はじめに
米国のハイテク株を中心に投資できる「QQQ(インベスコQQQトラスト)」は、多くの投資家に人気のETF(上場投資信託)です。
しかし、近年はQQQに連動する投資信託も登場し、個人投資家にとって選択肢が増えています。本記事では、QQQとそれに関連する投資信託を比較し、どの選択肢が最適かを解説します。
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QQQとは?
$QQQ #NASDAQ pic.twitter.com/Z52tlTKQm0
— kkern (@kkernttb) March 2, 2025
QQQは、NASDAQ-100指数に連動するETFで、アップル、マイクロソフト、アマゾン、エヌビディアといった米国の大手テクノロジー企業を中心に構成されています。
成長性が高い一方で、ハイテク株の比率が高いため市場の変動に影響を受けやすい特徴があります。
QQQの主な特徴
- NASDAQ-100指数に連動
- テクノロジー銘柄が多い
- 運用コストが比較的低い(経費率0.2%)
- 高いパフォーマンスを誇る
QQQ関連の投資信託一覧
QQQに直接投資できるETFだけでなく、日本国内で購入可能な投資信託もいくつか存在します。以下は代表的な商品です。
1. iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
- 信託報酬:0.429%(税込)
- 特徴:NASDAQ-100指数に連動し、QQQとほぼ同じ値動きをする
- メリット:少額投資が可能、積立NISA対応
2. 楽天・米国成長株式インデックス・ファンド(楽天QQQ)
- 信託報酬:0.38%(税込)
- 特徴:QQQを主要投資対象とするファンド
- メリット:楽天証券での取り扱いが多く、積立投資が容易
3. eMAXIS NASDAQ100インデックス
- 信託報酬:0.44%(税込)
- 特徴:QQQと同じNASDAQ-100指数に連動
- メリット:幅広い証券会社で購入可能
QQQと投資信託の比較
項目 | QQQ(ETF) | iFreeNEXT NASDAQ100 | 楽天QQQ | eMAXIS NASDAQ100 |
手数料 | 0.2% | 0.429% | 0.38% | 0.44% |
配当 | あり | なし | なし | なし |
購入方法 | 証券会社で株式取引 | 投資信託として購入 | 投資信託として購入 | 投資信託として購入 |
最低投資額 | 1株単位 | 100円から | 100円から | 100円から |
積立NISA対応 | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
どの投資方法を選ぶべき?
投資スタイルによって最適な選択肢は異なります。
- 少額投資・積立NISAを活用したい場合 → 投資信託(iFreeNEXT NASDAQ100、楽天QQQ、eMAXIS NASDAQ100)がおすすめ。
- 配当を受け取りたい場合 → QQQ(ETF)が適している。
- 手数料を抑えたい場合 → 直接QQQを購入するのが最もコストパフォーマンスが良い。
QQQとは:まとめ
QQQは米国ハイテク株に集中投資できる魅力的な商品ですが、投資信託を利用することで少額からの積立が可能になります。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分に合った投資方法を選ぶことが大切です。長期的な成長を期待しながら、自分に合った資産運用を目指しましょう!
最後までお読み頂きましてありがとうございました。(^^♪