・ミニバスの練習や試合をする時のルールが分からない?
・「今の審判の笛は何のホイッスルなのか?」
・「どうして試合時間が止まったのか?」
今回は、このような悩みを解決します。
ミニバス初心者のためのミニバスの簡単なルールや試合の流れ方を書いています。
ミニバス初心者のためのルールはどのようなルールがありますか?
「今の審判の笛は何のホイッスルなのか?」分からないことがあります。
ミニバスの場合で試合時間が止まる時はファールかバイオレーションの2つです。当然チャージドタイムアウトやフリースローの時は試合時間が止まります。
試合時間が止まったらファールかバイオレーションと思っても大丈夫です。
バイオレーションの中でも特に分かりにくいのがトラベリングです。
今回はバイオレーションの解説をしていきます。
ミニバス バイオレーションの種類と説明
トラベリング
ボールを持って3歩以上歩いてはいけません。
バイオレーションの場合は全て相手ボールのスローインから始まります。ボールを出す位置(スローイン)はトラブルがあった一番近くのエンドかサイドラインからスローインします。
ダブルドリブル
ドリブルをしている時に一旦ドリブルを止めて両手(片手でも)でボールを保持して、再びドリブルを始めたらダブルドリブルになります。
3秒ルール
オフェンス(攻撃するとき)の時にフリースローレーンの中に3秒以上入っていたら3秒ルールが適用されます。
5秒ルール
スローインする時に5秒以上ボールを出さなかったら5秒ルールが適用されます。
5秒ルールが微妙です。スローインしたボールがフロアーにあたるか、プレイヤーに当たるまでの時間が5秒ルールの対象になります。ほとんどの審判員はそこまでは確認していません。
フリースローをする時は審判からボールを貰って5秒以内にシュートをしなければ、5秒ルールが適用されます。
2本目のフリースローをした時に、リングに当たらなかったらバイオレーションになって、相手のボールになり、フリースローラインの延長線上のサイドラインからのスローインです。
24秒・14秒ルール
24秒ルールとはマイボールになってから24秒以内にシュートをしなければバイオレーションです。
24秒以内にシュートをして、シュートをしたボールがリングにあたれば14秒ルールの対象になります。
シュートを打ってボールがリングにあたった時に、24秒の時間の残りが14秒より少ない場合は14秒ルールが適用されて、残り時間が14秒から開始です。
残りの時間が14秒より多いときはそのまま継続します。相手チームにファールが有った時も適用されます。
ヘルドボール
ジャンプボールシチュエーションになります。
ジャンプボールシチュエーションの場合は交互のボールになります。
アウトオブバウンズ(ラインタッチ)
ゲーム中にボールがコートの外に出た場合をいいます。最後のプレイヤーに当たった反対側のチームのボールになります。
スローインする位置はボールがコートの外に出た一番近くのエンドラインかサイドラインからです。
ラインのどこを踏んだらラインタッチになるか?ラインの幅は5㎝あります。
ラインの幅の一番内側の線がコート内のラインになります。
スローインする場合はラインを全部踏まなければラインタッチになりません。コートの内側から見ればラインを少しでも踏んだらラインタッチになります。
ゴールテンディング
シュートしたボールが最高到達点を通過して落ちてくる時のボールに触るとゴールテンディングが適用されます。
ディフェンス側が触ると得点になります。オフェンス側が触ると相手ボールになりスローインからスタートします。
インターフェア
シュートをしたボールがリングの上にある時にネットやリング・バックボードに触れてはいけません。
ディフェンス側が触ると得点になります。オフェンス側が触ると相手ボールになりスローインからスタートします。
ミニバスの試合の流れ(進み方)は?
