならではの雰囲気を感じさせてくれます。
写真撮影におすすめの時間帯
写真撮影を重視するなら、目的に応じて時間帯を選ぶのがポイントです。
最もおすすめなのは、夕暮れ時(16時〜17時半頃)です。この時間帯は、まだ空にわずかに明るさが残っている中でライトアップが始まるため、空の青みと氷像の輝きの両方を写真に収められます。完全に暗くなる前のこの時間帯は、「ブルーアワー」とも呼ばれ、最も美しい写真が撮れるゴールデンタイムです。
完全に日が暮れた後(18時以降)も、ライトアップが最高潮に達し、氷像が最も美しく輝きます。この時間帯は背景が暗いため、氷像の光が際立ち、コントラストの強い印象的な写真が撮れます。
人混みを避けて撮影したいなら、平日の昼間(11時〜14時頃)がおすすめです。この時間は来場者が少なく、氷像の前で人が写り込まない写真を撮ることができます。自然光での撮影になるため、氷の透明感をクリアに写せます。
逆に、賑わいや祭りの雰囲気を写真に収めたいなら、週末の夜(18時〜20時)が最適です。多くの人が氷像を楽しむ光景も含めて撮影すれば、雪まつりのリアルな雰囲気が伝わる写真になります。
混雑を避けやすい時間の狙い目
すすきの会場で混雑を避けたいなら、時間帯選びが重要です。
最も空いているのは、平日の午前中から昼過ぎ(10時〜15時頃)です。この時間帯は観光客がまだホテルでゆっくりしていたり、大通会場を訪れていたりするため、すすきの会場はかなり空いています。じっくり氷像を観察したい方には最適な時間帯です。
夜の時間帯でも、21時以降になると人出が落ち着いてきます。ライトアップは22時まで行われているため、閉場時間ギリギリを狙うのも一つの手です。ただし、周辺の飲食店も混雑が落ち着く時間なので、食事と合わせて計画するのが良いでしょう。
週末を避けて平日に訪れるだけでも、混雑は大幅に緩和されます。特に雪まつり開催期間の前半の平日は、比較的空いている傾向があります。
混雑のピークは、週末の夜18時〜20時頃です。この時間帯は避けるか、混雑を覚悟して訪れる必要があります。ただし、すすきの会場は大通会場ほど混雑せず、会場がコンパクトなため、混雑していても比較的スムーズに見学できます。
時間に余裕があれば、昼と夜の両方を訪れるのも良いでしょう。それぞれ異なる魅力を楽しめます。
夜の氷像撮影は手がかじかみやすいです
写真映えする氷像を撮るには?おすすめスポットと撮影のコツ
札幌市で北海道の冬の祭典「さっぽろ雪まつり」開幕しました。設置された雪像と氷像は計202基に上り、ドジャースの大谷翔平選手と愛犬デコピンの雪像も登場し注目を集めました。#さっぽろ雪まつり #大谷翔平 #ShoheiOhtani pic.twitter.com/pBkPLN8fDy
— 時事通信社写真部 (@jiji_shashinbu) February 4, 2025
氷像は被写体として非常に魅力的ですが、美しく撮影するにはいくつかのコツがあります。
ネオン×氷像が映える撮影スポット
すすきの会場の大きな魅力は、繁華街のネオンサインと氷像のコラボレーションです。この組み合わせを活かした撮影スポットをご紹介します。
最もおすすめなのは、氷像の背景にすすきのの看板やネオンが入るアングルです。氷像を手前に配置し、背景に飲食店の明るい看板を入れることで、すすきのらしい都会的な写真になります。氷の透明感とネオンの華やかさが融合した、独特の雰囲気を演出できます。
交差点付近の氷像もおすすめです。信号や車のライト、行き交う人々を背景に入れることで、動きのある活気に満ちた写真が撮れます。長時間露光で撮影すれば、車の光跡が流れるような幻想的な効果も得られます。
氷像越しに他の氷像やネオンを撮影する構図も面白いです。透明な氷を通して見える背景が二重写しのようになり、奥行きのある写真になります。この撮影方法は、氷の透明感を最大限に活かせます。
