今から不動産会社を設立して不動産投資を考えているあなたに、初心者がよく間違いをおかしやすいことを書いています。
初心者の不動産投資の失敗例や不動産投資の失敗に対応するにはどうすればいいのか!という事を記事にしています。参考にしてください。
目次
初心者の不動産投資の失敗例6つと対応方法は?
失敗例の多くは不動産業者の言いなりになって不動産投資物件を購入してしまう。ということがよく見かけられます。
失敗例①:利回りだけ見て購入してしまった
①不動産業者がよくすすめる不動産投資物件は表面利回りと実質相利回りも良い場合があります。
対応方法と理由:この場合は築年数をよく検討することが大事です。営繕費や修理費が予想以上にかかる場合があります。できることは営繕費や修理費用を出して、利回りの計算をしてみる。そして判断をするということが大事です。
失敗例②:不動産業者に言われるまま購入してしまった
②表面利回りが良くて実質利回りは悪い場合は、不動産業者のいいなりにはならず自分でよく調べることが大事です。「近い将来にこの近辺にどこそこの企業が進出してきます。」 とかです。
対応方法と理由:いくらでも自分で調査することはできます。調査して判断することです。
失敗例③:よく検討せずに購入してしまった
③1棟アパートや1棟マンション買いの場合、安い不動産投資物件が出たので慌てて購入してしまった。
対応方法と理由:空室リスクや築年数を検討することが大事です。不動産投資物件をよく見れて調べれば分かります。
失敗例④:節税目的で不動産投資物件を購入してしまった
④本来の投資目的ではなくて、節税目的で不動産投資物件を購入してしまった。
対応方法と理由:節税は不動産投資物件が赤字になった場合に使えるものです。不動産投資物件が赤字になるような投資物件を買うべきではありません。本末転倒になってはいけません。
失敗例⑤: 入居者を確認せずに不動産投資物件を購入してしまった
⑤不動産投資物件を購入する場合は入居者を確認する必要があります。
対応方法と理由:どのような人が入居しているか、確認することが大事です。
評判の悪い人が入居していると入居率が悪くなるのは当然のことです。
失敗例⑥:競売物件を確認しないで購入してしまった
⑥競売物件などを購入する場合は物件を自分の目でよく見て確認することが第一です。対象物件の確認をする必要があります。入居者についても調査する必要があります。
対応方法と理由:競売物件は部屋の中を確認できないことが多いのですが、物件調査書などで色々と確認できることがあります。情報をよく調べることが大事です。
初心者の不動産投資の失敗の理由は?
初心者の不動産投資で失敗する人の特徴と共通点:学ぼうとしない・計画性がない!
学ぼうとしない人
学ぼうとしない人:融資を受けて不動産投資をする場合は家賃収入を考えてローンの返済をします。計画していた入居率が悪いと返済計画は狂ってしまいます。家賃収入があるの返済額を下回ってくると手持ち資金で負担するようになります。
早く計画通りになればいいのですが計画通りにいかない場合は、手持ち資金が無くなってしまうとどうすることもできません。
できることといえば不動産投資をした物件を安い金額で売却することになって大きな借金が残ってしまって、最悪自己破産と言うことになることもあります。大きな失敗です。
また不動産投資物件を選ぶ場合に表面利回りばかりに気持ちが回って築年数を考えずに経年劣化のための営繕や補修工事にお金がかかってしまって、採算が合わなくなって失敗したりする人のことです。
計画性がない人
計画性がない人:不動産投資をする場合は自己資金を増やすことは大事です。借入金が少ないほど楽な不動産経営ができます。このようなことを考えずに銀行から借りられるだけお金を借りて不動産投資物件に投資をして進んで行く人です。
考え方としては、ただ「どうにかなるだろう?」という考え方の人です。何か問題が出てきた場合は…?というような考え方をしない人です。
不動産投資の失敗に対応するにはどうすればいいの?
事前に不動産投資と不動産物件について勉強することと、不動産投資は計画を立てて実行していくことです。お金を貯めていくことです。
不動産投資で成功する人の特徴と共通点
・努力する人
・計画性がある人
・繰り上げ返済をする人
30代のあなたなら趣味などにお金を使いたいと思いますが、不動産投資を考えているのであれば少しずつでもお金を貯めることです。
そして不動産投資をする場合はお小遣いなどのお金を不動産投資に回すという考え方が大事です。繰り上げ返済を考えることが大事です。
20年後・30年後・40年後を考えて計画を立てて、少しずつでも借入金を減らす計画を立てるべきです。そして計画通りに進んでいっているのであれば不動産投資物件を1つ1つ増やして行く考え方が必要です。
例えば不動産投資物件の選び方や不動産投資を進めていく方法などを学んでいれば、どのような不動産投資物件を選んだらいいのか、理解することができているはずです。
表面利回りばかりを見て不動産投資物件を選んだりすることは無いはずです。無駄遣いをしないで少しのお金でも貯金しながら不動産投資物件の自己資金に回していたはずです。
返済計画を立てながら、この不動産投資物件は築何年経っているから何年後にいくらぐらいのお金をかけて補修をして運営していく。
そして何年後に売却をする、場所がいいのでリフォームをして売却しないで運営していく。などの計画を立てて購入していると思います。
だけどしっかりした計画を立てていても不動産投資は100%成功するとは限りません。リスクも多いのです。そのためにリスクを減らすための行動をしなければいけません。リスクを減らす行動をとっていれば不動産投資を限りなく成功に近づけることはできます。
不動産投資の失敗とはトータルで赤字になることを言います。成功は利益を出すことを言います。最終的な収支で判断するべきなのですが運用中の場合の判断はとても難しいのです。
私の友人が競売物件を購入して不動産経営をしようと思って写真だけで判断してしまいました。 利回りも良くて価格もとても安かったので慌てて購入したようです。
しかし落札して落札物件を見に行ったら部屋の中はひどく荒れていてゴミ屋敷のようになっていたようです。
競売物件には通常の物件と違って内覧ができません。瑕疵担保責任を負いません。なので競売物件を扱う場合は 信頼できる不動産業者とかその道のプロに任せた方がいいようです。
競売物件に限らず、不動産投資物件を購入する場合は必ず自分の目で確認することが大事です。
まとめ
今回は「初心者の不動産投資の失敗例6つと対策方法と理由は?」という事を解説しました。
不動産投資に失敗した例などを見てみると、不動産業者の言いなりになって自分でよく調査しなくて購入してしまうことが多いです。
失敗しないために大事なことは計画を立てて勉強する事がとても重要です。よく勉強していれば不動産業者の言いなりになることはないと思います。
そしてお金がとても大事です。無駄遣いはしないで少しずつでも計画を立てて貯金をすることが大事です。30代のあなたであれば確実に行動することができます。 計画を立てて前に進んでいきます。頑張りましょう!