試合の始まり方
向かい合って「お願いします!」という挨拶から始まります。
試合のスタートは、ジャンプボール(ティップオフ)から始まります。
2Q目からは、ジャンプボールを取られたチームからの攻撃になります。
試合中にジャンプボール(ジャンプボールシチュエーション)になった時は攻撃の権利が相手側に移ります。
試合時間が止まる時
バイオレーションやファールが有ったら時間が止まります。
タイムアウト・フリースローがある時も時間が止まります。
試合の終わり
試合は1クォーターを4回やります。同点の場合は大会規定で決められた通りにします。
向かい合って「ありがとうございました!」という挨拶をして試合の終わります。
試合に出ることができる人数
試合に出ることができる人数は5人です。ゲームは4Q(クォーター)あります。
ゲームの試合時間
1Q(クォーター)が6分です。「6ー1-6ー5-6-1-6」
6分間ゲームをして1分休み、6分を4回します。
1分のインターバル(休憩)が2回あり、5分間のハーフタイム(休憩)があります。
4Qが終わっても決着がつかないときは、延長戦に入ります。
延長は3分間です。その大会の規定によって延長戦が無い場合もあります。
その時は「引き分けになります。」
ゴールの得点
シュートは2点・フリースローは1点です。
フリースローはシュートをうってバスケットのリングに当たるまでフリースローラインを踏んでも出てもいけません。その場合は得点になりません。
メンバーチェンジ
メンバーチェンジは、4Q(クオーター)だけできます!
4Q目のメンバーチェンジは何回でもできます。メンバーチェンジができる時はゲームの時間が止まった時と得点されたときにメンバーチェンジができます。
前もってTOに申告しておくことが必要です。それとプレーヤーが5ファールした時と、プレーヤーがケガをした時にメンバーチェンジが認められます。
バックパス&スリーポイントシュート
ミニバスは適用しません。
タイムアウト
各クォーターに1回取れます。時間は45秒間です。TOが35秒で合図します。合図があったらベンチを出るようにします。
ベンチに入る人数
ベンチに入れる人数はプレイヤーは15人とコーチ・アシスタントコーチ・マネージャーの3人です。
交代することができる人数
交代することができるメンバーは15人全て変わっても 大丈夫です。
メンバーチェンジをするタイミングは各Qが始まる時だけです。途中でメンバーチェンジはできません。4Q目だけメンバーチェンジができます。
ミニバスの場合は3クォーターまで10人を出場させなければいけません。それと1人のプレーヤーが1クォーターから3クォーターまで連続して出場することができません。
1Qと2Qと出場した場合は3Q目は出場できません。4Q目は出場できます。
審判の人数
基本的には2人です。
コミッショナー
ミニバスの基本はマンツーマンディフェンスをしなければいけません。ゾーンディフェンスをしてはいけません。ということを管理する人がコミッショナーと呼ばれています。
赤い旗と黄色い旗を持ってジャッジしています。黄色い旗は注意だけですが赤い旗が2度上がればペナルティになります。赤い旗が4回上がると監督は退場になります。
オフィシャル(T.O)の人数
・スコアラー(スコアを付ける人)が1人・タイマーが2人(ゲーム時間と24秒を測る人)
・得点を付ける人(得点表示器によって人数が異なります)試合会場で調整します。
ミニバス経験談・トラベリングの判定
トラベリングは言葉にしたら3歩以上歩いてはいけません、ということですが実際にプレイをする時のトラベリングの判定がとても難しいのです。
ボールを保持してからのドリブルの突き出しの判定が難しいのです。
スローモーションでドライブの突き出しをすればわかりやすいのですが、実際の試合になるとプレイヤーも必死でプレイするので突き出しのトラベリングの判断がとても難しくなってきます。
この突き出しのトラベリングで審判とベンチとの間でトラブルになることがあります。
特にミニバスの場合はトラベリングの判定でトラブルになることが多いです。
私も経験したことがありますが、「この審判はルールを分かっているのか?」と思っても、ゲーム中ではクレームはつけられないのです。
ハーフタイムとか試合が終わってからクレームをつけたことがありますが,,,
しかし審判もワッペンをつけているので、プライドがあるのでしょう。
聞いてもらえません。子供がかわいそうなんですよね。
子供は習ったことを一生懸命にプレーしているのです。
子供には「今のトラベリングはセーフ!」だから心配しなくても大丈夫だよ!と言って励ましています。
まとめ
今回は、【初心者向け】ミニバスの基本ルールと試合の流れを解説!という事を解説しました。
ミニバスのルールで知っていたらいいのは、トラベリングとダブルドリブルを知っていたら大丈夫です。このルールを知っていたら練習試合や市内戦の審判ができます。
ルールを覚えて子供たちと一緒にミニバスを楽しめたらいいですね。