また、地面に映る氷像の反射も見逃せません。路面が濡れている日や雪解けの日は、地面に氷像が映り込み、シンメトリーな美しい写真が撮れます。
スマホでもきれいに撮るための設定ポイント
一眼レフがなくても、スマートフォンで十分美しい氷像の写真が撮れます。いくつかの設定とコツを押さえておきましょう。
夜間撮影では、スマホのナイトモードを活用しましょう。iPhoneの「ナイトモード」やAndroidの「夜景モード」を使うと、暗い場所でも明るくクリアに撮影できます。手ブレ補正も自動で効くため、三脚がなくても安定した写真が撮れます。
HDRモードをオンにすることも重要です。HDRは明暗差が大きい場面で効果を発揮し、氷像のライトアップと暗い背景のバランスを自動で調整してくれます。白飛びや黒つぶれを防ぎ、全体がきれいに写ります。
フラッシュは基本的にオフにしましょう。フラッシュを使うと氷像の表面だけが明るくなり、ライトアップの美しい色が消えてしまいます。氷像本来の輝きを活かすには、自然な照明で撮影することが大切です。
撮影時は、画面を長押ししてピント(フォーカス)と明るさを固定する「AE/AFロック」機能を使いましょう。氷像の明るい部分にピントを合わせることで、ぼやけずにシャープな写真が撮れます。
グリッド線を表示させて、水平を保つことも忘れずに。氷像が傾いて写ると不安定な印象になるため、画面のグリッドに合わせて水平・垂直を意識しましょう。
人混みを避けて撮影するコツ
混雑時でも、工夫次第で人が写り込まない写真を撮ることができます。
最も効果的なのは、縦構図でのアップ撮影です。氷像に近づいて縦にフレーミングすれば、周囲の人を画角から外せます。氷像の細部やテクスチャーに焦点を当てた写真は、迫力もあり、芸術的な仕上がりになります。
タイミングを待つことも重要です。人気の氷像でも、人の流れには波があります。数分待てば人が少なくなる瞬間が訪れるので、そのタイミングでシャッターを切りましょう。
ローアングルやハイアングルからの撮影も効果的です。地面スレスレから見上げるように撮影すれば、背景に空が入り、人が写りにくくなります。逆に高い位置から見下ろす構図も、人を避けるのに有効です。
人をあえて入れる場合は、シルエットとして活用しましょう。氷像と人物のシルエットを組み合わせることで、スケール感や雰囲気のある写真になります。人物の表情が写らないように逆光で撮影すれば、プライバシーも守れます。
夜間撮影時の注意点
夜の氷像撮影は美しい反面、いくつか注意すべき点があります。
まず、手ブレ対策です。夜間は光が少ないため、スマホやカメラのシャッタースピードが遅くなり、手ブレしやすくなります。撮影時は脇を締めて体を安定させるか、壁や手すりにカメラを押し当てて固定しましょう。可能なら小型の三脚やスマホスタンドを持参すると便利です。
バッテリーの消耗も早くなります。寒さでバッテリーの持ちが悪くなるうえ、夜間撮影はさらに電池を消費します。モバイルバッテリーを持参し、撮影の合間にスマホをポケットに入れて温めるなどの工夫をしましょう。
暗い場所での移動には十分注意してください。撮影に夢中になっていると、足元の凍結路面や段差に気づかず転倒する危険があります。撮影は立ち止まって行い、移動時は周囲をしっかり確認しましょう。
他の来場者への配慮も忘れずに。混雑時に長時間同じ場所を占拠したり、三脚を広げて通行の妨げになったりしないよう、周囲に気を配りましょう。フラッシュをオフにすることで、他の人の鑑賞を邪魔しない配慮も大切です。
夜の氷像撮影は手がかじかみやすいです
寒さ・安全は大丈夫?氷像見学前に知っておきたい注意点
絶賛、雪まつり中で
— マグ・道産子バイク女子@両手首リハビリ@年越宗谷岬@SSTR1000km@日本縦断日本16極一筆書き (@mag0728bike) February 9, 2025
街に人が溢れ過ぎている札幌
