今から不動産投資をして、不動産物件を仕入れようと思っていたら、事故物件が売りに出ていました。安いので買った方がいいか迷っています。という人のために記事を書いています。
記事は事故物件とはどういう物件の事を言うのか？黙っててもいいのか？事故物件を購入する事のメリットとデメリットなどを解説しています。
目次
事故物件とは
不動産物件を取り扱うには気をつけなければいけないことが多々あります。事故物件の場合は特に気を付けなければなりません。
事故物件とは対象の不動産物件で、事故や事件とか何かの理由で死亡（病死は含まれない）などがあった物件を言います。「心理的瑕疵」がある物件のことをいいます。
売買しても大丈夫？告知義務は？
事故物件のことをしっかりと理解しているのであれば、売買しても大丈夫です。購入者本人の考え方ひとつです。
全く気にしないのであれば購入するのもOK！です。ただし自分が住むのであればいいのですが、借家を考えた場合はやめたほうが無難です。
事故物件は普通の物件よりは価格が下がっていると思います。借家をする場合は入居者の募集が難しいと思います。
入居者の立場で考えてみたら事故があった不動産物件には住みたくないです。と考えるのが普通と思います。
借家にする場合でも重要事項説明書で説明をしなければいけませんし告知義務があります。
事故物件を購入するメリット・デメリットは？
事故物件を購入するメリット
事故物件でない物件と比べてみても、事故物件は確実に販売価格が下がります。
販売価格を下げなくては売却することがかなり難しいです。なので不動産の値段が随分と安く購入できることです。
逆に事故物件を売却するときは、売却することが難しいので販売価格を下げるしか方法はありません。
不動産物件というのは販売できて初めてお金に変わります。不動産を販売できなければお金を手にすることができません。
しかし事故物件でも担保価値はあります。金融機関が評価する担保価値は十分にあります。
デメリット
事故物件で生活するのはちょっと気になりますね。
気にならないのであれば関係ありません。気持ちの持ち方一つですね。事故物件を再販する時は、どうなるか？ということだけです。難しいですね！
それと事故物件安く買って賃貸物件として扱って家賃を安くしても、事故があったという情報が耳に入れば入居者は少ないと思います。
不動産業者に入居者を募集してもらう場合は、不動産業者は説明する義務があります。内緒にはできないのです。
事故物件を扱った体験記
友達に不動産会社の営業マンがいました。営業マンの成績はいつも上位にランクされていました。しかし金遣いが荒くて、かなりの借金を作っていました。
借金を解消するために金融機関からお金を借りることにしていたのですが、なかなかお金を借りることができませんでした。
不動産情報の中で安い物件を見つけることができました。事故物件です。
事故物件というのは、そこでいろんな事件が起こったりしたという物件です。事故物件を買うことにしてオーバーローンを組むことにしたのです。
「オーバーローンを組む」とは、住宅の購入と住宅の購入以外の目的での借り入れをすることです。
以前は、金融機関はオーバーローンを組むことができませんでした。
住宅ローンは、ただ単に住宅の購入資金だけでした。それも自己資金も持っていなければ住宅ローンを組むことができませんでした。
当時の借金が300万円ぐらいあったようです。物件の査定価格は1200万円ぐらいでした。
担保価値としては十分な金額で値段も当初は800万円ぐらいで売りに出ていたのですが、買い手がなかなかつかなくて、営業マンが持ち主と直接交渉して500万円で買うことにしました。
住宅ローンでオーバーローンを組むためには、家主（売主）さんの協力が必要です。売買価格のところも含めて協力してもらいました。
事故物件の売買金額を1200万円にしてもらい、売買契約書を作りどうにか住宅ローンを組むことができ借金の支払いを済ますことができました。
後日談ですがまた借金を作ってしまってしまいました。家を手放したかったんですが、売却することができず、夜逃げする羽目になりました。
未だに連絡がつきません。結果高いものについたかどうかはわかりませんが,,,
借主の年収と物件自体の銀行の評価額です。仲介手数料とか諸費用とかは住宅ローンの中に組み入れることができませんでした。
自己資金もある程度必要でしたので、ローンを組むことが難しかったのです。
当時流行っていたのは所得の申告をして、年収を増やす方法とかが随分はやっていたようです。今は手数料とか諸費用とかは、全て金融機関が融資をしてくれます。
当時は全て融資をするということができなかったので、オーバーローンを組むこと自体が難しかったのです。
まとめ
今回は不動産で事故物件が売りに出ているが買ってもいい？買うメリット・デメリット？について解説しました。
事故物件の情報はすぐに周りに知れ渡ります。周りが知らなければ売買でも賃貸でもいいのですが、今はそういう情報は買主や借主に対して説明義務があります。
自分で住むということで購入することはOK！ですが,,,
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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現在は住宅ローンが組み易い状況にあります。なのでいい案件があれば、ローンを利用していい物件を手に入れたらいいですね。