動画はすすきのの氷像❄️
朝起きたら声が出なさ過ぎたw
そして日中に暖かくて道が溶けて
夜に道が凍り道がツルツルで
絶対に手をついて転けないようにと
言われてましたが…派手に転けました😂
皆様も毎日寒いので
風邪などにはお気をつけて🙋♀️ pic.twitter.com/xLavGtqo0i
すすきの会場は屋外のため、寒さ対策と安全への配慮が重要です。快適に楽しむための注意点を確認しておきましょう。
氷像会場で特に冷え込む時間帯
すすきの会場は大通会場に比べてコンパクトですが、寒さは同様に厳しいため、時間帯による気温の変化を理解しておくことが大切です。
最も冷え込むのは、夜20時以降です。日没後は気温が急激に下がり、体感温度はマイナス10度を下回ることも珍しくありません。特に風が強い日は、体感温度がさらに5〜10度低く感じられます。夜のライトアップ見学を計画している方は、最大限の防寒対策が必要です。
夕暮れ時(16時〜18時頃)も要注意です。太陽が沈むと急速に気温が下がるため、昼間の服装のままでは寒く感じます。この時間帯に訪れる場合は、日中よりも一段階厚着をしておくことをおすすめします。
すすきの会場は繁華街の中にあり、建物に囲まれているため、大通会場ほど風が強くないこともあります。しかし、駅前通りは風の通り道になりやすく、ビル風が吹くこともあるため、油断は禁物です。
比較的暖かいのは、晴れた日の昼間(11時〜15時頃)です。この時間帯でも気温はマイナス前後ですが、太陽が出ていれば体感温度は多少和らぎます。寒さに弱い方は、この時間帯の訪問を検討しましょう。
会場滞在時間は30分〜1時間程度ですが、寒さで思ったより早く体が冷えます。こまめに温かい場所に避難する計画を立てておくことが重要です。
安全に楽しむための注意点とマナー
氷像会場を安全に楽しむために、いくつかのルールとマナーを守りましょう。
まず、氷像には触れても良い場合と触れてはいけない場合があります。基本的に多くの氷像は触れることができますが、壊れやすい部分や尖った部分には「触らないでください」という表示がある場合があります。表示をよく確認し、指示に従いましょう。
氷像は非常に冷たいため、素手で長時間触れると凍傷のリスクがあります。特に子どもは皮膚が薄く、凍傷になりやすいため、触る際は手袋をしたまま、短時間にとどめることが大切です。
足元の安全にも注意が必要です。会場内の路面は雪で覆われていたり、凍結していたりすることが多く、非常に滑りやすくなっています。急いで移動したり、走ったりせず、ゆっくりと慎重に歩きましょう。特に氷像の周辺は水滴で濡れていることがあり、さらに滑りやすくなっています。
氷像の下や近くには、照明機材や電源ケーブルが設置されている場合があります。これらに引っかからないよう、足元をよく見て歩きましょう。特に夜間は暗くて見えにくいため、注意が必要です。
混雑時は、立ち止まって撮影する際に後ろの人の通行を妨げないよう配慮しましょう。撮影は手早く済ませ、長時間同じ場所を占拠しないことが大切です。
氷像は溶けやすいため、熱い飲み物を氷像に近づけたり、触れたりしないよう注意してください。また、故意に氷像を傷つけたり、壊したりする行為は絶対に避けましょう。
子ども連れ・高齢者が気をつけたいポイント
子ども連れや高齢者がすすきの会場を訪れる際には、特別な配慮が必要です。
子ども連れの場合、まず寒さ対策を徹底しましょう。子どもは大人よりも体温調節機能が未発達なため、寒さを感じやすく、体調を崩しやすくなります。帽子、マフラー、手袋は必須で、防寒着も大人以上にしっかりと着せてください。足元もスノーブーツなど、保温性と防水性のある靴を選びましょう。
子どもは氷像に興味を持ちやすく、触りたがる傾向があります。氷に長時間触れると凍傷の危険があるため、必ず手袋をさせたまま触らせ、長時間の接触は避けるよう見守りましょう。また、氷像によじ登ったり、無理に引っ張ったりしないよう、事前に注意を促すことが大切です。
路面の凍結による転倒リスクも高いため、子どもから目を離さず、手をつないで歩きましょう。走り回らないよう注意し、氷像の周辺の濡れた路面では特に慎重に行動させてください。
高齢者の場合も、防寒対策は最優先です。特に血行が悪くなりやすいため、使い捨てカイロを腰や背中に貼るなど、体の芯から温める工夫をしましょう。長時間の屋外滞在は避け、20〜30分程度で近くのカフェや店舗に入って休憩することをおすすめします。
高齢者は転倒リスクが高く、転倒すると骨折などの重傷につながりやすいため、足元には特に注意が必要です。滑り止め付きの靴を履き、必要に応じて杖を使用しましょう。付き添いの方は、高齢者の歩くペースに合わせ、腕を支えるなどのサポートをしてください。
すすきの会場は繁華街のため、周辺に休憩できる飲食店やカフェが豊富にあります。体調に不安がある場合は、無理せず早めに屋内で休憩を取りましょう。
服装・防寒対策の最低ライン
すすきの会場を訪れる際の服装は、大通会場と同様に本格的な防寒対策が必要です。最低限必要な装備をチェックしておきましょう。
アウターは、厚手のダウンコートやスキーウェアなど、風を通さない防寒性の高いものが必須です。軽量ダウンや薄手のコートでは、札幌の冬の寒さには対応できません。膝下まで丈があるロングコートがベストで、お尻や太ももまでしっかり覆えるものを選びましょう。
インナーは重ね着が基本です。ヒートテックなどの発熱素材のインナーを着た上に、セーターやフリースを重ね、さらにアウターを着る三層構造が理想です。特に夜の時間帯に訪れる場合は、インナーの重ね着を忘れずに。
帽子、マフラー、手袋は絶対に欠かせません。耳が隠れる帽子やニット帽、首元を完全に覆えるマフラーやネックウォーマー、厚手の手袋を用意しましょう。手袋はスマホ対応のものを選べば、写真撮影時に便利です。
靴は、滑り止めのついたスノーブーツが最適です。防水性と保温性があり、足首まで覆うタイプなら、雪が靴の中に入る心配もありません。普通のスニーカーや革靴では滑りやすく危険なので、避けてください。靴下も厚手のウール素材を選び、必要に応じて重ね履きしましょう。
使い捨てカイロは、背中、腰、そしてつま先用を複数持参することをおすすめします。特につま先用カイロは、長時間歩く雪まつりでは必需品です。寒さを感じる前に貼っておくことで、快適に過ごせます。
すすきの会場は会場自体がコンパクトで滞在時間も短めですが、周辺を散策したり、他の会場に移動したりすることを考えると、万全の防寒対策が必要です。「少し大げさかな」と思うくらいの準備で、ちょうど良いと考えましょう。
夜の氷像撮影は手がかじかみやすいです
札幌雪まつりの氷像:まとめ
札幌雪まつりの氷像は、すすきの会場でしか味わえない特別な魅力があります。透明感のある氷の彫刻、夜のライトアップが生み出す幻想的な世界、繁華街のネオンとの融合による都会的な美しさ。これらは大通会場の雪像とはまったく異なる、氷像ならではの魅力です。
昼間の氷像は技術の高さと透明感を楽しめ、夜の氷像はライトアップによる輝きと色彩の変化で訪れる人を魅了します。どちらの時間帯にも異なる良さがありますが、すすきの会場の真骨頂は夜のライトアップです。繁華街の賑わいと氷の輝きが織りなす景色は、札幌の夜を代表する光景と言えるでしょう。
写真撮影を楽しむにも、静かに芸術作品として鑑賞するにも、あるいは食事やお酒と合わせて大人の時間を過ごすにも、すすきの会場は多様な楽しみ方ができる場所です。防寒対策をしっかりと行い、安全に配慮しながら、氷像の美しさを存分に味わってください。大通会場とセットで訪れることで、札幌雪まつりの魅力をより深く、より広く体験できるはずです。
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